長期強度を考慮した強化プラスチック複合管の機能監視調査 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.436-437 , 2021

発表番号 [5-35(R)]

Function monitoring survey of the FRPM pipe in consideration of long-term strength

Yoshiaki Nishibori[FRPM Pipes Association of Japan]・Toshihide Nonaka[FRPM Pipes Association of Japan]・Mitsuru Ariyoshi[Institute for Rural Engineering, NARO]

長期強度を考慮した強化プラスチック複合管の機能監視調査

○西堀 由章[強化プラスチック複合管協会]・野中 俊秀[強化プラスチック複合管協会]・有吉 充[農村工学研究部門]

管材の長期強度の更なる安全性を考慮して、長期強度を考慮した強化プラスチック複合管を新しく開発した。本管材について埋設時から通水時を含む1年間の変形を調査し、その安全性を評価した。結果として、たわみ率は1%以下、発生ひずみは50年後の極限曲げひずみ9,866×10-6と比較し、1/10程度のレベルで推移していることを確認した。

Keyword: 長期性能, 性能設計, ISO
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2021

発表番号 [T-1-4]

Development of water management support tools for the era of "smart agriculture”

Ryoei Ito[Graduate School of Bioresources, Mie University]・Kengo Miura[Faculty of Bioresources, Mie University]

「スマート農業」時代の水管理支援ツールの開発

○伊藤 良栄[三重大学大学院]・三浦 健吾[三重大学]

揚水機場ポンプの積算稼働時間をカメラで撮像し,画像処理により数字の読み取りを行った。テンプレートマッチングを用いることでメータ数字部を正確に切り出すことに成功した。二値化に大津の手法を用いることで輝度値が低い朝夕の数字認識率が向上した。また,7セグメントメータもテンプレートマッチングで数字を読み取ることを示せた。以上のことから,様々なデジタル式メータの数字認識への応用可能性が示唆された。

Keyword: 水田灌漑, 画像処理, 大津の方法
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2019

発表番号 [5-52]

Flow observation of the Tonle Sap River by ADCP and cause of decrease in observation accuracy

HIDETO FUJII[Faculty of Agriculture, Yamagata University ]・Takashi Nakamura[Dept. of Environmental Science and Technology, Tokyo Institute of Technology]・Sarann Ly[Institute of Technology of Cambodia]・Sambo Lun[Institute of Technology of Cambodia]・Sokchhay Heng[Institute of Technology of Cambodia]・Yoichi Fujihara[Fac. of Bio-resources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]・Keisuke Hoshikawa[Fac. of Engineering, Toyama Prefectural University]・Masato Nakata[Xylem-Japan]

トンレサップ川の流況のADCPによる観測と精度低下要因

藤井 秀人[山形大学]・中村 恭志[東京工業大学大学院]・リー サラン[カンボジア工科大学]・ルン サンボ[カンボジア工科大学]・ヘン ソクチャイ[カンボジア工科大学]・藤原 洋一[石川県立大学]・星川 圭介[富山県立大学]・中田 正人[ザイレムジャパン]

季節的に順流と逆流を繰り返すカンボジアトンレサップ川において,RTK-GPSを装備したADCPを用いた約1年間の観測値について,観測精度や精度低下要因について考察した.22回の観測のうち17回で往復誤差5%以内の観測精度が得られた.一方,流速の早い時期は高濃度の水中浮遊物が河床付近に発生しボトムトラッキングエラーの多発が確認され,RTK-GPSによる位置情報の有効性が確認できた.

