炭酸カルシウム及び有機肥料を用いた塩害土壌の修復に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [5-18]

Remediation of saline soil by calcium carbonate and organic manure

Ishibashi Sakuya [University of Tokyo]
Imoto Hiromi [University of Tokyo]
Nishimura Taku [University of Tokyo]
Miyazaki Tsuyoshi [Professor Emeritus, University of Tokyo]

炭酸カルシウム及び有機肥料を用いた塩害土壌の修復に関する研究

○石橋咲耶 [東京大学]
井本博美 [東京大学]
西村 拓 [東京大学]
宮崎 毅 [東京大学名誉教授]

塩類を含む土壌に対し炭酸Ca及び堆肥を施用し培養・溶脱を行い、これら資材の除塩への効果を評価した。堆肥,炭酸Caともに溶脱中の透水性低下の抑制に効果があった。溶脱後、ほぼ全てのカラムで交換性Na+が減少し、Ca2+が増加した。堆肥と炭酸Caをともに施用したものは培養初期においても交換性Ca2+濃度が高かった。これは堆肥の分解によるCO2濃度上昇によると考えられる。

Keyword: 塩類土壌, 堆肥, リーチング
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