未熟堆肥を施用した農地におけるE.coliの流出特性に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [5-33]

Characteristic of E.coli Loss from Farmland by Surface Runoff and Percolation

ISHIKAWA Yuta [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture]
MIHARA Machito [Faculty of Regional Environment Science,Tokyo University of Agriculture]

未熟堆肥を施用した農地におけるE.coliの流出特性に関する研究

○石川 裕太 [東京農業大学大学院農学研究科]
三原 真智人 [東京農業大学地域環境科学部]

本研究では模型斜面ライシメータに未熟堆肥を施用し、人工降雨装置を用いた流出実験を通じたE.coliの流出特性の解明を図った。その結果、E.coli流出量が施用した堆肥中に生残する量を上回る結果となった。また、E.coliの表面流出量と浸透流出量を比較したところ、大きな差は見られなかった。これらのことから、未熟堆肥を施用する前にE.coli数を低減させることが、土壌、水質保全上、重要であると判断した。

Keyword: 牛糞, 大腸菌, 流出
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