複合ポアソンモデルを用いた日雨量特性の将来変化予測 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.226-227 , 2010

発表番号 [2-11]

Prediction of Future Change in Daily Rainfall Characteristics Using Compound Poisson Model

Chikamori Hidetaka [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
Nagai_Akihiro [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
Saeki_Atsushi [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]

複合ポアソンモデルを用いた日雨量特性の将来変化予測

近森 秀高 [岡山大学大学院環境学研究科]
永井 明博 [岡山大学大学院環境学研究科]
○佐伯 篤 [岡山大学大学院環境学研究科]

本研究では、岡山、札幌、敦賀、鹿児島における日雨量時系列に対する複合ポアソンモデルの適合性を吟味し、豪雨時における日雨量の分布の再現性を改善するためにモデルを改良した。また、このモデルを用いて、地域気候モデルにより予測された将来の月雨量に基づいて日雨量時系列を模擬発生させ、現在と比較した。その結果、いずれの地点でも100mmを超す日雨量の発生頻度や100年確率日雨量が増加傾向にあることが示された。

Keyword: 統計的ダウンスケーリング, 複合ポアソンモデル, 模擬発生
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