圃場整備済み水田における「江」の創出が生物群集に与える影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [2-15]

The effectiveness of creating the earth canal in paddy field for freshwater community

ISHIMA Taeko [Graduate School of Science and Technology, Niigata University]
MURAKAMI Hinako [Graduate School of Science and Technology, Niigata University]
FUKUSHIMA Junpei [Graduate School of Science and Technology, Niigata University]
SEKIJIMA Tsuneo [Graduate School of Science and Technology, Niigata University]

圃場整備済み水田における「江」の創出が生物群集に与える影響

○石間妙子 [新潟大学大学院自然科学研究科]
村上比奈子 [新潟大学大学院自然科学研究科]
福島純平 [新潟大学大学院自然科学研究科]
関島恒夫 [新潟大学大学院自然科学研究科]

本研究では、圃場整備済みの水田において試験的に江を創出し、江の創出が水田の生物群集に与える影響を評価した。さらに、江を広域的に導入する際に留意すべき立地特性を解明した。その結果、江は乾田時に様々な生物種の逃避・生息場所として重要な生息地を提供していることが明らかとなった。また、魚類の供給源が用水路であったことから、魚類保全を目指した江の創出を実施する際には、用水路の魚類分布状況を考慮する必要がある。

Keyword: 圃場整備済み水田, 生物多様性保全, 江
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