ぶどう郷の樹園地再編整備候補をポリゴン面表示する手法の研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.3-4 , 2023

発表番号 [1-2]

A Polygonal Surface Study of Proposed Site for Fruits Land Reorganization

Haruoki EBE[T-NET-Japan]

ぶどう郷の樹園地再編整備候補をポリゴン面表示する手法の研究

○江部 春興[(株)ティーネットジャパン]

令和4年山梨県甲州市勝沼ぶどう郷の「扇状地に適応した果樹農業システム」が世界重要農業遺産に認定された。しかし、扇状地の樹園は拡張や進入が難しく、保全と活用に支障が出ている。そこで、果樹栽培の発生地で、中心地である勝沼ぶどう郷を対象に、樹園地をポリゴンとして面表示する手法の開発を始めた。再編整備したら機械化導入し易い候補を見つけ出すためである。

Keyword: 樹園地再編整備,圃区,圃面, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.43-44 , 2023

発表番号 [1-22]

Practical use of terrestrial laser scanners

Yuki Koyama[Cherry Consultant Inc.]・Shigeki Yamashita[Cherry Consultant Inc.]・Hideki Miyoshi[Cherry Consultant Inc.]

地上型レーザースキャナーの実用について

○小山 裕輝[(株)チェリーコンサルタント]・山下 盛幹[(株)チェリーコンサルタント]・三好 英樹[(株)チェリーコンサルタント]

1. はじめに  
2. 現地平面測量
3. 現地管内測量
4. TS測量と3D測量の比較
TS測量  
3D測量
5. 結果と考察
6. おわりに

Keyword: 計画手法,水田灌漑,圃場整備, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.163-164 , 2023

発表番号 [3-4]

Development and trial use of turbidity estimation equation for Monobe River using existing turbidity records and satellite images

HASHIMOTO Naoyuki[Faculty of Agriculture and Marine Science, Kochi University]・NIIMI Shoko[Faculty of Agriculture and Marine Science, Kochi University]・MATSUOKA Yuya[Faculty of Agriculture and Marine Science, Kochi University]

既存の濁度記録と多頻度衛星画像を用いた物部川濁度推定式の導出と試用

○橋本 直之[高知大学]・新見 翔子[高知大学]・松岡 祐也[高知大学]

物部川における衛星画像を利用した広域な河川情報収集の可能性を検討するため,既存の濁度定点測定記録と多頻度衛星画像を活用して,衛星画像から濁度を推定するための式(説明変数として赤色反射率を利用)を効率的に導出することを試みた.これを衛星画像に適用して河口から上流までの空間分布を推定したところ,地形等に関係すると考えられる局所的な濁度の空間変動を確認することができた.

Keyword: 水質,濁度,衛星画像, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.235-236 , 2023

発表番号 [3-40]

Impact assessment of climate change on snow water equivalent in Japan using CMIP6 climate models

Asari Takada[Institute for Rural Engineering, NARO]・Takeo Yoshida[Institute for Rural Engineering, NARO]・Ryoji Kudo[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

CMIP6気候モデルによる日本域の積雪水当量に対する気候変動影響評価

○眦帖^〆士[農村工学研究部門]・吉田 武郎[農村工学研究部門]・工藤 亮治[岡山大学大学院]

気候変動下における積雪・融雪の変化により,渇水リスクが高まる地域が現れる可能性がある.本研究では,CMIP6の複数の気候モデルを用いて,気候変動が日本の各地域の積雪水当量に及ぼす影響を評価した.関東と西日本では,時間経過とともに4月の冠雪域における積雪水当量(4月積雪量)が減少する傾向が見られた.また,4月積雪量は,積雪・融雪に関わる気温の閾値付近で,年変動の幅が拡大することが確認できた.

Keyword: 気候変動,積雪,農業水利用,渇水, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.237-238 , 2023

発表番号 [3-41]

Estimation of the change in hydro-met catchment environments due to the Hachiro-gata reclamation using the WRF model

SATO Yuya[Tohoku Regional Agricultural Administration Office, MAFF]・SAWATA Akihiko[Graduate School of Bioresource Sciences, Akita Prefectural University・Agriculture, Forestry and Fisheries Department, Akita Prefecture]・MASUMOTO Takao[Graduate School of Bioresource Sciences, Akita Prefectural University]

WRFモデルを用いた八郎潟干拓による流域気象環境の変化推定

佐藤 友哉[東北農政局]・沢田 明彦[秋田県立大学大学院・秋田県]・○増本 隆夫[秋田県立大学大学院]

食糧増産を目的に八郎潟干拓事業が完成して50余年が経つが、その事業効果は経済評価が主で、周辺環境への影響は明らかにされていない。そこで、WRFモデルにより、八郎潟干拓による湖から水田農地、水田から畑地利用へと土地利用が大きく変わったと仮定したときの流域気象や水循環の変化を検討した。洪水年(大雪、大雨)には、干拓により山地部の降水量が増大し、水資源量の増大につながる等のプラスの効果も明らかになった。

Keyword: WRFモデル,八郎湖流域,干拓,環境変化, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.403-404 , 2023

発表番号 [6-13]

Elucidating the life history of Cynops phrrhogasters using the area around the paddy field

Daisuke SAMPEI[(Graduate School of Utsunomiya Univ. of Regional Development and Creativuty]・Takumi MORIYAMA[Utsunomiya Univ. Dept.Agr.]

水田水域を利用するアカハライモリの生活史の解明

○三瓶 大亮[宇都宮大学大学院]・守山 拓弥[宇都宮大学]

水田水域において個体数を減少させており、環境省のレッドリストにおいて準絶滅危惧に分類されるアカハライモリ(以下、本種)の生活史の解明を目的とし、福島県内のため池において非繁殖期から越冬期にかけ、PITタグを用いた行動追跡調査を行った。 その結果、本種は水中越冬を行い、ため池内空間の利用に差異があることが明らかとなった。また、本種の幼体期以外の生活史がため池内で完結する可能性があることが示唆された。

Keyword: Cynops pyrrhogaster,PITtags, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.413-414 , 2023

発表番号 [6-18]

Estimation of amount of Alternanthera philoxeroides fragments discharged from drainage channels

MINETA Takuya[National Agriculture and Food Research Organization]

特定外来生物ナガエツルノゲイトウ定着地区における排水路から流出する断片量の推定

○嶺田 拓也[農業・食品産業技術総合研究機構]

特定外来生物ナガエツルノゲイトウは断片による高い再生力を有し旺盛な繁殖力で,侵入先の生態系に大きな影響を与える。本種のまん延地区において,農地排水路から水源となる河川に流出するナガエツルノゲイトウの断片を捕捉したところ,1時間で最大300断片が河川に流出していた。また,断片の流出は代かき・移植期間に最も多くなった。まん延地区の農地から河川には,年間9万本以上の断片が流出すると推察された。

Keyword: 水田潅漑,潅漑施設,外来種, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2023

発表番号 [6-23(P)]

Development of physical control materials for submerged weeds to be placed underwater

NAKASHIMA Yoshitaka[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・NAKAINE Ryo[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

水中に設置する沈水雑草の物理的防除資材の開発

○中嶋 佳貴[岡山大学大学院]・中稲 涼[岡山大学大学院]

岡山市南部の浦安地区ではオオカナダモ及びコカナダモなどが過繁茂しており,防除が急務となっているため,遮光ネットを活用した防除試験を実施した.開放系水域に遮光ネットを設置した結果,光合成有効放射量を約20μmol/m?/s以下に抑えることでオオカナダモやコカナダモの再生を抑制した.閉鎖性水域として旧閑谷学校の泮池でも規模を拡大して遮光ネットを設置した結果,開放系水域と同様にほぼ完全に再生を防いだ.

Keyword: 生態系,排水施設, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.433-434 , 2023

発表番号 [6-28]

Actual existence of loach in concrete irrigation channels in reclaimed paddy field areas during the non-irrigated season

Yuto OHASHI[The Graduate school of Bioresource Sciences, Akita prefectural University]・Tadashi KONDOH[Akita prefectural University]

干拓水田域のコンクリート用水路における非灌漑期のドジョウの生息実態

○大橋 勇斗[秋田県立大学院]・近藤 正[秋田県立大学]

農業の生産性向上を目的として圃場整備が進む中、水田に生息する生物はその影響を受け、個体数を減らしている。そこでパイプライン化が図られている八郎潟干拓地の小用水路6路線の取水ボックスを対象に生息実態調査を行った。測定したボックス71箇所中47箇所でドジョウの生存が確認され、最大で400尾以上のドジョウが確認されたことから取水ボックスは水田域において越冬場となっている可能性が高いことが確認できた。

Keyword: 干拓地水田,用水路,ドジョウ,取水ボックス, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.443-444 , 2023

発表番号 [6-33]

Development of an Automatic Fish Counting Method in Ultrasonic Echo Images Using Deep Learning

TAKEDA Kotaro[Graduate School of Science and Technology, Niigata University]・YOSHIKAWA Natsuki[Institute of Science and Technology, Niigata University]・MIYAZU Susumu[Institute of Science and Technology, Niigata University]

深層学習を用いた超音波エコー映像における魚類自動計数手法の開発

○竹田 宏太朗[新潟大学大学院]・吉川 夏樹[新潟大学]・宮津 進[新潟大学]

当研究室では,医療用の超音波エコー装置を用いた環境配慮施設等における魚類観測手法の開発に取り組んできた.本手法は,目視によるエコー映像の確認作業に多大な時間を要する.そこで,機械学習による魚類の自動計数手法を開発したものの,その精度が課題であった.本研究では,新たに深層学習を用いた物体検出アルゴリズム(YOLO)と,物体追跡アルゴリム(StrongSORT)を採用し,計数精度の向上を試みた.

Keyword: 深層学習,物体検出,物体追跡,環境配慮施設,生態調査, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.453-454 , 2023

発表番号 [7-4]

Succession of Edible Wild plants and Tree Fruits Culture in Ishikawa

Tomomi KAMEYAMA[Graduate School of Human and Socio-Environmental Studies, Kanazawa University]・Naoki HAYASHI[Institute of Human and Social Sciences, Kanazawa University]

石川県における山菜類・樹実類食文化の継承に関する基礎的研究

○亀山 智実[金沢大学大学院]・林 直樹[金沢大学]

山菜類・樹実類(以下,山菜類)食文化継承の方法を探る予備的検討として,山菜類を採取する能力,下処理する能力,調理する能力の保有状況と,各能力の伝達状況を調査するアンケートを実施した。主な結果は次の3点である。(1)知識を人づてに学ぶ人は,年齢層が上がるごとに多い傾向にある。(2)能力の保有率は50代60代が全体的に高い。(3)能力の伝達率は50代60代が高い傾向にあるが,全体として低い。

Keyword: 民俗知,山菜類,樹実類,継承, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.463-464 , 2023

発表番号 [7-9]

Analysis of property damage accidents involving agricultural machine using agricultural machinery insurance data

MORI So[Graduate School of Regional Development and Creativity, Utsunomiya University]・TAMURA Takahiro[Faculty of Agriculture, Utsunomiya university]

農機具共済データを用いた農機具物損事故の分析

○森 想[宇都宮大学大学院]・田村 孝浩[宇都宮大学]

本研究では栃木県と茨城県の農機具共済データを利用し機種別に年間事故発生比率と被害を明らかにした。発生比率が最も高い機種は普通コンバイン、最も低い機種は田植機であった。損害額が最も大きい機種は普通コンバイン、小さい機種はトラクタであった。被害はいずれの機種においても墜落・転覆、火災で大きくなっていた。さらに発生比率と損害額からリスク量を算出したところ、最大となった機種は普通コンバインであった。

Keyword: 農作業事故,農機具共済,損害額,発生比率, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.473-474 , 2023

発表番号 [7-14]

Efforts to Sell High Value-added Rice Produced with Smart Agriculture

ASHIDA Toshifumi[Institute for Rural Engineering, NARO]・KARASAKI Takuya[Institute for Rural Engineering, NARO]・FUJII Sayaka[Institute for Rural Engineering, NARO]・MINETA Takuya[Institute for Plant Protection, NARO]

スマート農業栽培米の高付加価値販売の取組

○芦田 敏文[農村工学研究部門]・唐 卓也[農村工学研究部門]・藤井 清佳[農村工学研究部門]・嶺田 拓也[植物防疫研究部門]

スマート農業で生じる外部効果を消費者に積極的に提示し、スマート農業栽培米の高付加価値販売試験を行った。同時に消費者アンケートを実施しスマート農業栽培米への支払意思額を把握した。支払意思額から導出されたスマート農業栽培米の価格プレミアムは平均9%で、スマート農業栽培米への支払意思額が設定販売価格(比較対象米の115%)を下回る来訪者が多かったことが、販売実績の低調要因のひとつであることが示唆された。

Keyword: スマート農業,ICT水管理,脱炭素,田んぼダム,冬期湛水,高付加価値販売,支払意思額, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.483-484 , 2023

発表番号 [7-19]

Acceptable Uninhabited Hamlets:Survey of Ishikawa Residents

Naoki HAYASHI[Institute of Human and Social Sciences, Kanazawa University]

容認可能な無住集落の形:石川県民を対象とした調査

○林 直樹[金沢大学]

本研究は,集落の無住化に関するものである。活性化が難しい場合の選択肢の一つである「再興可能な無住集落」の可能性を調査した(石川県民を対象としたアンケート)。主な結論は,次のとおりである。(1) 通いで維持される無住集落は,当事者にとって受け入れ可能な形であることが示唆された。(2) 無住集落になった場合の心残りの可能性として,家屋の管理や相続,墓石の管理などがあがった。

Keyword: 無住集落,再興,通い, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.493-494 , 2023

発表番号 [7-24]

Characteristic Analysis of Residents' Opinions Before and After Returning to Their Homes in Mid- to Long-term Evacuation Municipalities in Fukushima Prefecture

SAITO Akemi[Doshisha Women’s College of Liberal Arts]

福島県中長期間避難自治体における帰還前後の住民意向の特徴分析

○齋藤 朱未[同志社女子大学]

本報告は原発事故により中長期間避難を強いられた住民の帰還意向の変化と帰還を左右する要因を分析し,帰還に対する住民意向の特徴を明らかにしようとしたものである。帰還開始後すぐに元の自治体に「戻っている」との回答は少数であるが帰還2年目以降徐々に帰還を開始していることがうかがえた。一方で帰還しないと決めた理由には,住宅や仕事を避難先で確保し「すでに生活基盤ができている」ことが大きな理由であった。

Keyword: 帰還,避難,中長期間,住民意向,福島県, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.777-778 , 2023

発表番号 [T-13-4]

Formulation and proposal process of a SATREPS project in Cambodia

Taro Izumi[Japan International Research Center for Agricultural Sciences]・Hiromichi Kitada[Japan International Cooperation Agency]

カンボジアにおけるSATREPSプロジェクトの形成と提案過程

○泉 太郎[国際農林水産業研究センター]・北田 裕道[国際協力機構]

2023年4月に公表された開発協力大綱の改定案には「提案型」ODAの導入,途上国をパートナーとした社会的価値の「共創」が含まれる.日本と途上国との国際共同研究を推進するSATREPSは「提案型」かつ「共創」のODAの先駆けと位置付けることも可能である.本報告ではカンボジアにおける水田水管理の改善を通じたメタン排出削減のSATREPSプロジェクトの概要,形成・提案過程を通じて得られた教訓を紹介する.

