持続的管理が可能な野生動物と農地のセパレーションゾーンの設計 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.686-687 , 2010

発表番号 [6-49]

Design of Separation Zone between Wildlife and Agricultural Field for Sustainable Management

Yasuaki Kuki [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Hirofumi Okumura [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Emi Takeyama [Faculty of Agriculture, Ehime University]

持続的管理が可能な野生動物と農地のセパレーションゾーンの設計

九鬼 康彰 [京都大学大学院農学研究科]
奥村 啓史 [京都大学大学院農学研究科]
○武山 絵美 [愛媛大学農学部]

和歌山県中山間水田農業地域において,防獣柵を基本要素としたセパレーションゾーンを創設し,アンケートにより有効性を検討した。荒廃地の草刈りは,防獣効果と同時に景観改善効果が評価された。一方,電気柵の位置を堤防や道路に変更したケースでは,防獣効果と同時に共同管理がしやすくなったとの評価を得た。共同管理下にある既存構造物の利用により,セパレーションゾーンの持続的な共同管理が容易になると考えられる。

Keyword: 獣害, セパレーションゾーン, 防獣ベルト
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