カラム流出実験による重金属の非線形吸着特性の推定 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.770-771 , 2010

発表番号 [7-40]

Inverse estimation of nonlinear sorption parameters of heavy metals from column outflow experiments

ASADA KEI [Department of Agriculture, Tokyo University of Agriculture & Technology]
SAITO HIROTAKA [Department of Agriculture, Tokyo University of Agriculture & Technology]
NISHIMURA TAKU [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, University of Tokyo]

カラム流出実験による重金属の非線形吸着特性の推定

○朝田 景 [東京農工大学農学部]
斎藤 広隆 [東京農工大学農学部]
西村 拓 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

重金属汚染土壌ではバッチ試験で求めた吸着特性が大きいにも関わらず,重金属が下層へ溶脱することが報告されている.本研究では,上層に汚染土壌,下層に非汚染土壌を模擬したカラムからの重金属流出特性を用いて,重金属移動に関するパラメータを逆解析によって推測した.バッチ試験による吸着特性の実測値からカラム試験による推定値を補正できれば,土壌汚染が地下水汚染を引き起こすリスクをより正確に評価することができる.

Keyword: 溶質移動, 土壌の重金属汚染, 吸着係数
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