環境配慮型水路の整備工法とベントス相 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.878-879 , 2010

発表番号 [8-36]

Benthic Fauna of each Construction Method of Environment-Conscious Canals

WATABE Keiji [National Institute for Rural Engineering]
KOIZUMI Noriyuki [National Institute for Rural Engineering]
TAKEMURA Takeshi [National Institute for Rural Engineering]
PARK Myoung Soo [National Institute for Rural Engineering]
MORI Atsushi [National Institute for Rural Engineering]

環境配慮型水路の整備工法とベントス相

渡部 恵司 [農村工学研究所]
小出水 規行 [農村工学研究所]
竹村 武士 [農村工学研究所]
朴 明洙 [農村工学研究所]
○森 淳 [農村工学研究所]

農業排水路のベントス相は底質により異なり,砕石はベントスの生息環境として適している.しかし細粒分が堆積すると生物量が減少する.適切な維持管理・出水による攪乱はベントス相の更新に貢献する.ユスリカのδ13Cは流速の大きなところで高く,深みのような流速の遅いところで低かった.流速は水深や底質など他の環境要因に影響するからユスリカのδ13Cを水域環境の多様性の指標として利用できる可能性がある.

Keyword: 生態系配慮, 生息場所の多様性, 炭素・窒素安定同位体比
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