南紀用水地区における畑地における必要灌漑水量 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.14-15 , 2010

発表番号 [企-2-1]

Necessary Quantity of Supply Water to Upland Field at Nanki-Irrigational District, Wakayama Prefecture

SAKATA Satoshi [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
NAKAMURA Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
KAWASHIMA Shigeto [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

南紀用水地区における畑地における必要灌漑水量

○坂田 賢 [京都大学大学院農学研究科]
中村 公人 [京都大学大学院農学研究科]
川島 茂人 [京都大学大学院農学研究科]

ウメが栽培されている和歌山県南紀用水地区において,ファームポンドの利用状況を調査したところ,用水の需給が最も逼迫している状況では,総需要の1/3程度の用水をファームポンドで賄っていることが分かった.一方で,雨量とペンマン式で推定した蒸発散量の関係から土壌水分の不足量を試算すると,当地区の日計画消費水量の1.67倍の灌水能力があれば,調査期間の任意の期間において,土壌中の水分は充足されると考えられる.

Keyword: ファームポンド, 調整容量, 灌漑計画
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