獣害対策の継続が野生動物の出没状況に及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.684-685 , 2010

発表番号 [6-48]

The Influence on Wildlife Appearance by Continued Management of Uncultivated Farmland

Okumura Hirofumi [Graduate School of Agriculture,Kyoto University]
Kuki Yasuaki [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Takeyama Emi [Faculty of Agriculture, Ehime University]

獣害対策の継続が野生動物の出没状況に及ぼす影響

○奥村 啓史 [京都大学大学院農学研究科]
九鬼 康彰 [京都大学大学院農学研究科]
武山 絵美 [愛媛大学農学部]

荒廃地の除草管理の継続が動物の出没に及ぼす影響を調べることを目的として,和歌山県の水田農業集落を対象に,赤外線センサーカメラを用いた動物行動調査を行った。その結果,夜間の活動が多い「夜型」の動物は出没頭数の割合が増加したが,日中の活動が目立つ「昼型」の動物は減少した。また,管理実施地点では多くの動物の出没頭数が減少した。以上から管理の継続により,「昼型」の動物の出没頭数が減少することが示唆された。

Keyword: 獣害, 荒廃地管理, 赤外線センサーカメラ
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