手取川扇状地の水理地質構造調査 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.244-245 , 2010

発表番号 [2-20]

Hydrogeological Survey of Tedori-gawa Fan

OKUYAMA TAKEHIKO [Faculty of Agriculture, Yamagata University]

手取川扇状地の水理地質構造調査

○奥山 武彦 [山形大学農学部]

石川県手取川扇状地の水理地質構造を調べるために,温度検層,電気探査等の調査を行った。扇央域の最低温度出現深度が深いのに対し,扇端域は浅かった。市街地に近いほど50m深温度は高く,また,1996年より浅部温度が上昇し,最低温度出現深度が低下していた。垂直電気探査による比抵抗断面から,沖積世堆積層に透水性の大きい層が存在し,深部ほど透水性が低いことが考えられた。

Keyword: 扇状地, 水理地質構造, 地下水
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