兼業化水田地域における用水利用と農作業の農民行動 -茨城県福男岡堰土地改良区を事例として- (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.440-441 , 2011

発表番号 [4-23]

Farmers' Behavior in Irrgation Water Use and Cultivation in Part-time Farmer Dominant Paddy Area - Case Study in Fukuoka-zeki Land Improvement District, Ibaraki Prefecture -

Taniguchi Tomoyuki [Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]

兼業化水田地域における用水利用と農作業の農民行動 -茨城県福男岡堰土地改良区を事例として-

○谷口智之 [筑波大学生命環境科学研究科]

兼業農家の用水や水田の管理実態を把握するため,兼業化水田地域を対象に各種調査を実施した.用水配分調査の結果,規模が大きい用水路の受益農家は,分水工ではなく水田水口を管理することで用水量を調整している実態が明らかになった.また,農作業調査の結果,田植えは家族の労働力に依存しているため,気象条件に関わらず毎年同じ時期に行われるのに対し,刈り取りは気象条件に応じた適期に行われていることを明らかにした.

Keyword: 用水配分, 農作業進行, 兼業化
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