複数のため池を利用した揚水発電システムの導入可能性の検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [1-16]

Feasibility study on pumped storage hydroelectricity system using irrigation ponds

HIROSE Yuichi [National Institute for Rural Engineering]
GOTO Masahiro [National Institute for Rural Engineering]
UEDA Tatsuki [National Institute for Rural Engineering]
NAMIHIRA Atsushi [National Institute for Rural Engineering]

複数のため池を利用した揚水発電システムの導入可能性の検討

○廣瀬裕一 [農村工学研究所]
後藤眞宏 [農村工学研究所]
上田達己 [農村工学研究所]
浪平篤 [農村工学研究所]

本研究は,複数のため池を利用した揚水発電システムの導入可能性を検討することを目的に,灌漑の有無による発電量の年変動の解明と,同性能の蓄電池とのコスト比較を行った.その結果,月ごとの日平均発電量は,灌漑期で112.5〜228.4kWh,非灌漑期で750kWh前後であった.また,蓄電能力600kWhでの蓄電池とのコスト比較ではkWあたり単価が960万円を下回れば蓄電池より優位になることが明らかになった.

Keyword: 蓄電, 揚水発電, ため池
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