家畜ふん尿を由来とする高純度バイオメタンの利活用システム構築と流通可能性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [1-23]

Study on establishing a practical utilization system of highly purified bio-methane and the feasibility in its distribution

Yasui Seiichi [Zukosha Co., Ltd.]
Noguchi Noboru [Hokkaido University]
Kawabata Toshiaki [MLIT, Hokkaido Regional Development Bureau]

家畜ふん尿を由来とする高純度バイオメタンの利活用システム構築と流通可能性

○保井聖一 [株式会社ズコーシャ]
野口 伸 [北海道大学]
河畑俊明 [国土交通省北海道開発局]

家畜ふん尿由来の高純度バイオメタン利活用システムを構築したところ、都市ガス規格12A相当の精製ガスを製造できた。バイオガスプラントで生産されたエネルギーの33.7%が精製ガスに移行し、そのうち15.6%が経営系内で利用でき、18.1%が経営系外のLPG器具代替燃料として供給が可能であることが示された。近年ではLPG価格の上昇が著しく、精製ガスの農村部への流通可能性が高まりつつあると考えられた。

Keyword: バイオガス, ガス精製, 再生可能エネルギー
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