カラム流出実験による土壌微生物の流出特性−水分フラックスとNaCl濃度の影響− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [4-42]

Microbial Transport in Soil with Different Water Flow Rates and NaCl Concentrations

Muto Yoshiko [Faculty of Agriculture, Iwate University]
Ibuki Kanno [Faculty of Agriculture, Iwate University]
Watanabe Kunio [Faculty of Bioresources, Mie University]

カラム流出実験による土壌微生物の流出特性−水分フラックスとNaCl濃度の影響−

○武藤由子 [岩手大学農学部]
菅野萌 [岩手大学農学部]
渡辺晋生 [三重大学生物資源学部]

土壌微生物活動は窒素・炭素動態の中心的役割を担う.これまでに,水田土壌における水移動と土壌の酸化還元電位や窒素・炭素動態との関係への土壌微生物の影響が示唆されている.今後,より詳細な窒素・炭素動態のメカニズムの解明とモデル化には,土壌微生物自体の水分溶質移動に対する移動特性を明らかにする必要がある.本研究では,一次元カラムを用いた流出実験を行い,水分溶質移動が土壌微生物の挙動に与える影響を調べた.

Keyword: 土壌微生物, 窒素動態, 水溶質移動
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