きのこ廃菌床を主原料とした堆肥の完熟化過程における化学特性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [5-38(P)]

Chemical properties of the compost maturity on waste mushroom medium

EGUCHI MASAAKI [college of Bioscience and Biotechnoloty, Chubu University]
KURITA YASUHISA [college of Bioscience and Biotechnoloty, Chubu University]
HASHIMOTO MAKOTO [M-Style Co., Ltd.]

きのこ廃菌床を主原料とした堆肥の完熟化過程における化学特性

○江口雅昭 [中部大学応用生物学部]
栗田泰尚 [中部大学応用生物学部]
橋本 真 [(株)エムスタイル]

きのこ廃菌床を主原料とした堆肥の完熟化を低コストで容易に判定できる化学的指標としてのpHの検討およびその化学的根拠を明らかにすることを目的とした実験を行った.pHは温度と類似した経時変動をしており,数回の変動の後に最終的にpH7.5付近で約5日間安定することで完熟化判断が可能なことが示された.堆肥化初期には乳酸や酢酸が高濃度であり,中期以降には酸性物質が低濃度であることがこのpH変動の背景となっていた.

Keyword: きのこ廃菌床, 堆肥化判定基準, pH
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