河川水田灌漑地区における末端水利組織の番水対応 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-20(P)]

Activities of lower branch WUGs under the condition of rotational systems

Kato Tomohiro [Graduate School of Bioresources,Mie University]
Ishii Atsushi [Graduate School of Life and Environmental Sciences,University of Tsukuba]

河川水田灌漑地区における末端水利組織の番水対応

○加藤 智大 [三重大学大学院生物資源学研究科]
石井 敦 [筑波大学大学院生命環境科学研究科]

大規模な河川灌漑を行う水利組織では、異常渇水時に「番水」を行って水不足に対応する。土地改良区が幹線水路レベルで番水する際の下位組織の配水管理について宮川用水地区を対象に調査分析した。番水では通水日に通常より多くの水を送水することが水管理上望ましいが、支線以下の水路が番水に対応した施設容量をもっていないため、最末端の水田まで公平に行き渡らず、末端水利組織が労力を要して調整を行っていることがわかった。

Keyword: 番水, 水利組織, 水田灌漑
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