Keyword: ADCP, 流量観測, トンレサップ川
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.826-827 , 2019

発表番号 [10-6]

The Study on Consumers' Perceptions and Satisfaction for Ecosystem Conservation

Takumi MORIYAMA[Faculty of Agriculture Utsunomiya University]・Yuusei ASAI[Faculty of Agriculture Utsunomiya University]

生態系保全米購入者の購入意識に関する研究−山形県元泉地区における事例−

守山 拓弥[宇都宮大学]・浅井 優星[宇都宮大学]

持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律等を背景に,生態系との調和に配慮した水田農業(生態系保全型水田農業)への取り組みが全国各地で展開されている。本研究では,生態系保全型水田農業を普及するための基礎知見として,山形県元泉地区のO農園を対象に,農家の生態系配慮の取り組みが実際の消費者にどれだけ認知されており,またその取り組みがどれくらい満足度に寄与しているのか明らかにすることとした。

Keyword: 環境教育, 環境保全, 生態系
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2018

発表番号 [7-35]

A guide to survey of farmland related slope disastar

toshinori sato[Rural Environment Division,Rural Policy Department,Rural Development Bureau, Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries]・masato asano[Rural Environment Division,Rural Development Department,Kinki Regional Agricultural Administration Office]・takashi mori[Rural Environment Division,Rural Policy Department,Rural Development Bureau, Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries]

「農地等斜面災害調査手引き」について

佐藤 俊典[農村振興局]・浅野 将人[近畿農政局]・森 高志[農村振興局]

斜面災害では被害拡大防止や対策を進める上で迅速な現場状況の把握が必要であるが、対応できる技術者は限られていることから、初動調査を斜面災害の経験のない行政機関職員が担う場合も多く、被害全容や拡大の見通し等の早期把握は必ずしも容易ではない。農林水産省農村環境課では、初動調査時のポイント等をとりまとめた「農地等斜面災害調査手引き」を作成したので、その概要を紹介する。

Keyword: 斜面災害, 初動調査, 手引き
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2017

発表番号 [8-16]

Mechanical Characteristics of Geosynthetic Clay Liners Installed in Small Earth Dams

SHIGEMOTO Rintaro[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・SAWADA Yutaka[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・SHIMIZU Keizo[MARUBENI TETUGEN CO., Ltd.,]・NISHIMURA Tatsuya[MARUBENI TETUGEN CO., Ltd.,]・KAMINOBU Koichi[Fukken Co., Ltd.]・KAWABATA Toshinori[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

ため池堤体内に設置されるベントナイト系遮水シートの力学特性に関する検討

重元 凜太郎[神戸大学大学院]・澤田 豊[神戸大学大学院]・清水 敬三[丸紅テツゲン(株)]・西村 達也[丸紅テツゲン(株)]・神信 浩一[復建調査設計(株)]・河端 俊典[神戸大学大学院]

ため池の改修時に,上流側堤体にベントナイト系遮水シートを用いる事例が増えつつあるが,その設計手法は確立されていない.本研究では,堤体内におけるシートの遮水性,せん断特性を検討するために,圧密試験ならびに一面せん断試験を実施した.その結果,覆土前にシートが浸潤すると遮水性は低下すること,シートの浸潤によりせん断強度が低下することが明らかとなった.

Keyword: ため池, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.720-721 , 2017

発表番号 [10-6]

Transpiration rate in Sugarcane field at Tokunoshima and Tanegashima

Takeuchi Shinichi[Minami Kyushu University]・Momii Kazuro[Kagoshima University]・Hiyama Hiroki[Kagoshima University]

徳之島と種子島のサトウキビ圃場の実蒸散量の算定

竹内 真一[南九州大学]・籾井 和朗[鹿児島大学]・肥山 浩樹[鹿児島大学]

鹿児島県徳之島と種子島における基幹作物であるサトウキビを対象に,茎内流量測定を行って,実蒸散量を評価した。両島の植栽密度が異なるのに対し、茎内流量の最大値はほぼ同様の値を示した。一方、水深単位の蒸散量は高温乾燥条件となる徳之島が一日あたり2.1mm/dであったのに対し、頻繁に降雨のある種子島は3.3mm/dであり、植栽密度と降雨量の差異が蒸散量の算定結果に大きく影響を及ぼした。

Keyword: 蒸発, 蒸発散,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.947-948 , 2016

発表番号 [10-6]

