福島県における土壌中の放射性セシウムの挙動 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [8-4]

Migration of Radioactive Cesium in Soil Monitored in Fukushima

SHO SHIOZAWA [Graduate School of Agric. and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]
Kentaro Fukazawa [Faculty of Agriculture, The Univ. of Tokyo]
SHUICHIRO YOSHIDA [Graduate School of Agric. and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]
KAZUHIRO NISHIDA [Graduate School of Agric. and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]

福島県における土壌中の放射性セシウムの挙動

○塩沢 昌 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
深澤健太郎 [東京大学農学部]
吉田 修一郎 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
西田 和弘 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

シンチレションサーベイメータを用いて、現場の土壌中で非破壊で放射性Csの平均移動量をモニタリングする方法を開発し、原発事故以降の福島県の現場土壌中の放射性セシウムの移動の実態を明らかにした。降下から2-3ヶ月間のCs移動速度は水分子移流速度の1/10〜1/30程度で速かったが、その後およそ一桁低下しており、土壌へのCsの強い固定は数ヶ月かそれ以上の時間を要するプロセスである。

Keyword: 放射性セシウム, 溶質移動, 水移動
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