常総粘土の水分特性と分散性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.342-343 , 2011

発表番号 [3-27]

Soil water characteristics and colloidal stability of Joso-clay

Yokota Kouhei [Graduate school, Ibaraki University]
Tamura Akinori [United graduate school, TUAT]
Endo Yumika [Ibaraki University]
Ogoshi Yurie [Ibaraki University]
Karube Jutaro [Ibaraki University]

常総粘土の水分特性と分散性

○横田 浩平 [茨城大学 農学研究科]
田村 昭典 [東京農工大学連合農学研究科]
遠藤 弓佳 [茨城大学農学部]
小越 友里恵 [茨城大学農学部]
軽部 重太郎 [茨城大学農学部]

一般に,粘性土を風乾すると塑性図上のプロットが左下に移動する.ところが,茨城県阿見町下吉原で採取した常総粘土は,風乾によって右上に移動した.この原因を説明するため,常総粘土の水分特性および分散性を調べた.粒径0.2 μm以下の試料では風乾によってpF 1.5前後の含水比が上昇した.このことから,常総粘土の液性限界が風乾によって上昇する原因が,粒径0.2 μm以下のコロイド分の性質に関係する可能性がある.

Keyword: 常総粘土, 風乾, 水分特性
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