Classical Analysis of Density-Driven Groundwater Flow

Takeuchi Junichiro[Kyoto University, Graduate School of Agriculture]・Kawabata Makoto[Kyoto University, Graduate School of Agriculture]・Fujihara Masayuki[Kyoto University, Graduate School of Agriculture]

流れのある地下水における密度流の古典解析

竹内 潤一郎[京都大学大学院]・川畑 誠[京都大学大学院]・藤原 正幸[京都大学大学院]

流れのある地下水においては,流速やレイリー数に応じて密度流の様式が変化することが知られている.ここでは,フーリエ級数を用いて熱対流の発生条件に関する解析を行った.その結果,熱対流が発生するレイリー数に関する条件は,ベナール対流における発生条件と同様であったが,数値実験の結果から,これは必要条件であることが示唆される.また,解は地下水流速と同じ速度で移動する進行波解となることが示された.

Keyword: 地下水, 密度流, フーリエ級数
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.86-87 , 2015

発表番号 [S10-6]

Use of Elastic Waves for Safety Assessment of an Agricultural Pipeline - A Case Study of Gas-Liquid Flow Effects -

SUZUKI TETSUYA[Faculty of Agriculture, Niigata University]・TARUYA HIROYUKI[National Institute for Rural Engineering]・NAKA TATSUO[National Institute for Rural Engineering]

農業用パイプラインに発生する弾性波による非破壊安全性診断‐気液二相流を事例に‐

鈴木 哲也[新潟大学自然科学系(農学部)]・樽屋 啓之[(独)農研機構 農村工学研究所]・中 達雄[(独)農研機構 農村工学研究所]

本報では,パイプラインから発生する弾性波に関する非破壊検査分野での議論を概観し,農業水利システムの安全性診断への弾性波計測の適用と技術課題について気液二相流を事例に考察する.

Keyword: 農業用パイプライン, 弾性波計測,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2015

発表番号 [6-05]

Durability improvement of irrigation facility by planting works in Ghana

DAN haruyuki[JAPAN INTERNATIONAL RESEARCH CENTER FOR AGRICULTURAL SCIENCES]・HIROUCHI Shinji[JAPAN INTERNATIONAL RESEARCH CENTER FOR AGRICULTURAL SCIENCES]・OFORI Emmanuel[KWAME NKRUMAH UNIVERSITY OF SCIENCE AND TECHNOLOGY]・HIROSE Chikako[JAPAN INTERNATIONAL RESEARCH CENTER FOR AGRICULTURAL SCIENCES]

ガーナ国における植生工による水田水利施設の崩壊耐久性向上

團 晴行[(独)国際農林水産業研究センター]・廣内 慎司[(独)国際農林水産業研究センター]・オフォリ エマニュエル[クワメ・エンクルマ工科大学]・廣瀬 千佳子[(独)国際農林水産業研究センター]

ガーナ内陸低湿地では、日常的に生じる激しい降雨や維持管理不足などの理由により、水田水利施設が機能を満足に発揮していない状況にある。このため、農民自らの技術で造成可能で、かつ持続的に維持管理ができる低コスト水利施設の開発に取り組んでいる。現地に自生する植物資源を利活用した用排水路や水田畦畔の補強対策工について、植生工を施した施設性能が湛水時や洪水時においても保持されるか否かを評価した。

Keyword: 緑化, 土壌侵食, 圃場整備
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2014

発表番号 [6-28]

Study to Build a Distributed Water Circulation Model Incorporating Suspended Solid etc. Movement

NAWA Norio・YOSHIDA Takeo・HORIKAWA Naoki・KUDO Ryoji ・MINAGAWA Hiroki
[National Institute For Rural Engineering]

浮遊物質移動を組み込んだ分布型水循環モデルの構築

名和 規夫・吉田 武郎・堀川 直紀・工藤 亮治・皆川 裕樹
[農研機構 農村工学研究所]