Keyword: 開発協力大綱,SATREPS,カンボジア,間断灌漑,グローバル・メタン・プレッジ, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.3-4 , 2022

発表番号 [1-2]

Effect of Irrigation Water Volume from Rice Planting to Harvest in Paddy Field with ICT Water Management System by Field Study

○SUZUKI Sho[Institute for Rural Engineering, NARO]・WAKASUGI Kousuke[Institute for Rural Engineering, NARO]

現地試験圃場におけるICT水管理システムが水稲作普通期の用水量に与える影響

○鈴木 翔[農村工学研究部門]・若杉 晃介[農村工学研究部門]

ICT水管理システムは水稲作における水管理の省力を目的として各地で導入が進んでいるが,用水への影響は十分に把握されていない。そこで,ICT水管理システムによる自動制御の水管理と人手による水管理とを比較し,用水量に与える影響を検討した。その結果,自動制御の水管理は調査期間全体の総用水量を2割削減した。自動制御による水管理は過剰な灌漑を行わないことやかけ流しを防ぐことで用水量を減少させた。

Keyword: ICT水管理システム,用水量,水田灌漑, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.43-44 , 2022

発表番号 [1-22]

How to Deal with Foam Overflow in Slurry Irrigation Facility

○NAKAYAMA hiroyuki[Civil Engineering Research Institute for Cold Region, National Research and Development Agency]・SAKAI Miki[Civil Engineering Research Institute for Cold Region, National Research and Development Agency]・NAKATANI Takenori[Civil Engineering Research Institute for Cold Region, National Research and Development Agency]

肥培灌漑施設における泡溢流への対処方法

○中山 博敬[寒地土木研究所]・酒井 美樹[寒地土木研究所]・中谷 壮範[寒地土木研究所]

肥培灌漑施設では、調整槽において曝気時に泡が発生するため消泡機が備え付けられているが、一部の施設では地上部ヘ泡が溢流する場合がある。本報告では、泡溢流原因と対処方法を整理した。調整槽からの泡溢流は消泡機停止中の水位上昇が原因であった。また、水位センサー保護管がスラッジに埋設すると水位が上昇して泡が溢流する原因となる。これらの結果を踏まえ、泡溢流時の対処フローを作成した。

Keyword: 肥培灌漑,曝気,泡溢流,消泡機, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.163-164 , 2022

発表番号 [3-4]

Lateral Loading Tests for Pipe Bends in Exisiting Open Channel

○Taishi NAGATANI[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Yoko OHTA[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Yutaka SAWADA[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Toshinori KAWABATA[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

既設開水路内に設置された埋設管屈曲部における水平載荷実験

○永谷 太志[神戸大学大学院]・太田 遥子[神戸大学大学院]・澤田 豊[神戸大学大学院]・河端 俊典[神戸大学大学院]

本研究では,水利用の高度化や土地利用の観点から,管路化への要望の高まりを背景として,既設開水路内に管路を設置する工法に着目した.当工法の屈曲部の合理的設計に向け,開水路内に設置された管を模擬した水平載荷実験を実施した.実験条件として,開水路模型の劣化や損傷を検討した.結果より,開水路側壁が健全な場合,スラスト力に対する反力壁として働き,側壁が劣化や損傷すると,十分な反力が期待できなかった.

Keyword: 開水路,管水路,スラスト力,水平載荷実験, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.403-404 , 2022

発表番号 [6-21]

Effects of wheat and rapeseed production on soil in the Mongolian rangeland

○Miyasaka Katori[College of Bioresource Sciences, Nihon Univ.]・Miyasaka Takafumi[Graduate School of Environmental Studies, Nagoya Univ.]・Ota Jumpei[College of Bioresource Sciences, Nihon Univ.]・Nakamura Ruri[Graduate School of Sustainability Science, Tottori Univ.]・ Siilegmaa Batsukh[Mongolian University of Science and Technology]・Undarmaa Jamsran[Mongolian University of Life Sciences]

モンゴル草原における小麦と菜種の生産が土壌に与える影響

○宮坂 加理[日本大学]・宮坂 隆文[名古屋大学大学院]・太田 隼平[日本大学]・中村 瑠莉[鳥取大学大学院]・ Siilegmaa  Batsukh[Mongolian University of Science and Technology]・Undarmaa Jamsran[Mongolian University of Life Sciences]

モンゴルでは,昔から生産されてきた小麦だけでなく,菜種の生産も増加しており,土壌への負荷が懸念されている。そこで,小麦や菜種の生産が,土壌中の水分・養分に与える影響について調査を行った。その結果,菜種は小麦よりも水分を吸水しており,休耕期間中の貯水量も,小麦畑よりも少なかった。以上から,乾燥地における菜種の生産は,土壌水分を大幅に減少させ,翌年以降の作物生産を大きく低下させる可能性を明らかにした。

Keyword: 菜種,小麦,乾燥地,ステップ草原, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.413-414 , 2022

発表番号 [6-26(P)]

Effects for application of lactic acid bacteria on gas emissions and change of chemical properties during sedimentary storage of kitchen garbage and rice straw

○ORITATE Fumiko[Institute for Rural Engineering, NARO]・NAKAMURA Masato[Institute for Rural Engineering, NARO]

乳酸菌資材の添加が生ごみと稲わらの堆積貯蔵中のガス生成と性状変化に与える影響

○折立 文子[農村工学研究部門]・中村 真人[農村工学研究部門]

ベトナム中部で行われている有機性資源の堆積貯蔵において、乳酸菌資材の添加が堆積物からのガス生成と性状変化に及ぼす影響を検討するため、模擬生ごみと稲わらを原料として室内試験を実施した。その結果、試験開始初期には乳酸菌添加区で無添加区よりも原料中ガスのCO2およびN2O濃度や重量減少率が小さくなること、試験開始から30日後の原料中の有機酸濃度やpHについては両試験区でほとんど差がないことが確認された。

Keyword: 資源循環,貯蔵,乳酸菌, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2022

発表番号 [6-31]

Relationship between methane emissions and vertical percolation rate in pot rice cultivations

○Kenji Iwama[ School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]・Tomohiro Okano[Graduate School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]・Takehide Hama[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Kimihito Nakamura[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

イネのポット栽培における降下浸透速度とメタンフラックスの関係

○岩間 憲治[滋賀県立大学]・岡野 智広[滋賀県立大学院]・濱 武英[京都大学大学院]・中村 公人[京都大学大学院]

カラム長1mのポットに水田土壌を厚さ0.8mで充填して水稲を栽培し,浸透速度とメタンフラックスの関係を調べた。その結果,浸透速度0mm day-1のポットはDOCが20,40mm day-1のポットの平均2倍以上,メタン排出量も8,9月に3倍以上だった。一方,7月の中干し前までは40mm day-1のポットのメタン排出量は他の2ポットの6割程度であり,浸透速度がメタンフラックスの遷移に影響した。

Keyword: 水田灌漑,地球環境,排水管理,CH4,溶存炭素, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.433-434 , 2022

発表番号 [6-36]

Water Quality Improvement of the Horikawa River Using the Kottsu-yōsui LID’s Facilities

○SUGIURA Mikiko[Sophia University]・TAJIMA Masahiro[]

木津用水土地改良管理施設を利用した堀川の水質改善

○杉浦 未希子[上智大学]・田島 正廣[]

名古屋開府と深い関わりを持ち,木曽川・庄内川とも連続性を保つ一級河川堀川は,都市化の進行とともに水質が悪化した.希釈による水質改善策として,木津用水土地改良管理施設を利用した環境用水水利権(非灌漑期)による導水が考えられる.灌漑期は,土地改良管理施設の他目的使用料と引き換えに,木津用水の取水量の一部を導水することで,一年を通じた対応が可能となる.

Keyword: 水環境,環境保全,水利権, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.443-444 , 2022

発表番号 [6-41(P)]

Inflow of Cesium-rich microparticles from forests in northern Fukushima Prefecture to Kami-Oguni Rriver and its effect on Cs concentration in the river

○Takahiro Tatsuno[Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University]・Hiromichi Waki[Graduate School of Informatics, Kyoto University]・Minato Kakuma[Graduate School of Informatics, Kyoto University]・Naoto Nihei[Faculty of Food and Agricultural Science, Fukushima University]・Toshihiro Wada[Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University]・Nobuhito Ohte[Graduate School of Informatics, Kyoto University]

福島県北部の上小国川への放射性微粒子の流入とCs濃度への影響

○辰野 宇大[福島大学環境放射能研究所]・脇 嘉理[京都大学大学院]・角間 海七渡[京都大学大学院]・二瓶 直登[福島大学]・和田 敏裕[福島大学環境放射能研究所]・大手 信人[京都大学大学院]

福島県上小国川を対象に高濃度放射性セシウム含有微粒子(CsMPs)の流出およびCsMPsが河川中のCs濃度と分配係数に与える影響について調査した。
採水を降雨時と無降雨時に行い、CsMPsは降雨時の一部の試料から検出された。また、降雨時の河川水中の平均Cs濃度におけるCsMPs由来のCs濃度の割合は5%程度であり,Cs濃度や分配係数を大きく増加させることはなかった。

Keyword: セシウム,放射性微粒子, ,
GET PDF=22/[6-41(P)].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.453-454 , 2022

発表番号 [7-4]

Improvement and Performance Evaluation of the Hardware to be Attached to Balustrades
of the Timber Bridge “Tsurunomai-Hashi”

○Mayuko Nomura[NTC Consultants Inc.]・Hironori Nishiyama[NTC Consultants Inc.]・Takanobu Sasaki[Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]

木橋「鶴の舞橋」の高欄取付金物の改良及び性能評価

○野村 麻由子[NTCコンサルタンツ(株)]・西山 浩典[NTCコンサルタンツ(株)]・佐々木 貴信[北海道大学大学院]

本橋は,「津軽富士見湖」(廻堰大溜池)に架橋される橋長300mの3連太鼓形式の木橋であり,その景観の美しさより当地のシンボルであると共に地域の観光名所になっている.本報では,経年劣化が著しい木橋の上部工架替設計において課題となる高欄支柱の基部取付金物の軽量化を目的として,実物高欄支柱にて水平載荷試験を実施し,改良型取付金物の妥当性について考察した.

Keyword: 木橋,高欄,載荷試験, ,
GET PDF=22/[7-4].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.463-464 , 2022

発表番号 [7-9]

Effect of Salt Leaching on Consolidation Deformation Characteristics of Hachirogata Clay

○Takahashi M.[Graduate School of the Arts and Sciences, Iwate University ]・Kanayama M.[Faculty of agriculture, Iwate University]

塩類溶脱が八郎潟粘土の圧密・変形特性に及ぼす影響

○盒供〕衣[岩手大学大学院]・金山 素平[岩手大学]

秋田県大潟村には超軟弱沖積粘土層が分布しており,水路間の不同沈下による送水不良が生じている.本研究では,塩類溶脱が八郎潟粘土の圧密・変形特性に及ぼす影響を把握することを目的に,溶脱・非溶脱試料を用いて土質試験を行い,また走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて微視的構造の評価を行った.結果から,塩類溶脱によって堆積物の構造が変化し,それが粘土の物理化学的・力学的性質に影響を与えることが確認された.

Keyword: 八郎潟粘土,不同沈下,塩類溶脱,構造骨格, ,
GET PDF=22/[7-9].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.473-474 , 2022

発表番号 [7-14]

Estimation of soils dynamic properties based on a seriese of cyclic triaxial tests

○YOSHIDA Takashi[NTC Consultants Inc]

繰返し三軸試験(変形特性)実績を踏まえた動的パラメータの推定

○吉田 貴司[NTCコンサルタンツ(株)]

レベル2地震動に対するフィルダム堤体の動的解析に用いる各種解析パラメータのうち,繰返し三軸試験(変形特性)によって設定される動的パラメータは解析結果に与える影響が大きいと言われている.これまでに自社で実施した繰返し三軸試験実績について,H-Dモデルパラメータ(基準ヒズミ)と物性値の相関(関連性)に着目し,物性値が把握されている場合の変形特性パラメータの設定方法について整理を行った.

Keyword: 土の動力学的性質, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.483-484 , 2022

発表番号 [7-19]

Study on soil cementation treatment using waste oyster shells

○Abe N.[Integrated arts and sciences, Graduate school, Iwate University]・Kanayama M.[Faculty of agriculture, Iwate university]

廃棄カキ殻を利用した土の固化処理に関する研究

○阿部 成香[岩手大学大学院]・金山 素平[岩手大学]

本研究では,新しい土の固化処理方法の開発とカキ殻の有効な活用方法の提案を目的とする.リン酸水溶液の濃度の最適条件と,粒径の最適条件を探るため,試験管に粉砕したカキ殻を入れ,リン酸水溶液を注入した.養生後のリン酸水溶液の各種測定値から化学反応が起きている過程を評価し,走査型電子顕微鏡やエネルギー分散型X線分光器を用いて微小領域の構造を評価した.

Keyword: カキ殻,リン酸カルシウム化合物,固化処理, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.493-494 , 2022

発表番号 [7-24]

Correlation between surface wave exploration results of earth-dam and N value and water level

○Kazuaki Hashimoto[Nippon Koei]・Takayuki Kawaguchi[Kitami Institute of Technology]・Marina Tate[Kitami Institute of Technology]・Noriaki Arisawa[Hokkaido Prefectural Government]・Yoshimune Kobayashi[Hokkaido Prefectural Government]・Masahito Aida[Sorachi General Promotion Bureau,Hokkaido Prefectural Government]

ため池堤体の表面波探査結果とN値及び堤体内水位との相関

○橋本 和明[日本工営(株)]・川口 貴之[北見工業大学]・楯 真梨奈[北見工業大学]・有澤 紀昭[北海道]・小林 義宗[北海道]・相田 真人[北海道空知総合振興局]

北海道のため池における耐震に対する安定性評価は,円弧すべりによる安定解析により行っている.一方,安定解析に用いる強度などの設計値は,代表性を持つことが重要であるものの,地質調査によるN値や三軸圧縮試験結果など,点のデータを用いることがほとんどである.本報告では,ため池堤体で実施した表面波探査とN値及び堤体内水位の相関を整理し,解析条件設定に対する表面波探査の有効性を検討した事例を紹介する.

Keyword: ため池,表面波探査,堤体内水位,S波速度, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.565-566 , 2022

発表番号 [T-3-4]

Discussion of conservation target species selection for disaster prevention work at the farm pond

○Takumi MORIYAMA[Utsunomiya Univ. Dept. Agr.]・Takuya SUZUKI[Graduate School of Utsunomiya Univ. of Agr. and Tec.]

