イネ科・マメ科植物の根圏土壌におけるカドミウム挙動に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.772-773 , 2010

発表番号 [7-41]

Solubilization, Stabilization and Mass Flow of Cadmium in Rhizosphere of Barley and Yellow Lupine

Takamatsu Rieko [School of Veterinary Medicine, KITASATO University]
Oishi Shogo [Gratuate school of Veterinary Medicine and Animal Sciences, KITASATO University]
Tanaka Katsuyuki [School of Veterinary Medicine, KITASATO University]

イネ科・マメ科植物の根圏土壌におけるカドミウム挙動に関する研究

○高松 利恵子 [北里大学獣医学部]
大石 翔吾 [北里大学大学院獣医畜産学研究科]
田中 勝千 [北里大学獣医学部]

Cd汚染地の修復技術としてファイトレメディエーションを実用化させるには,土壌中,特に植物根の影響を受ける根圏土壌でのCd挙動が重要となる.本報ではイネ科・マメ科植物が根圏土壌のCdにおよぼす影響が異なると考え,ライゾボックス法を用いて灰色低地土に栽培したオオムギとキバナルーピンの根圏土壌におけるpHや形態別Cdの濃度を分析した.その結果,両植物の根圏土壌ではCd挙動が異なることが示せた.

Keyword: カドミウム, ファイトレメディエーション, 根圏土壌
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