   降雨による浸土壌劣化を受けた土地は全世界で約2.2億haに及ぶ。更に,福島第1原発事故後は浮遊物質とともに流下する放射性物質によって水田域の汚染拡大が懸念されるなど,浮遊物質の移動を時空間的に明らかにすることが重要な課題となっている。本研究では,浮遊物質の生産と移動の基礎理論を整理し,浮遊物質移動を組み込んだ分布型水循環モデルの構築し,ダム集水流域での浮遊物質移動の試算を試みるものである。

Keyword: 浮遊物質, ウォッシュロード, 分布型物質移動モデル
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [企-10-6]

Desgining Dessision Support System for Otimal Agricultural Production under Climate Change.

Kiura Takuji [NARO Agricultural Research Center]
Tanaka Kei [NARO Agricultural Research Center]

気候変動下における農業生産最適化支援システムの設計

○木浦卓治 [農業・食品産業技術総合研究機構]
田中 慶 [農業・食品産業技術総合研究機構]

インターネットを活用して、既存の作物モデル・土水モデル・ダウンスケール気象シナリオデータを組み合わせて多くの計算を実行するためのフレームワークを開発している。その応用例として、設計している、北陸の3県を対象とした、気候変動下での農業生産を最適化するシステムについて紹介する。

Keyword: 気象環境, IT, インターネット
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2011

発表番号 [6-07]

The Cases of the Privately Operateld Kleingartens

INOUE Mami [United Graduate School of Agricultural Science, Tokyo Univ. of Agri. and Tech.]
MAKIYAMA Masao [College of Agriculture, Ibaraki University]

個人が主体となって開設された滞在型市民農園の事例

○井上真美 [東京農工大学大学院連合農学研究科]
牧山正男 [茨城大学農学部]

滞在型市民農園(クラインガルテン,以下KG)は,全国に72地区ある(2011年4月現在,以下同).その開設主体は,行政(57地区,約8割)が中心だが,民間会社や個人など,行政以外が建設したもの(15地区,約2割)も近年では増えつつある.本稿では,行政以外によるもののうち,個人が開設し,管理運営を行っているKGの事例のいくつかについて,特に開設への経緯とその経費に注目して紹介する.

Keyword: 滞在型市民農園, 個人の出資, 開設主体
GET PDF=11/11006-07.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2010

発表番号 [6-11]

The reservoir area water purification program by local residents

Eto_Kimihiko [Hyogo Prefectural Kakogawaruuiki Land Improvement Office]

ため池の水質浄化にむけた地域の取組みについて

○栄藤 公彦 [兵庫県加古川流域土地改良事務所]

近年ため池周辺が都市化した地域では、周辺の生活環境の変化により、富栄養化した水質が原因となったアオコの発生等周辺環境の悪化を招いている。このため、ため池の水質浄化を図る水質浄化事業を契機に、ため池を管理する農業者がため池の特性を把握し、適正な水管理の実施や池内の資源利用による豊かな水辺空間の保全に取組む活動について報告する。

Keyword: ため池, 水管理, 資源循環
GET PDF=10/10006-11.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2009

発表番号 [6-11]

Examination of bentonite under sluiceway of embankment dam by swelling characteristic and impervious effect

Matsuda Kohei [Kobe University]
Uchida Kazunori [Kobe University]
Kawabata Toshinori [Kobe University]
Miyakawa Tomohiro [Kobe University]

ベントナイトの膨潤特性および遮水効果によるプレキャスト底樋改修工法の検討

松田 光平 [神戸大学農学研究科]
内田 一徳 [神戸大学農学研究科]
河端 俊典 [神戸大学農学研究科]
○宮川 智弘 [神戸大学農学部]

近年,ため池の機能低下が問題となっており,ため池の補修・改修においてプレキャスト底樋を用いた改修工法が提案されている.しかし,プレキャスト底樋施工の際には,地盤と底樋との間に隙間が生じ,人為的に水みちを発生させてしまうことが懸念される.そこで,本研究では,隙間に難透水性・膨潤特性を有するベントナイトを敷設することを提案し,膨潤圧試験,三軸透水試験,大型透水試験により水みち抑止効果を検証した.

