落水口側を低く均平整地することによる地表残留水量の削減効果 −地表排水シミュレーションを用いた検討− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-34]

Change of Remaining Water Volume when Outlet Sides are Leveled Low-A Simulation Study-

SUZUKI Sho [United Graduate School of Agricultural Science, Tokyo Univ. of Agri. and Tech.]
MAKIYAMA Masao [College of Agriculture, IBARAKI University]

落水口側を低く均平整地することによる地表残留水量の削減効果 −地表排水シミュレーションを用いた検討−

○鈴木翔 [東京農工大学連合農学研究科]
牧山正男 [茨城大学農学部]

著者らの既報では,地表排水の促進を目的とした水田の管理手法について,既往の研究を応用したモデルを用いての検討を行った.しかし,検討に用いた田面起伏は,統計的性質に従って発生させたものであり,排水路側を低く整備するといった排水性向上のための配慮は講じなかった.本報では,前述のような配慮を行った際の地表残留水量の削減効果について,起伏が連続する方向をも考慮しつつ,シミュレーションを用いて検討する.

Keyword: 水田からの地表排水, シミュレーション, 均平整地
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