集落−山林間バッファーゾーンにおける狩猟者の活動空間特性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [1-5]

Spatial characteristics of hunter’s activity in a buffer zone between farming and forest areas

Emi Takeyama [Faculty of Agriculture, Ehime University]
Mitsuteru Ohno [Faculty of Agriculture, Ehime University]
Yasuaki Kuki [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

集落−山林間バッファーゾーンにおける狩猟者の活動空間特性

○武山 絵美 [愛媛大学農学部]
大野 光輝 [愛媛大学農学部]
九鬼 康彰 [京都大学大学院農学研究科]

 GPSを用いて,愛媛県松山市郊外で主にイノシシ猟を行う銃猟グループの活動空間および捕獲位置を計測した.その結果,銃猟者の移動経路は,獣害対策として重要性の高い集落周辺600mバッファー内で86%を占めた.また,銃猟者の活動は狩猟エリアの標高および道路整備と密接な関係があるほか,樹園地が一塊に立地する環境が集落バッファー内にイノシシの生息地を提供して狩猟活動を容易にしている現状が明らかとなった.

Keyword: バッファーゾーン, 獣害, 狩猟
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