妥協計画法によるタンクモデル定数の多目的最適化と考察 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [6-11]

Multi-objective optimization of Tank Model using compromise programming

TANAKAMARU Haruya [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]
TADA Akio [Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

妥協計画法によるタンクモデル定数の多目的最適化と考察

○田中丸 治哉 [神戸大学大学院農学研究科]
多田 明夫 [神戸大学大学院農学研究科]

本報告では,多目的計画法の一つである妥協計画法を3ダム流域に適用して,高水と低水の再現性を両立させたタンクモデル定数の同定を試みるとともに,得られた妥協解の一貫性に関して検討した.その結果,高水重視ないし低水重視の誤差評価関数を単独で最小化したときは,探索試行毎の結果にばらつきが見られたが,双方を両立させた妥協解においては,目的関数,パラメータともに試行毎のばらつきが生じにくいことが示された.

Keyword: 流出解析, タンクモデル, 多目的最適化
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