サブサハラ・アフリカ地域の稲作振興に係る用水管理研究の意義と課題 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-22]

Significance and challenge of research for irrigation water management on promoting rice production in the Sub-Saharan Africa

YAMAOKA Kazumi [Japan International Research Center for Agricultural Sciences]

サブサハラ・アフリカ地域の稲作振興に係る用水管理研究の意義と課題

○山岡 和純 [(独)国際農林水産業研究センター]

サヘル地域では、農業生産の拡大と生産性向上が国家経済の発展に大きな影響を与えているが、1960年代以降1-2.5%程度を維持してきた灌漑耕地面積の増加率は、今世紀に入り0.5%程度に低迷している。一方で、一人当たりカロリー摂取量に占めるコメの割合と各国のコメの輸入量は年々増加し、食料安全保障及び貿易収支の観点からコメの国内生産が重要視され、稲作振興に係る用水管理研究の積極的な展開が望まれている。

Keyword: 用水管理, 水田灌漑, CARD
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