河川におけるスタミナトンネルを用いたシロウオの尾ひれの運動について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [2-28]

Movement of Tail beat of Ice Goby,Leucopsarion Petersi,with Stamina Tunnel in River

oota toshiki [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Science graduate course]

河川におけるスタミナトンネルを用いたシロウオの尾ひれの運動について

○大田 敏貴 [弘前大学大学院農学生命科学研究科]

高さ3.0cm×幅5.0cm,長さ80cmと47cmの長方形スタミナトンネルを用いてシロウオが遊泳する挙動を高速度カメラで撮影し,遊泳速度と尾部の運動との関係を検討した.その結果,尾ひれの振幅/全長の値は遊泳速度が変化してもばらつきがあるもののほぼ一定の傾向にあり,平均0.13となった.また,シロウオ(平均全長4.8cm)は遊泳速度12〜133cm・s-1で尾ひれを1s間に5.8〜36.2回振って,全長の3〜28倍の速さで遊泳できることがわかった.

Keyword: 河川工学, 水産土木, 環境保全
GET PDF=12/12002-28.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)