福島県相馬市における東日本大震災による津波被害と農地復興 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [5-15]

Estimation of damages by tsunami and suggestion of reconstruction of farmlands in Soma city, Fukushima Prefecture after the Tohoku-Kanto Earthquake

Komamura Masaharu [Tokyo University of Agriculture]
Fujikawa Tomonori [Tokyo University of Agriculture]
Nakamura Takahiko [Tokyo University of Agriculture]

福島県相馬市における東日本大震災による津波被害と農地復興

○駒村 正治 [東京農業大学]
藤川 智紀 [東京農業大学]
中村 貴彦 [東京農業大学]

津波の影響を受けた相馬市東部に位置する水田において土壌の基本的物理性、土壌水分変動、地下水の塩分濃度を測定した。土壌水分の測定から観測期間の約90日間、畝立て部の非湛水日数が続くことが明らかとなり、半湿田でも畝立てによる畑作物栽培の可能性があると判断された。測定当初の塩分濃度は0.3%であったが0.1%に低下し稲の作付けが可能な濃度まで低下した。降雨直後塩分濃度が低下する場合と低下する場合があった。

Keyword: 東日本大震災, 除塩, 畝立て
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