大規模地震時における農業用基幹施設周辺地すべりの残留変形評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [8-45]

The evaluation of permanent displacement in landslideduring large earthquake near irrigation dam site

Kawamoto Osamu [Institute for Rural Engineering]
Yoshisako Hiroshi [Institute for Rural Engineering]
Inoue Keisuke [Institute for Rural Engineering]
Shoda Daisuke [Institute for Rural Engineering]

大規模地震時における農業用基幹施設周辺地すべりの残留変形評価

○川本 治 [農村工学研究所]
吉迫 宏 [農村工学研究所]
井上敬資 [農村工学研究所]
正田大輔 [農村工学研究所]

再活動地すべりと考えられているAダム上流斜面に発生した地震時地すべりを対象として地震時の残留変形を評価した。地震前に長期条件(圧密排水条件)で発生した地盤破壊を評価して地盤内応力及び地盤物性パラメータを求めた後にこれらを初期条件として地震時応答解析を行って塑性変形を求めた。過去に発生した地すべりの履歴により崩土内の広範囲が塑性化した状態で、塑性変位を含む地震応答が解析できていると考えられた。

Keyword: 斜面安定・土圧・支持力, 地盤の変形,
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