水路の沈下による水利用・水理機能の低下に関する実態調査 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [9-15]

Field Survey on the Subsidence of the Canals and Its Influence on the Water Delivery and Hydraulic Functions

Nakada Toru [National Institute for Rural Engineering]
Fujiyama So [Sanyu Consultants Inc.]
Taruya Hiroyuki [National Institute for Rural Engineering]
Tanaka Yoshikazu [National Institute for Rural Engineering]

水路の沈下による水利用・水理機能の低下に関する実態調査

○中田 達 [農研機構 農村工学研究所]
藤山 宗 [(株)三祐コンサルタンツ]
樽屋啓之 [農研機構 農村工学研究所]
田中良和 [農研機構 農村工学研究所]

河岸沿いの開水路系水路システムを対象に、聞き取り調査や水路標高の水準測量調査などから沈下の実態とその原因を明らかにした。水路の沈下には地盤条件が強く作用し,全面的な改修や水路壁面の嵩上げ補修による事後保全がパッチ状に施され,余裕高の確保がなされていた。水位の低下の程度は小さいものの、余裕高、死水量、水頭の損失などの水利用・水理機能の低下を算出し、水路の沈下が水利用・水理機能に及ぼす影響を評価した。

Keyword: 不同沈下, 機能診断, 水理機能
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