獣害対策の集落間連携の可能性に関する試行的研究―和歌山県東牟婁郡古座川町を事例に― (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.606-607 , 2011

発表番号 [6-05]

Examination of Coordination between Rural Communities to Implement Countermeasures against Agricultural Damage by Wildlife -A Case Study in Kozagawa Town, Wakayama Prefecture-

HIGASHIGUCHI_Akiko [Faculty of Agriculture, Kyoto University]
TAKEYAMA_ Emi [Faculty of Agriculture, Ehime University]
KUKI_Yasuaki [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

獣害対策の集落間連携の可能性に関する試行的研究―和歌山県東牟婁郡古座川町を事例に―

東口阿希子 [京都大学農学部]
武山絵美 [愛媛大学農学部]
○九鬼康彰 [京都大学大学院農学研究科]

本研究では中山間地域の一つの自治体を対象に,集落を単位とする人手や地形等の指標から獣害対策実施のポテンシャルを評価し,その評価を基に集落同士が連携して対策を行える可能性について検討を行った.分析の結果,連携の必要性と取り組み易さがともに高く連携を推進すべき地域がある一方,特にサルの追い払いの連携については集落間の距離が制約になり,連携そのものを検討できる可能性が低いことが明らかになった.

Keyword: 獣害対策, 集落間連携, 和歌山県
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