Keyword: ベントナイト, 膨潤圧, 透水係数
GET PDF=09/09006-11.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2008

発表番号 [6-11]

Characteristics of Jamuna river embankment material and the use of sandbag

Bellal Hossain [Mie University, Faculty of Bioresources]
Sakai Toshinori [Mie University, Faculty of Bioresources]
Zakaria Hossain [Mie University, Faculty of Bioresources]

ジュムナ河川堤防材料の性質及び土嚢の利用について

○ベルラル ホッセイン [三重大学生物資源学研究科]
酒井 俊典 [三重大学生物資源学研究科]
座狩屋 保世院 [三重大学生物資源学研究科]

バングラデシュでは堤防破壊がしばしば発生し、社会経済的に多大のダメージを与え、人命や農作物などに被害を及ぼしている.本研究では,2007年度に現地調査を行い被害状況の確認を行った.その結果,現地の土質材料は堤防盛土として適切でなく,洪水による堤防浸食が発生しやすいことが分かった。また,堤防改修にあたって,一部で土嚢による改修工法が採用されているものの,工法を改良する余地があることが明らかとなった.

Keyword: バングラデシュ, 材料性質, 土嚢
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2007

発表番号 (5-10)

Fate of Nitrogen in Paddy Soil Applied Methane Fermentation Manure Liquid

Nakamura Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Funamoto Kensei [Wakayama Prefecture]
Mitsuno Toru [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

メタン発酵消化液を投入した水田土中の窒素動態

○中村 公人 [京都大学農学研究科]
船本 健正 [和歌山県]
三野 徹 [京都大学農学研究科]

水田土にメタン発酵消化液を投入した場合の窒素動態を明らかにし,その適切な投入計画に関する知見を得るために,現地試験と土中の窒素動態のモデル化を行った.その結果,消化液投入水田において有機態窒素の無機化量が多いことが示唆された.また,窒素形態変化(無機化,硝化,脱窒,揮発)を1次反応速度式で表し,移流分散方程式に組み込んだ水田土中の窒素移動モデルにより,中干し前までの無機化過程を推定した.

Keyword: メタン発酵消化液, 水田, 窒素動態
GET PDF=07/07005-10.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2006

発表番号 6-25

Properties of Porous Concrete  Under Drying‐Wetting Cycles

TSUKIOKA Susumu [Graduate School of Bioresources MieUniversity]
MIYATAKE Makoto [Graduate School of Bioresources MieUniversity]

乾湿繰返しを受けたポーラスコンクリートの性質

○月岡 存 [三重大学大学院生物資源学研究科]
宮武 眞 [三重大学大学院生物資源学研究科]

乾湿繰返し作用が低処理再生骨材を用いたポーラスコンクリート(POC)の性質に及ぼす影響を実験的に検討した。その結果,POCに低処理再生骨材を用いた場合にも砕石同様の耐乾湿繰返し抵抗性をもつことが分かった。また,乾湿繰返しにより生じる劣化を相対動弾性係数で評価できる可能性の大きいことが確認できた。さらに,乾湿繰返し作用を受けたPOCの動弾性係数を測定することにより,圧縮強度を推定することが可能であると考えられた。

Keyword: 乾湿繰返し, 再生骨材, ポーラスコンクリート
GET PDF=06/06006-25.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2005

発表番号 6-29

Study on Profiles of Asphalt Pavements and Car Moving Vibration in Farm Roads

hosomi yasuhumi [Tokyo University of Agriculture]
takeuchi yasushi [Tokyo University of Agriculture]
emukai toshihumi [Tokyo University of Agriculture]
maki tsuneo [Tokyo University of Agriculture]
Saito Masahiro [Fukushima Prefecture]

