通水が土中の酸化還元電位に与える影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [4-41]

Change in Soil Redox Potential with Soil Water Fllow

Watanabe Kunio [Faculty of Bioresources, Mie University]
Ikeda Yukiko [Faculty of Bioresources, Mie University]
Muto Yoshiko [Faculty of Agriculture, Iwate University]
Toride Nobuo [Faculty of Bioresources, Mie University]

通水が土中の酸化還元電位に与える影響

○渡辺晋生 [三重大学生物資源学部]
池田悠希子 [三重大学生物資源学部]
武藤由子 [岩手大学農学部]
取出伸夫 [三重大学生物資源学部]

農地の炭素・窒素循環をより正確に予測するためには、様々な水分移動過程における酸化還元電位の変化を調べることが重要である。そこで本研究では、異なる炭素・窒素濃度の基質を加えた畑地土壌の還元・通水実験を行った。その結果、土中の酸化還元電位の変化の、C/N比や通水速度、通水の硝酸濃度依存性や、溶液の流入による土中間隙における水素ガスの発生・消費がEhだけでなく土の透水性にも影響を与えることが明らかになった。

Keyword: 通水過程, 酸化還元電位, 窒素循環
GET PDF=12/12004-41.pdf



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