日本における蒸発散量の長期変動解析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-29]

Trends of evapotranspiration in Japan

Suzuki Kazuhiro [Miyagi Pref. Furukawa Agricultural Experiment Station]
Hiroshi Chida [Miyagi Pref. Ogawara Regional Promotion Office]
KOBAYAKAWA Naoya [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]

日本における蒸発散量の長期変動解析

○鈴木 和裕 [宮城県古川農業試験場]
千田 洋 [宮城県大河原地方振興事務所]
小早川 直也 [岡山大学大学院環境学研究科]

 本研究では,1951〜2010年の60年間の気象データから日本の17地点における蒸発散量を推定しそのトレンドを分析するとともに,蒸発散量と気象要素との関係を調べ,蒸発散量に長期的な変動傾向がある場合,その要因について検討した.その結果,飽差の増加により可能蒸発量及び基準蒸発量は増加傾向を示したが,実蒸発散量は減少傾向を示し,補完関係の概念を表す結果となった.また,季節により変動の傾向が異なることがわかった.

Keyword: 蒸発・蒸発散, 水収支・水循環, 気象環境
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