ため池特措法に伴う防災工事における保全対象生物の選定の考え方

○守山 拓弥[宇都宮大学]・鈴木 琢也[宇都宮大学大学院]

ため池特措法の制定により絶滅危惧種の生息池が廃止される懸念が生じている.こうした中,防災工事等基本指針に絶滅危惧種の状況等の把握が盛り込まれ,生態調査が必須化された.そこで,生態調査の結果を踏まえ「必要に応じた配慮」に先立つ保全対象種を選定するための基準などについて,既往の技術指針等を踏まえ論点を整理し,ため池特措法に伴う防災工事における保全対象生物の選定の考え方を示した.

Keyword: ため池特措法,保全対象生物, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.657-658 , 2022

発表番号 [T-13-4]

Reservoir Support Center Yamaguchi's activity report

○HIROMOTO atufumi[Yamaguchi Prefecture Federation of Land Improvement Association]

ため池サポートセンターやまぐちの活動報告

○廣本 淳史[山口県土地改良事業団体連合会]

令和3年4月に設置された「ため池サポートセンターやまぐち」の活動内容(点検活動、相談活動、指導活動、情報管理等)を紹介し、全国展開をしている関係機関との情報共有を図る。

Keyword: 技術者育成, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.712-713 , 2022

発表番号 [S-3-4]

Seasonal Variations of Methane Emissions by via Plant and Ebullition from Paddy Fields

○Tatsuya Kobayakawa[Graduate School Agricultural and life Science, The University of Tokyo]・Shoichiro Hamamoto[Graduate School Agricultural and life Science, The University of Tokyo]・Dingwen Cui[Graduate School Agricultural and life Science, The University of Tokyo]・Ma Xuping[Institute for Agro-Environmental Sciences, NARO]・Masako Kajiura[Institute for Agro-Environmental Sciences, NARO・JSPS-RPD]・Takeshi Tokida[Institute for Agro-Environmental Sciences, NARO]・Taku Nishimura[Graduate School Agricultural and life Science, The University of Tokyo]

水田からの形態別メタン放出の季節変動に関する研究

○小早川 竜也[東京大学大学院]・濱本 昌一郎[東京大学大学院]・崔 丁文[東京大学大学院]・Ma Xuping[農業環境研究部門]・梶浦 雅子[農業環境研究部門・日本学術振興会]・常田 岳志[農業環境研究部門]・西村 拓[東京大学大学院]

本研究では、水田から放出される形態別メタンフラックスの季節変動を明らかにすることを目的とした。現場観測結果から、メタン放出量の多い登熟期では、大気へのバブル態メタンフラックスが総メタンフラックスの50%以上を占める期間が存在し、バブル態メタンフラックスが水田からの重要なメタン放出経路となることがわかった。また、有機物施用はバブル態メタンフラックスを増加させることが明らかとなった。

Keyword: 水田圃場,メタン,噴出,観測, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.3-4 , 2021

発表番号 [1-2]

Hydraulic study on a low-cost labor-saving irrigation system for large-scale rice cultivation

Kaito SHIMIZU[Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo ]・Toshiaki IIDA[Faculty of Agriculture, Iwate University]・Masaomi KIMURA[Faculty of Agriculture, Kindai University]・Issaku AZECHI[National Institute for Rural Engineering]

大規模稲作への低コスト省力化灌漑システムの導入に向けた水理学的検討

○清水 海斗[東京大学大学院]・飯田 俊彰[岩手大学]・木村 匡臣[近畿大学]・安瀬地 一作[農村工学研究部門]

低コストかつ超省力型の水田水管理を目指し,少数の担い手へ農地を集約し,末端水路沿いに整備した大区画圃場群へ水田区画を集約し,これらの区画ではすべて同じスケジュールによる水管理を行う方法を提案する.このような低コスト省力化灌漑システムの実現に向けて,末端水路から各水田区画への取水量を均一化する定量分水工および,隣接する水田区画の水位差を一定に制御するサイフォンについて水理学的な検討を行った.

Keyword: 管・開水路流れ, 水利構造物, 水田灌漑
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.228-229 , 2021

発表番号 [3-4]

Application of the New Low-Cost Gas Detecting Device for N2O Gas Monitoring in the Soil Atmosphere

Thusitha Bandara[United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University]・Kazuhito Sakai[United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University、Faculty of Agriculture,University of the Ryukyus]・Tamotsu Nakandakari[United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University、Faculty of Agriculture,University of the Ryukyus]・Kozue Yuge[United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University、Faculty of Agriculture, Saga University]

新型低コストガス検出装置を用いた土壌ガス中のN2Oモニタリング

○Thusitha Bandara[鹿児島大学大学院連合]・Kazuhito Sakai[United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University、Faculty of Agriculture,University of the Ryukyus]・Tamotsu Nakandakari[United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University、Faculty of Agriculture,University of the Ryukyus]・Kozue Yuge[United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University、Faculty of Agriculture, Saga University]

畑地土壌からの主な温室効果ガスはN2Oであるが、大気中のN2O濃度は低く、赤外を用いて土壌表面からのN2O排出量を測定する場合、精度の高い機器が必要である。そこで本研究では、大気中より濃度が高い土壌ガス内のN2Oを対象に、ガス透過性チューブと比較的安価なNDIRを用いた測定システムを構築しガス測定を行なった。その結果、100ppm程度になる土壌ガス内のN2Oを精度高く測定できることが認められた。

Keyword: NDIR, 土壌ガス, 亜酸化窒素
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.632-633 , 2021

発表番号 [T-3-4]

Corrosion resistance of stainless steel sheet pile in service conditions

Norihiro OTAKA[NIPPON STEEL METAL PRODUCTS CO.,LTD.]・Yuji FUJIMOTO[NIPPON STEEL METAL PRODUCTS CO.,LTD.]・Isamu ASANO[NARO]・Shohei KAWABE [NARO]

ステンレス鋼矢板の試験施工:実環境での耐腐食性実態

○大高 範寛[日鉄建材(株)]・藤本 雄充[日鉄建材(株)]・浅野 勇[農村工学研究部門]・川邉 翔平[農村工学研究部門]

農業用排水路に用いられる鋼矢板護岸では、全面腐食により施設の更新が必要となる現場が増加している。そのため、耐用年数が長くLCCが小さい更新工法が求められている。更新工事におけるコストの大部分は工事費が占め、鋼矢板の材料費は相対的に小さい。本報では、ステンレス鋼矢板による施設の長寿命化を目指した官民連携新技術研究開発事業における農業水利施設環境下でのステンレス鋼の耐腐食性ついて報告する.

Keyword: ステンレス鋼矢板、鋼矢板水路, 腐食しろ, ライフサイクルコスト
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.3-4 , 2020

発表番号 [1-2]

Study on improvement direction of the on-farm level water management in Kuzuryu-gawa-karyu Irrigation Project Area

susumu SUGATANI[Japanese Institute of Irrigation and Drainage]

九頭竜川下流地区における圃場レベルの水管理の方向性

管谷 晋[日本水土総合研究所]

福井県九頭竜川下流地区において、今後の圃場水管理の方向性を検討するために、水管理に適した水田の大きさや課題、ICT技術を用いた多機能給水栓の導入及び導入に際しての支払限度額等について、地区内の担い手及び圃場水管理担当者にアンケート調査を行い、圃場水管理についての認識、考え方を把握、分析した。

Keyword: 圃場水管理, ICT, 多機能給水栓
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.43-44 , 2020

発表番号 [1-37]

Centrifuge Model Experiments for Small Earth Dams Subjected to Rainfall and Earthquake

Haruki Abe[Graduate School of Agricultural Science Kobe University ]・Riku Maki[Graduate School of Agricultural Science Kobe University ]・Akira Izumi[ Institute for Rural Engineering, NARO]・Yutaka Sawada[Graduate School of Agricultural Science Kobe University ]・Toshikazu Hori[ Institute for Rural Engineering, NARO]・Toshinori Kawabata[Graduate School of Agricultural Science Kobe University ]

降雨と地震の複合作用を受けるため池堤体に関する遠心模型実験

阿部 春輝[神戸大学大学院]・眞木 陸[神戸大学大学院]・泉 明良[農村工学研究部門]・澤田 豊[神戸大学大学院]・堀 俊和[農村工学研究部門]・河端 俊典[神戸大学大学院]

本研究では,ため池での地震と降雨の複合災害に関して,先行降雨がため池の耐震性に及ぼす影響と,地震後の降雨がため池の安定性に及ぼす影響を解明するため,遠心模型実験を実施した.その結果,先行降雨を受けたケースでは,加振時に法先で変形が大きく,すべりが発生した.また,加振により安定性が低下した堤体では,降雨時の変形が大きく,加振で発生したクラック付近での変形が顕著であることが明らかになった.

Keyword: ため池, 遠心模型実験, 降雨
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.231-232 , 2020

発表番号 [3-4]

Analysis of habitat of Japanese pond turtle in Tsu city, Mie prefecture

Shun Ozaki[Mie University Graduate School of Bioresources]・Ken Ohno[Mie University Graduate School of Bioresources]

三重県津市におけるニホンイシガメ生息環境の解析

尾崎 俊[三重大学大学院]・大野 研[三重大学大学院]

2019年4月〜11月,三重県津市におけるニホンイシガメMauremys japonicaの分布調査を行い,分布状況から二ホンイシガメの生息環境について単変量解析を行った。主に他のカメ類との関係,土地被覆との関係について研究した。解析の結果,調査地域内でのイシガメの最大発見数との間に比較的強い相関が見られた解析項目は,地域内のスッポンの最大発見数と常緑針葉樹林をはじめとした森林の占有率であった。

Keyword: 生態環境、ニホンイシガメ, 単変量解析, 土地被覆
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.403-404 , 2020

発表番号 [3-5(P)]

Change extraction of alder distribution in low moors, Kushiro Shitsugen Wetland from high resolution satellites

Shota Iimura[ Graduate School of Bioresource Sciences,Nihon University]・Keiji kushida[College of Bioresource Siences,Nihon University]

高解像度衛星による釧路湿原の低層湿原のハンノキ分布変化の抽出

飯村 翔貴[日本大学大学院]・串田 圭司[日本大学]

釧路湿原で唯一林を形成するハンノキの分布の変化は、生態系の変化に繋がる。釧路湿原の低層湿原である茅沼地区の2014年7月と2019年6月、同じく低層湿原である細岡地区の2011年7月と2015年8月の超高解像度衛星画像を、2019年8月25日から8月26日までの現地調査に基づいて判読し、それぞれの地区のハンノキ分布の変化地図を作成した。得られた変化地図からハンノキ林の分布の変化の要因を考察した。

Keyword: リモートセンシング, 高解像度衛星画像, 釧路湿原
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.413-414 , 2020

発表番号 [3-14(P)]

Effect of the invasive weed Hydrocotyle ranunculoides on agroecosystem and examination of the physical control

Yoshitaka Nakashima[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Sayaka Fujii[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Yoko Oki[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Kazuyoshi Nakata[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

ブラジルチドメグサの農業生態系への影響及び物理的防除法の検討

中嶋 佳貴[岡山大学大学院]・藤井 清佳[岡山大学大学院]・沖 陽子[岡山大学大学院]・中田 和義[岡山大学大学院]

岡山県南部の農業水路において,特定外来生物ブラジルチドメグサの群落下の魚類及び甲殻類を採捕した結果,絶滅危惧粁爐離潺淵潺瓮瀬やゼゼラの生息が確認された一方で,特定外来生物のブルーギルや緊急対策外来種のアメリカザリガニの生息空間として機能していることが確認された。また,植物体を生分解性資材の藁コモで被覆することで,省力的かつ環境に優しい物理的防除法として活用できる可能性を確認した。

Keyword: ブラジルチドメグサ, 特定外来生物, 物理的防除法
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2020

発表番号 [3-23(P)]

Soil hardness and permeability at a restored Temporary Storage Site in Fukushima Prefecture

Masahiro Koiso[Fukushima Prefectural Centre for Environmental Creation]・Takuhei Yamasaki[Fukushima Prefectural Centre for Environmental Creation]・Kazuaki Kusakabe[Fukushima Prefectural Centre for Environmental Creation]

福島県の仮置場跡地における土壌硬度と透水性

小磯 将広[福島県環境創造センター]・山崎 琢平[福島県環境創造センター]・日下部 一晃[福島県環境創造センター]

実際の仮置場跡地を対象として、ポータブルコーン及び山中式土壌硬度計を用いた調査を行い土壌の締固まりを評価するとともに、不撹乱土壌を採取して土壌透水性を評価した。

Keyword: 農地環境, 土構造,
GET PDF=20/[3-23(P)].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.433-434 , 2020

発表番号 [S-1-8(P)]

Evaluation of desalinization by utilizing precipitation and drainage system in northeast Thailand

Mei Suzuki[Ehime University Faculty of agriculture graduate school of agriculture]・Takashi Kume[Ehime University Faculty of agriculture graduate school of agriculture]・Tadao Yamamoto[Hokkaido University]・Katsuyuki Shimizu[Tottori University]

降雨と排水改良によるタイ東北部における塩類土壌改良評価

鈴木 芽偉[愛媛大学大学院]・久米 崇[愛媛大学大学院]・山本 忠男[北海道大学]・清水 克之[鳥取大学]

タイ東北部の塩類集積圃場を対象に排水不良と水資源確保の問題を考慮した、降雨と排水改良による除塩の実証的実験とその評価を行った。その結果、排水路掘削と降雨の効果によりEC1:5の顕著な低下がみられた。本圃場の水溶性塩類はNaClが主であり、降雨により溶解、排水路に排出されたこと、また排水路掘削による地下水位低下速度の上昇が確認できたことより難透水性土壌においても除塩効果を得ることができたといえる。

Keyword: 土壌の物理化学的性質, 土壌改良, 排水管理
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.443-444 , 2020

発表番号 [R-2]

Experimental examination on detachment effect of attached algae with sediment

Miki Tsuchiya[Iwate University Graduate school]・Kunihiko Hamagami[Iwate University]・Shungo Ito[Iwate University]・Keisuke Obara[Iwate University]

流砂による付着藻類の剥離効果に関する実験的検討

土谷 幹[岩手大学大学院]・濱上 邦彦[岩手大学]・伊藤 駿吾[岩手大学]・小原 慧亮[岩手大学]

河川管理上の問題として堆砂や付着藻類の異常繁茂が挙げられ、対策が求められている。本研究では土砂を用いた水路実験を行い、付着藻類の剥離効果の評価、検討を行った。付着藻類の剥離課程は、ワイブル分布を用いることにより高精度の近似ができること、剥離効果は流量、単位幅流砂量の変化により、調整が可能であることが明らかとなった。付着藻類の成長度を考慮することで、より確かな剥離効果の把握が可能となる。

Keyword: 土砂水理, 管・開水路流れ, 水環境・水質
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.453-454 , 2020

発表番号 [R-7]

Field observation of pulsation phenomena by automatic pressure reducing valves installed from the main canal to the branch canals

Yoshikazu TANAKA[NARO]

幹線水路から分岐した複数台の減圧弁による脈動現象の現地観測

田中 良和[農業・食品産業技術総合研究機構]

農業パイプラインには末端圃場に必要とされる圧力を調整する付帯施設として、減圧弁が利用されている。減圧弁は、幹線管路から高低差の異なる複数の圃区へ配水する支線管路へ分岐する箇所に設置されるパターンが多く採用されている。このような設置パターンでは幹線水路において大きな圧力脈動現象が頻繁に長期間発生することがある。本研究では、このパターンの脈動現象について、現地観測を行い、発生と継続の原因究明を試みた。

Keyword: パイプライン、複数台, 減圧弁、圧力脈動, 現地観測
GET PDF=20/[R-7].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.463-464 , 2020

発表番号 [R-12]

Turbidity Water Occurrence due to Slope Failure Sediments and the Risk Management of Intake for Agriculture

Kenji Tanaka[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Keiji Unoki[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Kiyomi Kawaguchi[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]

斜面崩壊土砂に伴う流域の濁水発生状況および農業用水取水のリスク管理

田中 健二[寒地土木研究所]・鵜木 啓二[寒地土木研究所]・川口 清美[寒地土木研究所]

平成30年北海道胆振東部地震により大規模な斜面崩壊に起因した濁水が発生し,農業用水への影響が懸念された.そこで,厚真川本川の頭首工において濁度の連続観測を実施し,濁水発生状況を把握するとともに,農業用水取水のリスク管理手法を検討した.リスク管理手法としてSS濃度を指標とした取水操作の目安となる時間を整理し,濁水取水を回避する,もしくは影響を最小限に抑えるための減災に資するソフト対策を示した.

