ラオス北部焼畑地域における水食発生機構に関する一考察 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.586-587 , 2010

発表番号 [5-54(P)]

The study of water erosion mechanism under slash-and-burn cultivation in northern Laos

Kashiwagi Junichi [Research faculty of Agriculture, Hokkaido University]
Nishigaki Tomohiro [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Fujihara Yoichi [Japan International Reserch Center for Agricultural Science]
Hasegawa shuichi [Research faculty of Agriculture, Hokkaido University]

ラオス北部焼畑地域における水食発生機構に関する一考察

○柏木 淳一 [北海道大学大学院農学研究院]
西垣 智弘 [京都大学大学院農学研究科]
藤原 洋一 [国際農林水産業研究センター]
長谷川 周一 [北海道大学大学院農学研究院]

現場での土壌水分および降水量の観測結果と室内における土壌侵食枠試験結果から、ラオス北部焼畑地域における水食の発生機構について検討した。降雨強度が30mmh-1以上の雨は総降水量の1/4程度を占め、降水量の24〜34%が水食の要因となる表面流として流亡することが推定された。また表面流去水の発生には土壌クラストが深く関与しており、クラストは流去水量を増大するが、浸食土量を軽減させることを確認した。

Keyword: 表面流去水, 土壌侵食, 焼畑
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