沈降過程におけるネットワーク転位 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.330-331 , 2011

発表番号 [3-21]

Effects of Network Formation on Sedimentation in Clay-floc Suspensions

Ooi Setsuo [National Instiute for Rural Engineering]
Nakaishi Katsuya [Faculty of Agriculture Ibaraki University]
Mizuno Koutarou []
Kobayashi Motoyoshi [Faculty of agriculture Iwate University]
Saito Takuya [Incorporated Administrative Agency Japan Water Agency]

沈降過程におけるネットワーク転位

大井 節男 [農村工学研究所]
中石 克也 [茨城大学農学部]
水野 孝太郎 []
小林 幹佳 [岩手大学農学部]
○齋藤 拓也 [水資源機構]

 凝集フロックの沈降を定量的に扱うのは非常に難しい。従って、定量的扱いを困難にしているネットワーク形成について、透水の側面から明らかにした。即ち、フロック懸濁液の透水速度式を剛体球の沈降速度式から導き、その妥当性を立証した。さらに、透水速度式を用いてネットワーク転位の存在と透水変化のメカニズムを明らかにした。特に、転位過程でのフロック径変化が透水を急減させる現象を明らかにした。

Keyword: 界面沈降, 粘土フロック, ネットワーク転位
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