Keyword: 浮遊物質濃度, 頭首工, 水田稲作
GET PDF=20/[R-12].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.473-474 , 2020

発表番号 [R-17]

Temporal changes in the oxygen stable isotope ratios of ponding and soil waters at paddy plots

Yumi Yoshioka[Academic Assembly, Shimane University]・Kimihito Nakamura[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Hiroshi Takimoto[Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]・Takao Nakagiri[Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]・Shinji Sakurai[Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]・Haruhiko Horino[Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]・Hidekazu Yoshioka[Academic Assembly, Shimane University]

田面水と土壌水の酸素安定同位体比の経時変化

吉岡 有美[島根大学]・中村 公人[京都大学大学院]・瀧本 裕士[石川県立大学]・中桐 貴生[大阪府立大学大学院]・櫻井 伸治[大阪府立大学大学院]・堀野 治彦[大阪府立大学大学院]・吉岡 秀和[島根大学]

水を構成する酸素と水素の安定同位体比は,地表において蒸発(動的同位体分別)作用を受けると同位体比が上昇し,水田からの地下水涵養の評価指標となる可能性がある.土壌内での同位体比変動については不明な点も多い.そこで,石川県内の3圃場において降水,用水,田面水,暗渠排水,地下水,そして土壌水の連続採水調査を行い,田面水と土壌水の同位体比の経時変化や,水田水管理や土性が与える影響について検討を行った.

Keyword: 地下水涵養源, 連続採水, 手取川
GET PDF=20/[R-17].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.483-484 , 2020

発表番号 [R-22]

Estimation of Water Flux in Saturated Soil Based on Temperature Measurements

Takahiro Zouza[Graduate School of Agricultural Science, Saga University]・Tomoko Shirahama[Faculty of Agriculture, Saga University]・Hideki Miyamoto[Faculty of Agriculture, Saga University]

地温データを利用した飽和土中の水分フラックスの推定

藏座 隆寛[佐賀大学大学院]・白濱 智子[佐賀大学]・宮本 英揮[佐賀大学]

地温データを用いた水分フラックス推定法を検討するために,機械学習を利用して,地温プロファイルデータと照明および送風の有無を説明変数とした水分フラックス(q)推定式を決定し,それに基づくqの推定精度を評価した。地温のみを説明変数として与えるより,照明や送風の有無を考慮することによりqの推定精度が向上すること,また過去3時間分の各データに基づく推定の精度が最良であることが明らかになった。

Keyword: 機械学習, 水分フラックス, 地温
GET PDF=20/[R-22].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.493-494 , 2020

発表番号 [R-27]

Basic study on the mechanical property of embankment geomaterial

Takashi KIMATA[Osaka Prefecture University]・Chiaki YAMANO[Osaka Prefecture University]・Yosuke KUDO[Osaka Prefecture University]

築堤材料土の力学特性に関する基礎的研究―低拘束圧における非排水せん断強度特性―

木全 卓[大阪府立大学大学院]・山野 千明[大阪府立大学大学院]・工藤 庸介[大阪府立大学大学院]

フィルダム等の築堤材料土を対象にクラックの発生に関わる力学特性について検討した。具体的には,低拘束圧の三軸圧縮試験を行って粘着力や内部摩擦角の変化を調べるとともに,飽和状態と不飽和状態における強度定数についても検討した。その結果,低拘束圧ではMohrの応力円が通常の拘束圧で得られる破壊規準線よりも下方に位置し,想定より小さな応力で破壊やクラックが生じる可能性があることなどがわかった。

Keyword: 築堤材料, 抵拘束圧, 強度特性
GET PDF=20/[R-27].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.745-746 , 2020

発表番号 [T-3-4]

Experiences as Development Consultant, and those Successions

KOSEI HASHIGUCHI[SANYU CONSULTANTS INC.]

開発コンサルタントの経験とその継承

橋口 幸正[(株)三祐コンサルタンツ]

1982年4月に民間コンサルタント会社に入社以来、9年間の国内業務を経て、その後は途上国における開発協力案件に従事してきた。その間、地域計画やマスタープランの作成に参画してきた。各々の国は自然環境が異なることは当然であるが、あわせて歴史的成り立ちなども大きく異なっている。そのような中、文脈を理解した計画策定、また適切な技術の適用が重要である。例を挙げながら、開発協力で得たことの継承について述べる。

Keyword: 文脈の中での技術, 総合力・マネジメント力,
GET PDF=20/[T-3-4].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.196-197 , 2019

発表番号 [S-3-4]

Construction of J-WEPP to predict soil erosion (water erosion) in Japanese cropland

Gen Machida[Graduate School of Regional Development and Creativity, Utsunomiya University]・Kazutoshi Osawa[Faculty of Agricultur, Utsunomiya University]・Hiroyuki Matsui[Faculty of Agricultur, Utsunomiya University]

日本国内の農地における土壌侵食(水食)を予測するためのJ-WEPPの構築

町田 元[宇都宮大学大学院]・大澤 和敏[宇都宮大学]・松井 宏之[宇都宮大学]

本研究では,USDA(米国農務省)が開発した既存の土壌侵食・土砂流出解析モデルであるWEPP (Water Erosion Prediction Project)を基に,国内における土壌侵食の実態を表現するためのシミュレーションモデルを開発する.また作成したモデルを用いて,沖縄県の赤土流出問題の対策を検討する.セッションでは,研究の背景と意義,具体的な展望を紹介する.

Keyword: WEPPモデル, 赤土流出, モデリング
GET PDF=19/S-3-4.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.370-371 , 2019

発表番号 [3-4]

Change of soil and pipeline behavior by Cyclic inner Loading

Hiroki Iri[Graduate School of Agriculture, Ibaraki University ]・Yoshiyuki Mohri[Graduate School of Agriculture, Ibaraki University ]

繰り返し内圧作用下における埋設管の土中挙動について

入 栄貴[茨城大学大学院]・毛利 栄征[茨城大学大学院]

近年、埋設管の破壊事故の原因として、内・外荷重の変化が挙げられているが、内圧に関しては、設計水圧を定めた静的な構造設計にとどまり、繰り返しを考慮していない問題点があるとともに、土中での挙動については不明瞭である。本報告では、実験的検証を行い、繰り返し内圧が作用することで累積ひずみの進行と地盤内での最大せん断ひずみの集中が発生することが明らかになり、パイプと地盤の複雑な相互作用を捉えることができた。

Keyword: 埋設管, 繰り返し内圧, 土中挙動
GET PDF=19/3-4.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.442-443 , 2019

発表番号 [3-40]

Comparison of measured values and calculated values of settlement amount of flexible pipes in peaty soft ground

Yuji Imaizumi[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Shinji Tateishi[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Kenji Terada[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]・Takashi Ohkubo[Civil Engineering Research Institute for Cold Region]

泥炭性軟弱地盤に埋設されたパイプラインの沈下量の実測値と計算値の比較

今泉 祐治[寒地土木研究所]・立石 信次[寒地土木研究所]・寺田 健司[寒地土木研究所]・大久保 天[寒地土木研究所]

本研究では,圧密を受けていない地山のボーリング調査より取得した土質データから求めたパイプラインの沈下量の推定値と同調査地点におけるパイプラインの沈下量の実測値との比較検証を行った。その結果,推定値と実測値の乖離は依然として大きく,圧密を受けていない地山の物性値を用いて沈下計算を行っても,必ずしも実測値に近い値になるとは限らないことが分かった。

Keyword: パイプライン, 泥炭性軟弱地盤, 圧密沈下
GET PDF=19/3-40.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.444-445 , 2019

発表番号 [3-41]

Consolidation Property of Hachirogata Clay

Takahashi N[Graduate school of General Sciences, Iwate University]・Kanayama M.[Faculty of agriculture, Iwate University]

八郎潟粘土の圧密特性

盒供…洪[岩手大学大学院]・金山 素平[岩手大学]

軟弱な粘土地盤上に構造物を築造する場合,不等沈下や残留沈下が大きな問題となる.秋田県西部の日本海側に面する八郎潟干拓地においては40m以上の軟弱沖積粘土層が存在し,水利施設などの農業用構造物に長期にわたる不当沈下が生じ,農業用水の確保に支障をきたしている.本研究は,構造物の適切な維持管理に資するため八郎潟粘土の圧密変形特性を把握することを目的とした.

Keyword: 八郎潟粘土, 圧密係数, 二次圧密係数
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.28-29 , 2018

発表番号 [S-3-4]

Development and dissemination of farmland and facilities information managementsupport system for land improvement district

Takashi TOMOMATSU[Imagic Design Co Ltd.]・Masaharu GOUKO[Miyagi University]・Tokuji YAMAMOTO[Institute for Rural Engineering, NARO]

土地改良区のための農地・施設情報管理支援システムの開発と普及について

友松 貴志[(株)イマジックデザイン]・郷古 雅春[宮城大学]・山本 徳司[農業・食品産業技術総合研究機構]

東日本大震災からの復興農地整備においては,圃場整備事業の換地や補完工事等に係る地元調整は土地改良区が重要な役割を担っていたが,限られた期間と限られたマンパワーで事業を推進する必要があった。農地基盤地理情報システム「VIMS」をベースにして,圃場整備事業の換地業務の効率化や合意形成の促進,水利施設等の管理のために必要な機能を開発し,土地改良区における土地利用調整業務を支援するシステムを開発した。

Keyword: 土地改良区、圃場整備, GIS、換地, 合意形成
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.230-231 , 2018

発表番号 [3-4]

Quantification of advective-dispersive behavior in subsurface dam corresponding to hydraulic barrier performance of cut-off wall

Hiroki Takada[Department of Agricultural Science, Kobe University]・Kazuya Inoue[Department of Agricultural Science, Kobe University]・Rinako Hamada[Department of Agricultural Science, Kobe University]・Mariko Suzuki[Department of Agricultural Science, Kobe University]・Tsutomu Tanaka[Department of Agricultural Science, Kobe University]

地下ダム止水壁の遮水性能に応じた移流分散挙動の定量化

高田 大輝[神戸大学大学院]・井上 一哉[神戸大学大学院]・濱田 莉菜子[神戸大学大学院]・鈴木 麻里子[神戸大学大学院]・田中 勉[神戸大学大学院]

地下に構築した止水壁により地下水を貯留する地下ダムは,島嶼地域における農業用水の安定供給に寄与している一方で,貯留域における移流分散挙動に関する知見はほとんど得られていない.本研究では,地下ダム場を対象とした溶質輸送実験を実施し,空間モーメント法を用いた画像処理により移流分散挙動を定量化した.止水壁の遮水性能の向上は貯留域内の溶質分布に影響を与え,溶質の滞留時間の増加および濃縮を導く結果を得た.

Keyword: 地下ダム, 止水壁, 溶質輸送実験
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.300-301 , 2018

発表番号 [3-40(P)]

Traps for capturing the North American invasive crayfish Procambarus clarkii inhabiting paddy field areas

Kazuyoshi Nakata[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Haruna Ushimi[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Rika Shiraishi[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Sae Takehara[Faculty of Environmental Science and Technology, Okayama University]

水田水域に定着した外来種アメリカザリガニの駆除に用いるトラップ

中田 和義[岡山大学大学院]・牛見 悠奈[岡山大学大学院]・白石 理佳[岡山大学大学院]・竹原 早恵[岡山大学]

演者らはこれまで,農業被害をもたらす外来種アメリカザリガニの捕獲駆除手法について研究を進めてきた(牛見ら,2015ab;白石ら,2015;中田ら,2017)。本発表では,これまでの研究で得られた知見に基づき,水田水域に定着したアメリカザリガニの捕獲駆除に有効なトラップとして,1)好適サイズの人工巣穴,2)エビ篭,3)ペットボトル製トラップについて紹介する。

Keyword: アメリカザリガニ, 外来種, 駆除手法
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.302-303 , 2018

発表番号 [3-41(P)]

Influence of Muddiness of Water on Fish in Paddy Drainage Canal

Miki TANAKA[Graduate School of Natural Science and Technology, Gifu University]・Kengo ITO[Faculty of Applied Biological Science, Gifu Univ.]・Keigo NODA[Faculty of Applied Biological Science, Gifu Univ.]・Masateru SENGE[Faculty of Applied Biological Science, Gifu Univ.]

水田排水路における濁りが魚類に与える影響

田中 美季[岐阜大学大学院]・伊藤 健吾[岐阜大学]・乃田 啓吾[岐阜大学]・千家 正照[岐阜大学]

魚類が急激に減少した環境配慮型の水田排水路において,濁りが魚類とその生息環境に与える影響について調べた.水理・水質測定より水路内は灌漑期にほぼ毎日明け方低酸素状態となっていた.濁りで日射が遮断され,光合成の抑制と,上下層の水温差の発達による攪拌の抑制により酸素供給量が減少し,還元化した底泥により酸素が消費されたためと考えられた.また懸濁液中で魚類の飼育を行ったところ,特に影響はみられなかった.