農道の路面性状と車両振動に関する研究

○細見 康文 [東京農業大学]
竹内 康 [東京農業大学]
江向 俊文 [東京農業大学]
牧 恒夫 [東京農業大学]
齋藤 正弘 [福島県]

農道舗装は,本来農業生産活動や農産物流通のために整備されるものであり,農産物の運搬中に著しく品質を下げず,安全に輸送するには良好な路面の平たん性が求められる.しかし,現状の農道では平たん性の低下から車両運搬中において路面凹凸から振動が発生し,荷痛みが生じる.日野らの調査結果より,農道における平たん性の適切な管理は今後重要な課題であることから,本研究は荷痛みと平たん性の関連について検討した.

Keyword: アスファルト舗装, 振動, 荷痛み
GET PDF=05/05006-29.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2004

発表番号 7-30

Application of the stable isotope ratio method to a food web in valley bottom paddy fields

Matsuzawa Shinichi [Utsunomiya Univ.]
Mizutani Masakazu [Utsunomiya Univ.]
Mori Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
Goto Akira [Utsunomiya Univ.]

安定同位体比法の谷津内食物網への適用

〇松澤 真一 [宇都宮大学大学院]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
森 敦 [独立行政法人農業工学研究所]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]

近年安定同位体比が食物網解析の解析に関して有効な情報を持っていることが明らかになってきている。この方法には食資源の系統・栄養段階、雑食の度合いといった情報が含まれる。しかし水田生態系にたいしてこの方法を用いた研究はこれまでにない。そこで本研究では安定同位体比法を水田食物網に適用する方法の確立を目指す。そのための方法として各栄養段階の試料の採取、分析と安定同位体比に影響を与える環境要因の把握を行う。

Keyword: 食物網, 安定同位体比, 谷津水田地帯
GET PDF=04/0407-30.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2003

発表番号 4-71

Study on Visco-elastic Model for Thermal Analysis of Asphalt Mixture

Masahiro YURUGI [Hirosaki University]
Toshio OHNO [Kajima Technicalb Research Institute]
Takahiro WATANABE [Kajima Corporation]

アスファルト混合物の温度応力解析における粘弾性モデルについて

○万木 正弘 [弘前大学 農学生命科学部]
大野 俊夫 [鹿島 技術研究所]
渡部 貴裕 [鹿島 九州支店]

フィルダム等の表面遮水に用いられるアスファルト混合物について、低温下におけるひび割れ発生を検討する目的で、粘弾性モデルによる温度応力解析法について研究を進めた。その結果、アスファルト混合物の力学的モデルは、転移点を境に大きく異なり、転移点以上であればMaxwellとVoigtモデルの組合せが、また転移点以下であればMaxwellだけのモデルが,その力学的挙動をよく表すことを明らかにした。

Keyword: アスファルト, 温度応力解析, 粘弾性モデル
GET PDF=03/0304-71.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.610-611 , 2002

発表番号 6-2

The condition of resident's participation for the maintenance of flower beds by neighborhood committee

Toshihiro Hattori [Kitasato University School of Vet. Medicine Animal Sci.]
Toshiyuki Imai [Kitasato University School of Vet. Medicine Animal Sci.]
Hiroshi Kobayashi [Kitasato University School of Vet. Medicine Animal Sci.]

町内会による花壇整備への住民の参加状況

○服部 俊宏 [北里大学獣医畜産学部]
今井 敏行 [北里大学獣医畜産学部]
小林 裕志 [北里大学獣医畜産学部]

花壇整備にどのような住民が参加しているかを明らかにするために,アンケート調査を実施した。花壇の整備によく参加しているのは居住歴が長く,花壇の近くで生活している人たちである。いつも参加している人たちの参加理由は町内がきれいになるといよいからと町内会の活動だからで,前向きな回答をしているのはいつも参加している人たちの特徴である。また,現在参加している人たちは今後の参加意向も高い。

Keyword: 住民参加, 町内会, 花壇整備
GET PDF=02/0206-02.pdf



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