農業集落排水処理施設の処理水における医薬品の濃度実態 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [6-16]

Pharmaceuticals Concentration in Reclaimed Wastewater of Rural Sewerage Treatment Plant

TADA Masahiro [Ibraki University]
KURODA Hisao [Ibraki University]
HARUTA Shinsuke [Ehime University]

農業集落排水処理施設の処理水における医薬品の濃度実態

○多田 昌寛 [茨城大学]
黒田 久雄 [茨城大学]
治多 伸介 [愛媛大学]

農業集落排水処理施設(回分活性汚泥方式)の処理水中の医薬品類濃度の実態調査を1年間毎月行った.今回検出された医薬品は,鎮痒剤2種類,解熱鎮痛消炎剤2種類,防虫剤1種類の計5種類であった.その濃度は,公共下水道や戸別合併浄化槽で検出された濃度よりも概ね低い値を示した.また各医薬品は,異なる季節変動がみられ,これは医薬品の使用用途の違いが原因の一つであることが示唆された.

Keyword: 医薬品, 農業集落排水処理施設, 季節変動
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