Keyword: 濁り, 水環境, 溶存酸素濃度
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.304-305 , 2018

発表番号 [3-42]

Dynamics of sediment deposition in the straight fish pools installed in agricultural drainage channel

Akiko Minagawa[The University of Shiga Prefecture]・Takuya Okubo[The University of Shiga Prefecture]

排水路に施工された魚溜工への土砂堆積の実態

皆川 明子[滋賀県立大学]・大久保 卓也[滋賀県立大学]

圃場整備時に排水路に約10m間隔で施工された二つの魚溜工を対象に、供用開始から3年間にわたり土砂の堆積状況をモニタリングした。堆積高の縦断形状は、上流端の段落ち直下が最も高く、下流端も高くなった。上流側の魚溜工に土砂が捕捉されるため、下流側の魚溜工に占める土砂の体積は15〜18%に抑えられ、上下流に隣接させて施工することにより下流側の魚溜工の水深を維持できる可能性が示唆された。

Keyword: 農業水路, 環境配慮, 魚類
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.306-307 , 2018

発表番号 [3-43]

Temporal changes in fish assemblage and environments of a canal section improved in consideration of aquatic organisms habitation, in the Ichinomiya canal

Kazuya Nishida[National Institute for Environmental Studies, Lake Biwa Branch Office]・Yasuhito Yamamoto[Ministry of the Environment, Nature Conservation Bureau]

一ノ宮用水における生き物の生息に配慮して改修された水路区間の魚類相と水路環境の変化

西田 一也[国立環境研究所琵琶湖分室]・山本 康仁[環境省]

多摩川低平地水田地帯を流れる一ノ宮用水の生物の生息に配慮して改修された区間において魚類と環境条件のモニタリング調査を実施した.当該区間では左岸側が木杭護岸で施工され,水路底には礫が敷かれた.改修後,砂泥が堆積し,沈水植物が生育したが,改修前に比べてフナ属の生息が少ない傾向にあった.造成した深みは大型のフナ属が確認されたが,砂泥・落葉落枝の堆積による水深の低下に伴い,生息が確認できなくなった.

Keyword: 環境配慮, 水路改修, 魚類
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.308-309 , 2018

発表番号 [3-44]

The effective physical conditions of sediment and cover for habitat of fish etc.in agricultural channel

tsuyoshi nakanishi[Hiroshima Environment and Health Association]・shingo ikeda[Chugoku-Shikoku Regional Agricultural Administration Office]・jiro sugamoto[Kyushu Regional Agricultural Administration Office]・mio kondo[Research Institute of Environment, Agriculture and Fisheries, Osaka Prefecture]

農業用水路における魚類等の生息に有効な堆積土砂及びカバーの物理的条件

中西 毅[広島県環境保健協会]・池田 新吾[中国四国農政局]・菅本 次郎[九州農政局]・近藤 美麻[大阪府立環境農林水産総合研究所]

三面張水路の堆積土砂や橋梁等のカバーは貴重な生息場所として機能している可能性があるため、.汽鵐茱Ε灰タスジシマドジョウとイシガイ類の生息に適した堆積土砂の性状、魚類の生息場所として有効なカバーの物理環境について調査した。その結果、〜萄淑が多い土砂で水通しが良く安定した堆積状況の土砂が有効、夏季は10,12mカバーが逃避場所として有効、冬季はL型カバーや土管が越冬場所として有効と考えられた。

Keyword: 生態系, 生物多様性,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.310-311 , 2018

発表番号 [3-45]

An Attempt to Create Habitat for Inversiunio jokohamensis in Concrete Canal

MASAKI Suzuki[Faculty of Policy Studies, Iwate Prefectural University]・HINAKO Yoshino[Faculty of Policy Studies, Iwate Prefectural University]・MORIO Tsuji[Faculty of Policy Studies, Iwate Prefectural University]

コンクリート水路におけるヨコハマシジラガイの生息環境創出の試行

鈴木 正貴[岩手県立大学]・吉野 日菜子[岩手県立大学]・辻 盛生[岩手県立大学]

岩手県内を流れる農業水路の一部コンクリート化された流程を対象に,絶滅危惧淡水二枚貝のヨコハマシジラガイが生息可能な環境の創出を試みた.越流部を斜角とした隔壁を等間隔に設置し,隔壁間に土砂を投入した後,供試個体を放流して秋季から一年間かけてモニタリングを行った結果,ほぼ全ての供試個体の越冬を確認した.また,夏季の増水によって一部の個体が流亡したが,残存個体については生息・成長が確認された.

Keyword: ヨコハマシジラガイ, 保全, 農業水路
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.312-313 , 2018

発表番号 [3-46]

Habitat of Asian Clams in the Miyagawa Irrigation Pipeline

Kenji OKAJIMA[Mie University Graduate School of Bioresources]・Seiya NAGAOKA[Mie University Graduate School of Bioresources]

宮川用水パイプライン内のタイワンシジミの生息状況

岡島 賢治[三重大学大学院]・長岡 誠也[三重大学大学院]

2018年1月17日の国営2号幹線の管内調査に合わせて,田宮寺2号排泥工付近で管内のタイワンシジミ生息調査を行った.タイワンシジミの被害報告の無い国営2号幹線水路の管内調査の結果,堆砂しやすい継手部で多くの生きたタイワンシジミが確認でき,8年程度生存している個体も確認できた.また,継手には砂が堆積しており,タイワンシジミの生息に適した環境ができていることが分かった.

Keyword: 生態系, パイプライン, タイワンシジミ
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.314-315 , 2018

発表番号 [3-47]

Survival techniques of Ikarimon tiger beetle larvae under flooding conditions

Akito Mizuta[Graduate School of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]・Toshihiko Momose[Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]・Ueda Tetsuyuki[Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University]

冠水条件下におけるイカリモンハンミョウ幼虫のサバイバルテクニック

水田 陽斗[石川県立大学大学院]・百瀬 年彦[石川県立大学]・上田 哲行[石川県立大学]

イカリモンハンミョウ幼虫は砂浜に縦穴を掘ってその中に潜んでいるが,砂浜は高波時等に地下水が上昇し,冠水する危険性がある.幼虫は地下水が上昇すると,巣穴内に隔壁を作り,水没を免れる行動をとることを確認している.隔壁を作ることで巣穴内の気密性を保っていると考えられるが,なぜ巣穴の気密性を保つことができるのだろうか.この疑問に対する答えを導くため,人工的に巣穴と隔壁を作製し,冠水条件下を再現した.

Keyword: 海浜性ハンミョウ, 巣穴, 保水性
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.316-317 , 2018

発表番号 [3-48(P)]

Habitat preference of freshwater fish depending on season and growth stages in an agricultural channel with restoration methods

Haruka Hosokawa[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Yuka Kubota[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Kazuyoshi Nakata[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

環境配慮工法が施工された農業水路における季節と成長段階に応じた魚類の選好環境

細川 晴華[岡山大学大学院]・久保田 由香[岡山大学大学院]・中田 和義[岡山大学大学院]

魚類の保全を目的に農業水路において環境配慮工法の導入を検討する場合には,季節や成長段階に応じた魚類の環境選好性を考慮する必要がある。本研究では,7種の魚類を対象として,季節と成長段階に応じた選好環境を魚種別に明らかにすることを目的とし,環境配慮工法が施工された農業水路で野外調査を実施した。その結果,多くの魚種で成長段階に応じて生息に適した物理環境がシフトする可能性が示唆された。

Keyword: 魚類, 農業水路, 環境配慮工法
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.318-319 , 2018

発表番号 [3-49(P)]

Effectiveness of a portable fishway for use at agricultural channels and clarification of the flow characteristics under multiple discharge conditions

Yuki Misawa[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]・Naoki Takahashi[National Institute of Technology, Kagawa College]・Ryoichi Yanagawa[National Institute of Technology, Kagawa College]・Tadashi Tagawa[National Institute of Technology, Kagawa College]・Kazuyoshi Nakata[Graduate School of Environmental and Life Science, Okayama University]

農業水路用可搬式簡易魚道の有効性および複数流量条件での水理特性の解明

三澤 有輝[岡山大学大学院]・高橋 直己[香川高等専門学校]・柳川 竜一[香川高等専門学校]・多川 正[香川高等専門学校]・中田 和義[岡山大学大学院]

演者らは,農業水路の急勾配区間での水生動物の移動阻害を改善することを目的に,可搬式簡易魚道を提案した.本研究では,この魚道の有効性を検討するため,水生動物の移動阻害が確認された水路の急勾配区間で現場実験を行った.また,水路の流量変動を考慮し,複数流量条件での魚道内水理特性を室内実験で検討した.現場実験では小型魚の遡上を確認し,室内実験では本魚道を適用可能な流量の下限は約2L/sであると推定された.

Keyword: 可搬式簡易魚道, 農業水路, 魚類
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.100-101 , 2017

発表番号 [S-13-4]

Development and test construction of a new reinforcement method for existing steel drainage well

OKAMURA AKIHIKO[Ashimori Industry Co.,LTD]

既設鋼製集水井を対象とした新たな補強工法の開発と試験施工−新潟県丸山地区を事例に−

岡村 昭彦[芦森工業]・仲吉 康人[芦森エンジニアリング]・鈴木 崇之[芦森エンジニアリング]・麻生 孝治[芦森工業]・田中 翔吾[芦森工業]・五十嵐 正之[共和コンクリート工業]・中島 勇[農研機構]・中里 裕臣[農研機構]

地すべり防止施設の機能保全の手引きでは鋼製集水井の劣化診断が示されているが、老朽化した集水井の具体的な補強の手順は示されていない.本研究は農水省の官民連携新技術研究開発事業で「腐食鋼製集水井の内巻補強工法の開発」として,ラテラルストラットがある場合でも施工が可能で,下水道の更生工法として施工実績の多い内巻補強工法を集水井の補強工法として施工して,施工の安全性,効率について検討した.

Keyword: 集水井, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.210-211 , 2017

発表番号 [3-4]

Soil physical properties affecting parameter fitting for infiltration model in field test

shiraki shutaro[Japan International Research Center for Agricultural Sciencese]・Tun Aung[Myanmar Department of Agriculture Research]

現場浸透試験における土壌浸透モデルパラメータの最適化に及ぼす土壌物理性要因

白木 秀太郎[国際農林水産業研究センター]・アン チュウ トゥン[ミャンマー農業研究局]

ミャンマーにおいて現場浸透試験から既往の土壌浸透モデルにより,飽和透水係数等のパラメータの特定を試みた。しかし,多くの測点でパラメータを最適化することができなかったため,土壌物理的な観点から最適化に及ぼす影響を考察した。その結果,浸透初期の吸水性の大きさが浸透モデルの近似精度に影響を及ぼすこと,また,初期と終期の吸水性の比が大きいほど,パラメータの最適化を困難にしていることが分かった。

Keyword: 畑地灌漑, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.3-4 , 2016

発表番号 [S-1-2]

PWE, Present situation and perspectives

Shinogi Yoshiyuki[Kyushu University, School of Agriculture]・Mizoguchi Masaru[University of Tokyo, School of Agriculture]

PWEの現状と展望

凌  祥之[九州大学大学院]・溝口 勝[東京大学大学院]

PWE(Paddy and Water Environment)の現状について,インパクトファクターなどの傾向を踏まえ紹介する.また,現状を踏まえ,将来展望とそのために行わなければならない点を総括した.

Keyword: PWE, 雑誌, 編集
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.43-44 , 2016

発表番号 [S-6-4]

The value in reuse of Concrete block for sea embankments under the recovery

Kuwahara Hironobu[Hyogo Prefecture the Planning Prefectual Citzen Department]・Hayashi Takane[Miyagi Prefecture Sendai Regional Promotion Office]・Iwabuchi Kouichi[Miyagi Prefecture Hokubu Regional Promotion Office]

農地海岸堤防復旧におけるコンクリートブロック護岸の再利用について

桑原 弘信[兵庫県]・林 貴峰[宮城県仙台地方振興事務所]・岩渕 浩一[宮城県北部地方振興事務所]

本報告で紹介する農地海岸堤防は、平成10年度から平成18年度の改修工事にあたってコンクリートブロック護岸を採用した堤防であり、今回の東北地方太平洋地震における災害復旧計画では既設ブロックを再利用することによって復旧工事費の大幅な低コスト化を図っている。今次津波規模の大規模災害に対しても再利用が可能な護岸タイプとして経済的優位性を説明するとともに、再利用にあたっての課題について報告するものである。

Keyword: 海岸保全施設, 工法・施工, リサイクル
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.99-100 , 2016

発表番号 [S-13-4]

Roles of main canals check gates in renewal of domestic irrigation and drainage canal systems

taruya hiroyuki[Agricultural and Food Tesearch Organization]・matsuda ryoji[Sanyu Consultants Inc.]・naka tatsuo[Agricultural and Food Tesearch Organization]

我が国の水利システム再編時において幹線チェックゲートが果たす役割

樽屋 啓之[農業・食品産業技術総合研究機構]・松田 亮二[(株)三祐コンサルタンツ]・中 達雄[農業・食品産業技術総合研究機構]

現在,農業農村工学分野の行政部局や研究機関等において次世代のための農業水利システムの再編に関する活発な議論がなされている.本報では国内水利システムの再編技術の一つとして幹線チェックゲートに着目し,幹線チェックゲートがシステムに果たす役割の分析を通じてシステム再編の方向性を考察した.その結果,幹線チェックゲートの運用においては情報・操作制御の流れの制御を介した水路内貯留の活用が有効と結論づけた.

Keyword: 水利システムの計測・管理・制御, 管・開水路流れ, 灌漑施設
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.393-394 , 2016

発表番号 [3-4]

Effect of heat drying on increae of compression strength of dredged soil improved by lime

Nishimura Shin-ichi[Okayama University]・Yoshida Maiko[Sanyu Consultants Inc.]・Ishida Mitsuru[Shimane Prefecture]・Shibata Toshifumi[Okayama University]・Shuku Takayuki[Okayama University]

熱乾燥処理による石灰改質浚渫土の圧縮強度促進効果

西村 伸一[岡山大学大学院]・吉田 舞子[(株)三祐コンサルタンツ]・石田 美鶴[島根県]・柴田 俊文[岡山大学大学院]・珠玖 隆行[岡山大学大学院]

ため底泥浚渫は,機能保持のため必要であるが,浚渫土の適切な処理が要求される.建設材料や農業資材としての利用が考えられるが,一般的に,浚渫底泥は,低透水性で高含水状態であるため,有効利用のためには改質が必要である.本報告では,処理方法の一つである熱乾燥処理を行い,生石灰添加による改質を行った.物理化学特性を調べるとともに,固化材添加による圧縮強度の促進効果を調べた.

Keyword: 熱乾燥, 浚渫土, 石灰
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.403-404 , 2016

発表番号 [3-9]

Identification of Material ProPerty of the Ground by the Particle Filter and the Elastic Wave Survey

TAKAMATSU RYOSUKE[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・MURAKAMI AKIRA[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・NAKAHATA KAZUYUKI[[Ehime University]

粒子フィルタと弾性波探査シミュレーションによる土構造物のパラメータ推定

高松 亮佑[京都大学大学院]・村上 章[京都大学大学院]・中畑 和之[愛媛大学大学院]

農業水利施設などの機能診断を行うために,材料定数を推定し構造物の状態を把握することが必要である.本講演では粒子フィルタと弾性波探査シミュレーションを組み合わせて用いて弾性波速度を推定することを目的とした.また実際の調査では観測波にノイズが発生するため,高速フーリエ変換を行い粒子フィルタを適用することでノイズの影響を取り除くことができるのかをあわせて確認した.

