低平地河川からの溢水過程を考慮した流出現象のモデル化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.256-257 , 2010

発表番号 [2-26]

Incorporation of inundation processes to runoff modeling in low-lying rivers

Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineerign]
Horikawa Naoki [National Institute for Rural Engineerign]
Yoshida Takeo [National Institute for Rural Engineerign]

低平地河川からの溢水過程を考慮した流出現象のモデル化

増本隆夫 [(独)農研機構 農村工学研究所]
堀川直紀 [(独)農研機構 農村工学研究所]
○吉田 武郎 [(独)農研機構 農村工学研究所]

任意の時点,地点での流量や農地水循環を推定できる分布型水循環モデルは,様々な流域への適用が期待されるが,溢水が頻発する低平流域の計算は困難である.一方で,氾濫解析を行うための詳細な地形データが得られない流域も多い.ここでは下流低平域で河川からの溢水氾濫が多発する流域に分布型水循環モデルを適用するとともに,入手可能な標高データを用いて氾濫のモデル化を試み,流域内の小河川および本川で結果を検証した.

Keyword: 洪水流出, 氾濫, 分布型水循環モデル
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