非灌漑期の水田の湛水化がアカネ属の卵の発育と孵化に及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.832-833 , 2010

発表番号 [8-13(P)]

Effects of Winter-Flooded rice field on egg development and hatching in Sympetrum spp.

OSADA Yuki [Graduate School of Engineering, Tohoku University ]
UEDA Tetsuyuki [Ishikawa Prefectural University]
Jinguji Hiroshi [Miyagi University]

非灌漑期の水田の湛水化がアカネ属の卵の発育と孵化に及ぼす影響

長田 祐輝 [東北大学]
上田 哲行 [石川県立大学]
○神宮字 寛 [宮城大学]

本研究では、室内実験によって水田の冬期湛水化が赤とんぼ類の卵の発育や孵化率に及ぼす影響を実験により検証した。実験では、アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボの卵を用いて、卵が湛水条件下に置かれた時の卵(胚)の発育と孵化率について調べた。ナツアカネやノシメトンボのように乾燥〜湿った場所に産卵を行う種は、湛水かつ高温条件で卵が短期間で孵化する可能性が示唆された。

Keyword: 冬期湛水, アカネ属, 胚発育
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