Keyword: 土構造物の解析, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.413-414 , 2016

発表番号 [3-14]

Laminar particle effect on grain size analysis using digital imaging method

SHO KIMURA[Methane Hydrate Project Unit, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)]・Ito Takuma[National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) (now at RITE)]・Minagawa Hideki[Methane Hydrate Project Unit, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)]

デジタル画像解析法を用いた粒度分析に及ぼす薄板状粒子の影響に関する検討

木村 匠[産業技術総合研究所]・伊藤 拓馬[産業技術総合研究所]・皆川 秀紀[産業技術総合研究所]

珪砂−雲母混合試料について,異なる3手法の粒度試験を行い,薄板状粒子が試験結果に与える影響について検討した。デジタル画像解析法とレーザ回折法による粒度分析結果はほぼ同程度であったが,ふるい−沈降分析法による粒度分析結果では薄板状粒子によって小さい中央粒径値が得られた。沈降分析では粒子厚の影響を受けるが,デジタル画像解析法やレーザ回折法では,粒子の最大径を捉えることができると考えられた。

Keyword: 土の分類, 雲母, デジタル画像解析
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.423-424 , 2016

発表番号 [3-19]

Influence of liquefaction at landward toe of coastal dykes on scour by tsunami overflow

Sawada Yutaka[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Takegawa Naoki[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Murai Kazuki[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Kawabata Toshinori[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

海岸堤防背後地盤の液状化が津波越流による洗掘に及ぼす影響

澤田 豊[神戸大学大学院]・竹川 尚希[神戸大学大学院]・村井 和樹[神戸大学大学院]・河端 俊典[神戸大学大学院]

本研究では,海岸堤防背後地盤の液状化が津波越流による洗掘に及ぼす影響について検討するために水理模型実験および数値解析を実施した.その結果,地盤が液状化することによる洗掘量の増加は認められなかったものの,飽和地盤とは異なる洗掘孔形状が観察された.また液状化時の上向き浸透流により,洗掘孔付近における圧力勾配が増大し,有効応力の更なる低下が生じる可能性が示唆された.

Keyword: 津波, 海岸堤防, 液状化
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.433-434 , 2016

発表番号 [4-2]

Effect of iron reduction on swelling of submerged paddy soil

Yoshida Shuichiro[Graduate school of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Tanaka Satoshi[Graduate school of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Nishida Kazuhiro[Graduate school of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

水田土壌の湛水膨潤に対する鉄の還元の影響

吉田 修一郎[東京大学大学院]・田中 聡至[東京大学大学院]・西田 和弘[東京大学大学院]

水田土壌では水ポテンシャルの変化が落ち着いた後にもゆっくりとした体積の変化が見られる。この原因として土壌中に大量に含まれる鉄の還元による形態変化が考えられるが、その定量的な関係は明らかになっていない。本研究では湛水に伴う鉄の還元が水田土壌の膨潤に及ぼす影響を解明することを目的として、湛水下の水田土壌に対して温度と滅菌による微生物活動の制御を行い、間隙比の増加と二価鉄含量の間の定量的関係を調べた。

Keyword: 土壌構造, 粘土, レオロジー
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.443-444 , 2016

発表番号 [4-7]

Shear Tests and Modeling of Root-Soil Contact Interface by Using Novel Pullout Test

Tomobe Haruka[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Fujisawa Kazunori[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Murakami Akira[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

抜根試験機による根-土接触面のせん断挙動の把握及びモデル化

友部 遼[京都大学大学院]・藤澤 和謙[京都大学大学院]・村上 章[京都大学大学院]

根混じり土の力学挙動に関して,根による土の補強効果が生じるメカニズムが明らかでないこと,転び型倒伏の予測に適用可能な根混じり土の力学モデルが存在しないことが課題である.発表者らは,根混じり土の力学挙動を理解する上で重要な根-土接触面の力学挙動を,実験と理論の両面から明らかにするため,抜根試験機の開発,オオムギ根と圃場土を用いた抜根試験の実施,および接触力学に基づいて実験結果の数理モデル化を行った.

Keyword: 根混じり土, 抜根試験機, 接触力学
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.453-454 , 2016

発表番号 [4-12]

Study on temperature dependence of aggregate stability on aggregated volcanic ash soils using 2 step wet sieving method

Sekiguchi Rando[United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]・Kohgo Yuji[United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]・Saito Hirotaka[United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]・Tanaka Haruo[United Graduate School of Agricultural Science Tokyo University of Agriculture and Technology]

2段階湿式ふるい分けを用いた黒ボク土の団粒安定性の温度依存性の検討

関口 覧人[東京農工大学大学院連合]・向後 雄二[東京農工大学大学院連合]・斎藤 広隆[東京農工大学大学院連合]・田中 治夫[東京農工大学大学院連合]

近年着目される新しい土壌消毒技術である熱水土壌消毒法は,その効果や適用範囲に重点が置かれ研究されてきた。しかし,消毒後に土壌の物理性が変化するという報告があるにもかかわらず熱水が土壌構造に与える影響については研究例がない。そこで,熱水が土壌構造に与える影響について,従来とは異なる2段階の湿式ふるい分けを用いて検討した。また,そのメカニズム解明のために土壌糖の分析を行った。

Keyword: 土壌構造, ,
GET PDF=16/4-12.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.463-464 , 2016

発表番号 [4-17]

Changes in Volumetric Water Content and Electric Conductivity in Soil Using Cloud Based Drip Irrigation

Ito Yuki[Graduate School of Agriculture, Meiji Univ.]・Honda Ryuta[School of Agriculture, Meiji Univ.]・Noborio Kousuke[School of Agriculture, Meiji Univ.]・Ozawa Kiyoshi[School of Agriculture, Meiji Univ.]・Takesako Hiroshi[School of Agriculture, Meiji Univ.]

自動点滴灌漑を用いた土壌における体積含水率と電気電導度の変化

伊東 雄樹[明治大学大学院]・本多 隆太[明治大学]・登尾 浩助[明治大学]・小沢 聖[明治大学]・竹迫 紘[明治大学]

本研究では,自動点滴灌漑による栽培初期,中期および後期の土壌断面における体積含水率と電気伝導度の分布,またある深さにおける体積含水率と電気伝導度の経時変化を明らかにした.体積含水率と電気伝導度の測定にはTDR法を用いた.体積含水率と電気伝導度は根の伸長により分布が変化した.

Keyword: 水分移動, 溶質移動, 畑地灌漑
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.473-474 , 2016

発表番号 [4-22(P)]

Estimation of Hydraulic Property for Undisturbed Soil in a Root Zone

Nakamura Ryo[Faculty of Agriculture,Saga Univ.]・Yamada Yuri[Faculty of Agriculture,Saga Univ.]・Tagawa Kenta[Faculty of Agriculture,Saga Univ.]・Tokumoto Ieyasu[Faculty of Agriculture,Saga Univ.]・Cho Hiroyuki[Faculty of Agriculture,Saga Univ.]・Wang Weizhen[Cold and Arid Regions Environment and Engineering Research Institute, China]

不撹乱土を用いて植物根の影響を考慮した水分移動特性の推定

中村 亮[佐賀大学]・山田 友梨[佐賀大学]・田川 堅太[佐賀大学]・徳本 家康[佐賀大学]・長 裕幸[佐賀大学]・王 維真[中国科学院寒区旱区環境工程研究所]

圃場における植物根の影響を考慮した水分移動特性を明らかにするために,乾燥気候に属する中国甘粛省の圃場を対象として逆解析を実施,植物根が多く分布する根域における水分特性曲線と飽和透水係数の推定を行い,現地で採取された不撹乱土の室内実験結果と比較した。その結果,植物根が土壌の水分保持特性や飽和透水係数に影響を及ぼしたことを解析結果から示唆することができた。

Keyword: 根域, 土壌水分移動, HYDRU-1D
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.483-484 , 2016

発表番号 [4-27]

Effects of dissolved organic matter on transport of cesium in soils

Tatsuno Takahiro[Graduate School of agricultural and Life Science, The University of Tokyo]・Imoto Hiromi[Graduate School of agricultural and Life Science, The University of Tokyo]・Hamamoto Shoichiro[Graduate School of agricultural and Life Science, The University of Tokyo]・Furukawa Jun[Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]・Nihei Naoto[Graduate School of agricultural and Life Science, The University of Tokyo]・Nishimura Taku[Graduate School of agricultural and Life Science, The University of Tokyo]

土壌中の溶存有機物がセシウムの移動に与える影響

辰野 宇大[東京大学大学院]・井本 博美[東京大学大学院]・濱本 昌一郎[東京大学大学院]・古川 純[筑波大学]・二瓶 直登[東京大学大学院]・西村 拓[東京大学大学院]

福島第一原子力発電所事故以降、森林内の放射性セシウム(Cs)動態の把握が課題となっている.森林土壌中の有機物はこのCs動態に影響を与えると考えられており,本研究では溶存有機物やその種類の違いが土壌中のCs移動に与える影響を室内実験で評価した.バッチ試験では腐植酸と混合したCs溶液で土壌へのCs吸着量が増加した.また,カラム実験では有機物と錯形成したCsが土壌深くまで移動する可能性が示された.

Keyword: Cs, 溶存有機物, 腐植酸
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.493-494 , 2016

発表番号 [4-32]

Effects of Container Height on The Sedimentation Behavior of Flocculated Suspension of Na-Montmorillonite

Yanuar Argo[Life and Environmental Science,University of Tsukuba]・Wu Ming-yu[Life and Environmental Science,University of Tsukuba]・Adachi Yasuhisa[Life and Environmental Science,University of Tsukuba]

凝集状態にあるモンモリロナイト懸濁液の沈降挙動に対する容器高さの影響について

Yanuar Argo[筑波大学大学院]・Wu Ming-yu[筑波大学大学院]・足立 泰久[筑波大学大学院]

凝集状態にあるNa型モンモリロナイト分散系の干渉沈降挙動をメスシリンダーの高さを変数として測定した。撹拌によって静置した直後は、沈降は顕著ではなく、しばらくすると界面干渉沈降が生じ、その最大速度は実験を行った10僉70僂糧楼呂砲いて、メスシリンダーの高さの関数としてほぼ単調に 増加した。この結果は、沈降時に分離速度が加速していることを意味しており、たいへん興味深い。

Keyword: 凝集, 沈降, 容器高さ
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.22-23 , 2015

発表番号 [S3-4]

Science communication in the field of water for agriculture

Kashima Hironori[National Federation of Land Improvement Association]・Kikutsuji Takeshi[JSIDRE]・Iida Toshiaki[The University of Tokyo]

水分野での科学コミュニケーション

鹿嶋 弘律[全国水土里ネット]・菊辻 猛[(公社)農業農村工学会事務局]・飯田 俊彰[東京大学]

農業農村工学分野の社会的知名度は高いとは言えず,さらなるPRが重要である.そこで本学会として,毎年「水の週間中央行事」の一つの「水の展示」に参加し,農業用水に関する分野での青少年へのPRを行っている.本報ではまず,近年の水の展示の内容と来場者の反応を紹介する.次に,その実施から得られた,子供に対して集客力があり比較的準備しやすい展示方法等の,科学コミュニケーションに関する知見を報告する.

Keyword: 教育手法, 農業用水, 科学コミュニケーション
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.398-399 , 2015

発表番号 [3-40]

Impact on the Upward Flux to Root Zone with the Change in Field Condition

NARUOKA Michio[National Institute for Rural Engineering, NARO]・MIYAMOTO Teruhito[National Institute for Rural Engineering, NARO]・IWATA Yukiyoshi[National Institute for Rural Engineering, NARO]・KAMEYAMA Koji[National Institute for Rural Engineering, NARO]

圃場条件の変化が上向き補給水量へ与える影響

成岡 道男[農研機構農村工学研究所]・宮本 輝仁[農研機構農村工学研究所]・岩田 幸良[農研機構農村工学研究所]・亀山 幸司[農研機構農村工学研究所]

本研究では、数値解析で上向き補給水量を計算し、圃場条件の変化が上向き補給水量へ与える影響について考察している。ここでは、降雨量の変化が上向き補給水量へ与える影響を検討するため、降雨量が実測値の場合と実測値の1/2の場合の上向き補給水量を計算した。この結果、降雨量の半減に対して上向き補給水量の減少が12%に止まっていることから、降雨量の減少割合に比べて上向き補給水量の減少割合の少ないことが分かった。

Keyword: 設計基準, 上向き補給水量, 数値解析
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.100-101 , 2014

発表番号 [S13-4]

Vertical movement of radiocaesium in Madei paddy field

MIZOGUCHI MASARU・NISHIMURA Taku・II Ichio・TAO Yoichi
[Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo・Group of "Resurrection of Fukushima"]

までい水田における放射性セシウムの鉛直移動

溝口 勝・西村 拓・伊井 一夫・田尾 陽一
[東京大学大学院農学生命科学研究科・ふくしま再生の会]

福島県飯舘村の汚染土を埋設したまでい水田でイネを栽培し、収穫後に土壌中の放射性Csの鉛直分布を測定した。その結果、汚染土からCsの漏洩がないことが確認された。一方、稲刈り後の土壌では放射性Cs濃度が表層で高く、埋設汚染土層中で予想以上に低かった。これらの原因を明らかにするためには、稲作前後で空間的変動性を含む様々な要因を想定した現地実験を繰り返し、土壌中の放射性Cs濃度分布を調べる必要がある。

Keyword: 農地除染, 埋設, 放射能
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.396-397 , 2014

発表番号 [3-40]

Effect of Gate Groove Shape on Flushing of Accumulated Sand under Movable Gates

Hamagami Kunihiko・Asari Kenya・
[Faculty of Agriculture ,Iwate University]

可動堰ゲートフラッシュの成否に及ぼすゲート戸溝形状の影響

濱上 邦彦・浅利 健也
[岩手大学農学部]

取水堰では,洪水後に砂磯が堆積することによるゲート閉鎖障害がしばしば起こる.本研究では,その対処方法のーつである堆砂フラッシュを対象に,可動堰ゲート,とくに戸溝の排砂が可能となる条件を明らかにすることを目的とする.戸溝形状および河床粒径と,戸溝の排砂に必要な水位差の関係について実験的に検討し,重回帰分析による実験式を得た.また実験式を実事例に適用した結果,およそ近しい結果となった.

