小規模ため池の越流リスクと減災対策の評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [6-13(P)]

Evaluation of overflow risks and reducing the disaster effects of small irrigation ponds

YOSHISAKO Hiroshi [National Institute for Rural Engineering, NARO]
ASANO Isamu [National Institute for Rural Engineering, NARO]
KAWAMOTO Osamu [National Institute for Rural Engineering, NARO]

小規模ため池の越流リスクと減災対策の評価

○吉迫 宏 [農研機構農村工学研究所]
浅野 勇 [農研機構農村工学研究所]
川本 治 [農研機構農村工学研究所]

東広島市内の未改修小規模ため池(谷池)を対象に、堤体越流リスクを照査する評価モデルを作成し、求めたピーク水位から堤体越流リスクを評価した。現況のため池ではピーク水位は中央集中型確率降雨200年降雨で堤体天端に達するのに対し、降雨前の水位低下管理と洪水吐の簡易改修はピーク水位を低下させ、減災効果を発揮することを示した。但し現況よりも流域面積が広い場合には、水位低下管理は効果を発揮しない結果となった。

Keyword: 洪水流出, 気象災害, ため池
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