砕・転圧盛土工法における底泥土の固化強度に及ぼす温度の影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.342-343 , 2010

発表番号 [3-14]

Effect of Temperature on Strength of Cement-mixed Muddy Soil

Kitajima Akira [技術センター土木研究部]
Tani Shigeru [施設資源部 部長]
Fukushima Shinji [建設本部土木エンジニアリングセンター]

砕・転圧盛土工法における底泥土の固化強度に及ぼす温度の影響

北島 明 [(株)フジタ]
谷 茂 [(独)農研機構 農村工学研究所]
○福島 伸二 [(株)フジタ]

著者らは,老朽化したフィルダムやため池の堤体改修を池内に堆積している底泥土や,これに工事に伴って発生する掘削土を加えた混合泥土を,セメント系固化材により所要の強度と遮水性を有するように固化処理して築堤土として利用する砕・転圧盛土工法1)により実施している。堤体改修工事は非潅漑期の冬季に行う場合が多く,寒冷地では低気温により底泥土や混合泥土の固化強度の発現が遅れるか,あるいは阻害されることがある。本稿は,あるフィルダムの堤体改修工事の例に初期固化土と砕・転圧土の両状態において固化強度に及ぼす温度の影響を調べた結果を報告するものである。

Keyword: 底泥土, 固化強度, 温度
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