Keyword: 可動堰, 堆砂, ゲートフラッシュ
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.398-399 , 2014

発表番号 [3-41]

Evolution of Bar screen Type Torrent Intake System in Nagano Prefecture

AKAHANE Akihiko・OANA Yoshiaki・HIRABAYASHI Takayasu・ENDO Ryusei・
[Nagano Prefecture・land improvement district]

長野県のバースクリーン型渓流取水工の進化と新たな展開

赤羽 昭彦・小穴 善彰・平林 孝保・遠藤 竜政
[長野県・長野県中信平右岸土地改良区]

山間渓流は,河川勾配が急で流量変動が大きく,洪水等により常に地形も変化しており,現場の施工条件も厳しく様々である。このため,取水工の設計・施工に当っては,それぞれの現地条件に合わせた工夫と対策が必要である。長野県では,近年,山間渓流に適応したバースクリーン型渓流取水工の普及に取り組んでおり,本稿では,主に,災害等にも強く,維持管理が容易で河川環境にもやさしい「床固めカスケード方式」について述べる。

Keyword: バースクリーン複合型, 床固めカスケード, 直角V字型
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.400-401 , 2014

発表番号 [3-42]

Diagnosis of Hydraulic Function in Irrigation Control Facilities during Drainage Management Periods

FUJIYAMA So・TARUYA Hiroyuki・NAKADA Toru
[Sanyu Consultants Inc.・National Institute for Rural Engineering]

排水管理時における用水制御施設の水理機能診断

藤山 宗・樽屋 啓之・中田 達
[(株)三祐コンサルタンツ・(独)農研機構 農村工学研究所]

従来,施設管理者は,おもに農業用水を受益者へ送水する管理(用水管理)を行ってきたが,最近では,ゲリラ豪雨の発生により,周辺農地とともに宅地などの冠水を防止する管理(排水管理)が,従来より増して,施設管理者に求められており,用水路の管理が複雑化している状況にある.本報では,現地水路システムにおける用水制御施設(分水工,放水工)を対象とした,排水管理時の水理機能診断の実施例を紹介する.

Keyword: 分水工, 機能診断, 水理機能
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.402-403 , 2014

発表番号 [3-43(P)]

Suppression Condition of Double-Row Bar Migrations in Channel with Continuous Expansion and Contraction

KAKIZAKI Anna・NAGAYOSHI Takeshi・SATO Teruo・KANDA Hiroomi・SHIMADA Hiroshi
[Graduate School of Bioresource Sciences,Akita Prefectual University・Faculty of Bioresource Science,Akita Prefectural University]

広狭流路における複列砂礫堆の移動抑止条件

柿崎 杏奈・永吉 武志・佐藤 照男・神田 啓臣・嶋田 浩
[秋田県立大学大学院生物資源科学研究科・秋田県立大学生物資源科学部]

本研究では,流路幅が漸縮・漸拡変化をする広狭流路を用いて,複列砂礫堆が移動する場合と移動が抑止される場合の条件を実験的に検討した.複列砂礫堆の挙動には流路の平面形状が大きく関係しており,流路幅広狭比(狭窄部幅/拡幅部幅)の値が小さくなるほど複列砂礫堆の移動が抑えられやすくなること,また,広狭流路の波長が複列砂礫堆の波長と一致する条件では,移動を抑止できる流路幅広狭比の値が大きくなることがわかった.

Keyword: 広狭流路, 複列砂礫堆, 流路幅広狭比
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.404-405 , 2014

発表番号 [3-44(P)]

Properties of flow in main drainage channel on low-lying area

sakaue taku
[Graduate School of Bioresources,Mie University]

低平地幹線排水路における排水に伴う流況特性

坂上 卓
[三重大学大学院生物資源学研究科]

低平地における幹線排水路の流況特性をADCP(超音波ドップラー多層流向流速計)による流量観測と1次元開水路モデルによる流況計算という2方法で検討した.ADCP観測では排水時の極めて微小な流速を可視化することが出来た.また,目視では確認出来ない水路横断形状も知ることが出来た.そして流向は測点によって逆転する箇所があることも分かった.1次元開水路モデルでは水位変化の計算値が実測値に近い結果を得た.

Keyword: 低平地, 流況観測, 1次元開水路モデル
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.406-407 , 2014

発表番号 [3-45]

Experimental Study about the Flow around Bends in Circular Culvert

Fujiyama So・Nakada Toru・Taruya Hiroyuki
[Sanyu Consultants Inc.・National Institute for Rural Engineering]

自由水面を有する暗渠管屈曲部の流れに関する実験的研究

藤山 宗・中田 達・樽屋 啓之
[(株)三祐コンサルタンツ・農研機構 農村工学研究所]

洪水時の排水機能を増強させるため,暗渠管によるバイパス水路の設置が計画されている地区では,屈曲部を有する路線においても自由水面を確保することが求められていた.本研究では,屈曲部の流れを把握し,設計に反映するため,水理模型実験を実施した.2屈折での設計においては,大きな水面動揺が生じ,設計洪水流量を確実に流下できないものの,屈折角度を小さくし3屈折とすることで8割水深を満足する結果が得られた.

Keyword: 暗渠管, 屈曲損失, 水理模型実験
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.408-409 , 2014

発表番号 [3-46]

Evaluation of Hydraulic Characteristics in Pipeline using Detected Elastic Waves

Suzuki Tetsuya・Naka Tatsuo・Taruya Hiroyuki
[Faculty of Agriculture, Niigata University・National Institute for Rural Engineering]

弾性波検出に基づく円形管の水理特性評価

鈴木 哲也・中 達雄・樽屋 啓之
[新潟大学自然科学系(農学部)・(独)農研機構・農村工学研究所]

農業用パイプラインの水理性能は,管内粗度と密接に関連している.本研究では,管内粗度を調整した対策管を製作し,弾性波計測の観点から特性評価を試みた結果を報告する.検討の結果,対策管では,通常管と比較して,水頭損失に起因する高エネルギ値の弾性波は確認されなかった.このことから,対策管は管内流況を安定化させる効果が高く,その定量評価には弾性波が有効であると考えられる.

Keyword: 農業用パイプライン, 粗度調整管, 水理性能評価
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.410-411 , 2014

発表番号 [3-47]

Resistance by Clearance in Joints of Pipeline Flow(2)

Ohnishi Ryouichi
[individual]

パイプライン流れに対する継手隙間の抵抗(供

大西 亮一
[個人]

大口径コンクリート管では継手隙間による抵抗は水理実験の結果から無視できないことが解ったので、昨年の大会講演会で報告した。今年度は実験結果を水理学的に検討し、継手隙間を管の急拡と急縮の繰り返しと考えて計算する方法を提案し、補正係数Cとして、水理実験結果から C = 0.43×s/kを与えた。

Keyword: 管水路, 水利構造物, 灌漑排水施設
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.412-413 , 2014

発表番号 [3-48]

Experimental Studies on the Efficiency of Pipe Microhydropower

kikusawa masahiro
[Fukui Prefectural University, Center for Arts and Sciences]

管水路のマイクロ水力発電効率に関する実験的考察

菊沢 正裕
[福井県立大学 学術教養センター]

小水力事業は,経験知や事業サイトの判断に基づいて事業を進めることが多いために汎用的なデータが十分蓄積されていない.小水力事業の成否は,出力の予測精度に左右され,有効落差と発電設備効率の予測精度にかかっている.本稿では砂防ダム現場および室内で発電実験を行い,水車の存在する管水路の流れ,有効落差を決める摩擦損失水頭,負荷時の発電設備効率について得られた結果を考察した.

Keyword: 流体力学一般 , 管・開水路流れ, 水利システムの計測・管理・制御
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.414-415 , 2014

発表番号 [3-49]

Deposition of silt and clay particles in a relatively slow water flow

nakandakari tamotsu・sakai kazuhito・
[Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]

遅い水流中を移動するシルト・粘土懸濁液に浮遊するシルト・粘土粒子の沈積

仲村渠 将・酒井 一人
[琉球大学農学部]

比較的遅い流れを使用してシルト・粘土の輸送実験を行った.その結果,この流れの中でシルト・粘土の沈積を認めることができた.流路床近傍の流れがほとんど乱れていないことがシルト・粘土粒子の沈積に寄与したと考えられた.

Keyword: 赤土等流出防止対策, 沈砂池, シルト・粘土
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-40]

Electric consumption in small irrigation facilities and electricity supply by photovoltaic generation

YAMAOKA Masaru [Institute for Rural Engineering, NARO]
SHINO Takashi [Kanna-River National Irrigation Project Office, MAFF]
NAGATA Hiroaki [Kanna-River National Irrigation Project Office, MAFF]
YUYAMA Yoshito [Institute for Rural Engineering, NARO]
NAKAMURA Masato [Institute for Rural Engineering, NARO]
ORITATE Fumiko [National Institute for Rural Engineering]

小規模水利施設の電力消費調査と太陽光発電による供給検討

○山岡 賢 [農村工学研究所]
志野尚司 [関東農政局 神流川沿岸農業水利事業所]
永田浩章 [関東農政局 神流川沿岸農業水利事業所]
柚山義人 [農村工学研究所]
中村真人 [農村工学研究所]
折立文子 [農村工学研究所]

再生可能エネルギーの電力供給の拡大に向けて、電力の需要と供給のマッチングを図るため検討した。電力需要量の調査として、国営神流川沿岸農業水利施設の分水工の自動除塵機の消費電力量を約7カ月間測定した。消費電力量は0.8〜1.4kwh/dだった。同電力需要に対応する太陽光発電モジュールの面積をJIS C 8907(2005)に基づき算定すると約4m2との結果で、水路上部や水路敷で対応可能と考えられた。

Keyword: かんがい施設, 電力消費, 太陽光発電
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-41(P)]

Evaluation of Small Scale Hydropower Generation Using Agricultural Water Supply Facilities in Long Waterway system--- Case study on waterway system of Meiji Yosui---

Dai Hui [Graduate School of Applied Biological Sciences,Gifu University]
SENGE Masateru [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
ONISHI Takeo [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
HIRAMATSU Ken [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
NISHIMURA Shinichi [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]

Evaluation of Small Scale Hydropower Generation Using Agricultural Water Supply Facilities in Long Waterway system--- Case study on waterway system of Meiji Yosui---

○Dai Hui [Graduated School of Applied Biological Science, Gifu University]
Masateru Senge [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Takeo Onishi [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Ken Hiramatsu [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Shinichi Nisimura [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]

明治用水地区において、‘首工での無効放流量、幹線水路内の工業分水地点における余剰落差、F麕槎據∪崗勝東山田チェック工における配水管理用水、っ翕貶水工の排泥工における施設維持用水を利用した小水力発電の可能性について、実測の流量と落差から最大出力と設備利用率、年間発電量の関係を解析することによって検討した。

Keyword: 小水力発電, 設備利用率, 明治用水
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-42(P)]

Verification of Availability of Battery-less Solar Pump to Irrigation for Sloping Orchard.

Shimazaki_Masahiko [National Institute for Rural Engineering, NARO]
Sakurai_Kaoru [Erga. Inc.]
Nesumi_Hirohisa [National Agricultural Research Center for Western Region, NARO]

バッテリレス太陽光発電揚水の傾斜地果樹園かんがいへの利用可能性の検討

○島崎昌彦 [農村工学研究所]
桜井 薫 [エルガ]
根角博久 [近畿中国四国農業研究センター]

傾斜地果樹園で点滴灌漑を導入しようとする場合,適切な量および圧力の水源を確保できないことが多い。点滴灌漑では用水量が少ないため,小規模な太陽光発電を電源として給水タンクに揚水し,自然圧でかん水することが可能である。その場合,バッテリが一般に用いられるが高価で低寿命であるため,バッテリレスの試験システムについて実用性の検討を行った。その結果,かん水管理を工夫すれば実用可能であることが示唆された。

Keyword: 太陽光発電, 点滴灌漑, 果樹
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-43]

On the improvement of simplified analysis of flooding due to rips on small dams for irrigationOn the improvement of simplified analysis of flooding due to rips on small dams for irrigationOn the improvement of simplified analysis of flooding due to rips on small dams for irrigationOn the improvement of simplified analysis of flooding due to rips on small dams for irrigationduring large earthquake near irrigation dam site

Kawamoto Osamu [Institute for Rural Engineering]
Suzuki Hisato [Institute for Rural Engineering]
FUKUHARA Masato [Co.Ltd.G&S]
Yoshisako Hiroshi [Institute for Rural Engineering]
Inoue Keisuke [Institute for Rural Engineering]
Suzuki Tomohiro [Co.Ltd.G&S]

ため池決壊時の簡易氾濫解析の改善に関して

○川本 治 [農村工学研究所]
鈴木尚登 [農村工学研究所]
福原正斗 [ジー・アンド・エス]
吉迫 宏 [農村工学研究所]
井上敬資 [農村工学研究所]
鈴木智広 [ジー・アンド・エス]

ため池減災のためのハザードマップ作成等ソフト対策が急務とされている。そこで、詳細地形等を考慮して簡易氾濫解析手法の改善を行い、その概要を示すとともに、典型的なため池の事例における改善効果を示している。粗度係数及びハイドログラフの指定等については、今後、事例との対照により適切な使用法を検討する必要があるが、基本的にはここでの改善により簡易氾濫解析結果の現状への対応能力は向上したと考えられる。ため池減災のためのハザードマップ作成等ソフト対策が急務とされている。そこで、詳細地形等を考慮して簡易氾濫解析手法の改善を行ったので、その概要を示すとともに、典型的なため池の事例における改善効果を示している。粗度係数及びハイドログラフの指定等については、今後、事例との対照により適切な使用法を検討する必要があるが、基本的にはここでの改善により簡易氾濫解析結果の現状への対応能力は向上したと考えられる。ため池減災のためのハザードマップ作成等ソフト対策が急務とされている。そこで、詳細地形等を考慮して簡易氾濫解析手法の改善を行ったので、その概要を示すとともに、典型的なため池の事例における改善効果を示している。粗度係数及びハイドログラフの指定等については、今後、事例との対照により適切な使用法を検討する必要があるが、基本的にはここでの改善により簡易氾濫解析結果の現状への対応能力は向上したと考えられる。

Keyword: ため池, 氾濫解析, ハザードマップ
GET PDF=13/13003-43.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-44]

Establishment of the irrigation pond examination flooding observation technique

suzuki tatsuya [Miyagi Pref. Furukawa Agricultural Experiment Station]
sugawara tsuyosi [Miyagi Prefectual Tobu Regional Promotion Office]

農業用ため池試験湛水観測手法の確立

○鈴木辰也 [宮城県古川農業試験場]
菅原 強 [宮城県東部地方振興事務所]

 新規造成ため池及び老朽ため池改修においては,工事完了後に安全確実に貯水可能かどうか判断するための試験湛水を実施し,安全確認後に管理者へ引き継ぐ必要がある。しかし,ため池の試験湛水観測手法については,全国統一の基準が制定されていない。そこで,宮城県内で統一された試験体制の構築を目的に,観測手法の確立に向けての調査結果について報告する。

Keyword: ため池, 試験湛水,
GET PDF=13/13003-44.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-45]

Water Management and Water Allocation in Tank Irrigation Area in Kagawa-A Case Study in Saburou Tank Beneficial Area-

takeuchi natsuki [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Tsukuba University]
taniguchi tomoyuki [Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba]

香川県ため池灌漑地区における水管理と用水配分〜三郎池受益地区を対象として〜

○竹内夏希 [筑波大学生命環境科学科]
谷口智之 [筑波大学生命環境系]

香川県では,少雨、かつ、山地面積の割合が小さいため、古くからため池が築造され、貯水を灌漑用水として利用してきた。しかし、近年の水田面積の減少などにより,水管理の状況は変化してきている。本研究では、ため池受益地区の用水配分を調査し、用水管理の現状と今後の方策を検討した。結果、地区内では供給水量の偏りが生じており、今後は面積や農業人口の変化に応じた水管理の再検討が必要であることを示した。

Keyword: ため池, 用水管理, 水田灌漑
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [3-46]

Estimation of water management based on physical properties of irrigation ponds - Case study of eastern part of Tottori Prefecture -

Shimizu Katsuyuki [Faculty of Agriculture, Tottori University]
Sargent Masaya Francis [Faculty of Agriculture, Tottori University]
Taniguchi Maki [Graduate School of Agriculture, Tottori University]
Kitamura Yoshinobu [Faculty of Agriculture, Tottori University]

ため池の物理的特性に基づく取水管理の推定 −鳥取県東部の事例−

○清水克之 [鳥取大学農学部]
サージャント聖也フランシス [鳥取大学農学部]
谷口真紀 [鳥取大学農学研究科]
北村義信 [鳥取大学農学部]

鳥取県東部において自己流域のみで貯水するため池を対象に,ため池の総貯水量,流域面積,受益水田面積の物理特性を用いて,集水域の流出を貯める能力と受益水田への用水供給能力の2つを組み合わせてため池の水資源の豊かさを表す簡易な指標を考案した。また,ため池の水収支に基づいて,その指標の評価基準を定めた。次に,ため池管理者に取水管理に関する聞き取りを行い,その評価法を検証した結果,良好な結果が得られた。

Keyword: 総貯水量, 流域面積, 水田面積
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-40]

Soil environment and rice quality under saturated irrigation

Fujihara Yoichi [Ishikawa Prefectural University, Faculty of Bioresources and Environmental Sciences]
Toriyama Kazunobu [Japan International Research Center for Agricultural Sciences]
Fujii Hideto [Japan International Research Center for Agricultural Sciences]

ひたひた灌漑における土壌環境と玄米品質について

○藤原 洋一 [石川県立大学生物資源環境学部]
鳥山 和伸 [国際農林水産業研究センター]
藤井 秀人 [国際農林水産業研究センター]

水稲の節水栽培と高温障害抑制を両立する水管理手法を構築することを目的として、湛水を無くし飽和状態を保つ灌漑(ひたひた灌漑)と湛水灌漑条件下における地温、水温、酸化還元電位、玄米品質などを比較した。その結果、ひたひた灌漑では湛水灌漑より最低地温が低下し、酸化還元電位は改善される結果となったが、整粒比、乳白粒比などの玄米品質にはトリートメント間の違いは見られず、品種間差異の方が圧倒的に大きかった。

Keyword: ひたひた灌漑, 地温, 酸化還元電位
GET PDF=12/12003-40.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-4]

On the Water Temperature Variation in Dual-Purpose Canals ( I ) ? Observational Results in Tedori-Gawa Shichika Irrigation Area ?

KIMURA Masaomi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
MITSUYASU Marie [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
IIDA Toshiaki [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
NISHIDA Kazuhiro [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

用排兼用利用される用水路の水温変動に関する研究() ―手取川七ヶ用水における観測結果―

○木村匡臣 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
光安麻里恵 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
飯田俊彰 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
西田和弘 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

用排兼用水路では上流側の水田からの排水を下流側の水田で灌漑用水として利用する反復利用が行われているため,特に夏期には,下流側の水田では上流側より高温の用水を灌漑していると予想される.高温障害対策として掛け流し灌漑などの水管理によるものが注目されていることをふまえ,本研究では,用排兼用水路網システムを持つ石川県手取川七ヶ用水において,水路の流量・水温変動の観測を行い,水温変動の特性の把握を試みた.

Keyword: 灌漑水温, 用排兼用水路, 手取川七ヶ用水
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-41]

Influence of soil moisture content to the growth and yield of plum tree

Wu Yun [The United Graduate School of Agricultural Science, Gifu University]
Senge Masateru [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Ito Kengo [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Yano Muneharu [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]

土壌水分状態の相違が梅の生育と収量に与える影響

○烏 雲 [岐阜大学大学院連合農学研究科]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]
伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
矢野 宗治 [岐阜大学応用生物科学部]

乾燥地での梅の栽培を目的として、最適な水管理の方法について実験的に検討した.本研究では、蒸発散の盛んな夏季に梅畑の土壌面をビニール被覆し降雨の侵入を防ぐことによって、その後の土壌水分状態、落葉、次年度の開花、結実、収量、糖度に与える影響を調査し、夏季における灌漑の必要性について検討した。

Keyword: ウメ, 灌漑効果,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-42]

Study on effects of deficit irrigation on growth, yield and water use efficiency of Tomato

Gao Dianmei [Graduate School of Applied Biological Sciences,Gifu University]
Senge Masateru [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]
Ito Kengo [Faculty of Applied Biological Science, Gifu University]

節水灌漑がトマトの生育、収量、品質、消費効率に与える効果に関する研究

○高 殿美 [岐阜大学応用生物科学研究科]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]
伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]

トマトは,栄養価が高いので,世界で広く栽培される野菜の一つである。一方,トマトは水分消費が極めて大きい野菜の一種であり,栽培期間を通して灌漑を必要とする。本研究の目的は,完全灌漑と節水灌漑下でハウス栽培したトマトの収量および品質、水利用効率等を評価することを試みた。その結果、水利用効率の高い水管理の方法について検討したので、その実験結果について報告する。

Keyword: 畑地灌漑, 用水管理,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-43]

Use of random forests for estimating mango yields under different irrigation regimes

FUKUDA Shinji [Institute of Tropical Agriculture, Kyushu University]
SPREER Wolfram [University of Hohenheim]
YASUNAGA Eriko [The University of Tokyo]
YUGE Kozue [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
M?LLER Joachim [University of Hohenheim]
SARDSUD Vichaq [Mae Fah Luang University]

ランダムフォレストを用いたマンゴー果実の収量推定と潅漑管理の影響評価

○福田信二 [九州大学熱帯農学研究センター]
Wolfram Spreer [ホーエンハイム大学]
安永円理子 [東京大学]
弓削 こずえ [九州大学大学院農学研究院]
Joachim M?ller [ホーエンハイム大学]
Vicha Sardsud [メーファールアン大学]

本報では,ランダムフォレストを利用して,灌漑水量と降水量からマンゴー果実の収量推定モデルを構築した.結果として,マンゴー収量が高精度で推定できることが明らかになった.また,変数の重要性の解析結果から,灌漑および降雨のタイミングが果実収量の推定に重要であることが明らかになった.輸出用マンゴーの生産における最適灌漑スケジューリングのためには,異なる地域や品種ごとにデータを集積することが必要である.

Keyword: アグリインフォマティクス, マンゴー, 灌漑管理
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-44]

Determination of Irrigation Depths Using a Numerical Model of Plant Growth and Quantitative Weather Forecast

Okazaki Masayasu [Tottori University]
Fujimaki Haruyuki [Tottori University]
Nishihara Eiji [Tottori University]
Inoue Mitsuhiro [Tottori University]
Saito Tadaomi [Tottori University]

植物の生長モデルと天気予報を利用した灌漑水量の決定

○岡崎正泰 [鳥取大学乾燥地研究センター]
藤巻晴行 [鳥取大学乾燥地研究センター]
西原英治 [鳥取大学農学部]
井上光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]
齊藤忠臣 [鳥取大学農学部]

水分モニタリングに基づく自動灌漑区と、天気予報と土壌物理シミュレーションモデルを組み合わせた灌水量決定法に基づく灌漑区とで仮想の価格設定による純収入を比較することにより、後者の効果を評価することを試みた。大豆を供試作物とした。収入が乾物生産量に比例する場合には後者は前者と同等の純収入をもたらしうることが明らかとなったものの、実際には生殖成長期の潅水量の節減が子実/地上部乾物重比を大きく低下させた。

Keyword: 水分移動, 畑地灌漑, 蒸発・蒸発散
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-45]

Evaluation of nitrogen balance by different types of irrigation and application in root zone

HIROKO SAKAI [Ibaraki University]
KOSHI YOSHIDA [Ibaraki University]
ISSAKU AZECHI [Ibaraki University]
HISAO KURODA [Ibaraki University]

灌漑方法と施肥方法の違いによる根圏での窒素収支の評価

○酒井博子 [茨城大学]
吉田貢士 [茨城大学]
安瀬地一作 [茨城大学]
黒田久雄 [茨城大学]

本研究では、灌漑方法(間断灌漑・常時湛水)と施肥方法(硝酸態窒素・固形尿素)の違いが根圏からの窒素ロスに及ぼす影響を把握するために、カラム実験で窒素収支の評価を行った。4つの条件で実験を行ったところ、間断灌漑カラムでは脱窒が抑制された。しかし、間断灌漑による土壌の乾燥が十分でなかったことから、全てのカラムの作土層で硝化、脱窒の両方が起こりうる状態であり、溶脱量・脱窒量の差は小さかった。

Keyword: 間断灌漑, 窒素収支, 脱窒
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [3-46]

Analysis of two-dimensional distribution and organic irrigation method of the anaerobically digested slurry supplied in rice paddy

MAEDA HIROKI [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu University]
YUGE KOZUE [Faculty of Agriculture of Kyushu University]
TANAKA MUNEHIRO [Faculty of Agriculture, Saga University]
ANAN MITSUMASA [Takasaki Sogo Consultant, Co. Ltd.]
SHINOGI YOSHIYUKI [Faculty of Agriculture of Kyushu University]

肥培灌漑水田におけるメタン発酵消化液の空間分布と効率的散布手法の検討

○前田 浩貴 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
弓削 こずえ [九州大学大学院農学研究院]
田中 宗浩 [佐賀大学農学部]
阿南 光政 [(株)高崎総合コンサルタント]
凌 祥之 [九州大学大学院農学研究院]

本研究では,肥培灌漑を行った水田における,メタン発酵消化液に含まれるTNの空間分布の推定を目的とし,シミュレーションモデルを構築した.実証実験を行い,モデルの妥当性を検証したところ,モデルから得られたTNの計算値は実測値の傾向を再現していた.このモデルを用いて,田面水中のTNの空間分布の推定を行った.この結果を基に,均一的な施肥を可能にする肥培灌漑手法の検討を行った.

Keyword: メタン発酵消化液, 肥培灌漑, シミュレーションモデル
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.368-369 , 2011

発表番号 [3-40]

Measurement of fully softened strength of landslide soils using ring shear test

Kimura_Sho [Researcher at Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]
Eguchi_Yuto [Graduate School of Agriculture, University of Ryukyus]
Vithana_Buddhi_Shriwantha [The United Graduate school of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
Higa_Kentaro [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus (Department of Agriculture, Forestry and Fisheries, Okinawa Prefecture)]
Nakamura_Shinya [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]

リングせん断試験による地すべり土の完全軟化強度測定

○木村匠 [琉球大学農学部協力研究員]
江口佑人 [琉球大学大学院農学研究科]
Vithana Buddhi Shriwantha [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
比嘉健太郎 [琉球大学農学部(現沖縄県農林水産部)]
中村真也 [琉球大学農学部]

物理的性質の異なる地すべり土について,リングせん断試験および三軸圧縮試験を行い,得られた完全軟化強度定数の差異について粒度組成を基に考察した。リングせん断試験の測定値が三軸圧縮試験の測定値より小さくなり,シルト・砂質土で差異が大きかった。これらは,各試験の圧密による粒子配列とせん断方向の関係,粒度特性と有効荷重の影響が示唆された。

Keyword: 土の静力学的性質, 完全軟化強度, リングせん断試験
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.370-371 , 2011

発表番号 [3-41]

Recovered strength and stabilty analysis of landslide

Eguchi yuto [Graduate student, Facluty of Agriculture, University of the Ryukyus]
Nakamura Shinya [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus,]
Kimura Sho [Reseracher at Faculty of Agriculture, University of]
Shriwantha VITHANA Buddhi [The United Graduate school of Agricultural Sciences, Kagoshima University]

地すべりの回復強度と安定解析

○江口 佑人 [琉球大学大学院]
中村 真也 [琉球大学農学部]
木村 匠 [琉球大学農学部協力研究員]
Shriwantha VITHANA Buddhi [鹿児島大学大学院連合農学研究科]

再活動型地すべりについて,リングせん断試験による回復強度および残留強度を測定し,それらを活用した安定解析により地すべりの安定度を検討した。再活動時の安定解析に残留強度を単独で適用した場合,安定度が過小評価された。低い土かぶり圧のすべり面領域に回復強度を適用することによって合理的な安定度評価ができた。

Keyword: 土の静力学的性質, 回復強度, 安定解析
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.372-373 , 2011

発表番号 [3-42]

Nondestructive inspection technique using distribution of elastic wave velocity

OKADA Kengo [Nishimatsu Co.]
KOBAYASHI Akira [Kansai University]
MIYANAGA Yasumitsu [Kyoto University]

簡易な弾性波速度分布による非破壊検査手法

岡田 謙吾 [西松建設株式会社]
小林 晃 [関西大学大学院]
○宮永 泰光 [京都大学大学院]

土構造物は劣化状況の把握が難しく,現状調査手法も定まったものがない.そこで,簡便な非破壊検査で内部情報を得た後,その異常箇所において詳細な調査をすることで構造物の状況を正確に把握することが合理的である.したがって,簡便かつ状況を的確に把握できる非破壊検査解析手法の開発が重要である.本研究では2つの受信機とインパクトエコー法を応用して求めた反波面位置を用いて簡便に弾性波速度分布の推定法を検討した.

Keyword: 非破壊検査, 弾性波速度, SOM
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.374-375 , 2011

発表番号 [3-43]

Study of Experiment and Analysis in Element Level with Composite Ground

Mori Hiroshi [Tokyo Metropolitan Government]

複合地盤を対象とした要素レベルでの実験的ならびに解析的考察

○森 洋 [東京都]

 本論文では、複合地盤を想定した杭状改良タイプにおける剪断強度特性を、寒天材料を用いた一軸圧縮試験と弾完全塑性体モデルを用いた弾塑性有限要素解析で検討した。寒天材料による一軸圧縮試験結果では、複合地盤による強度の異方性等を定量的に再現できる可能性を示した。また、弾塑性有限要素解析では、改良体の敷設タイプによって、剪断ひずみ分布や剪断強度が異なることを示した。

Keyword: 複合地盤, 寒天材料, 要素試験
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.376-377 , 2011

発表番号 [3-44]

Bearing Capacity of Wood Pile Foundation Determined by Vertical Load Test of Pile

Morii Toshihiro [Faculty of Agriculture, Niigata University]
Ito Hiroaki [Department of Agriculture, Niigata Prefectural Government]
Oda Satoshi [Department of Agriculture, Niigata Prefectural Government]
Kamoi Yukihiko [Niigata Geotechnical Survey Association, Niigata]

杭の鉛直載荷試験にもとづく基礎木杭の支持力特性

○森井 俊広 [新潟大学農学部]
伊藤 広明 [新潟県農地部]
小田 里司 [新潟県農地部]
鴨井 幸彦 [新潟県地質調査業協会]

ここ3年度間にわたって実施してきた杭の鉛直載荷試験の結果に基づき,基礎木杭の支持力特性を調べた。新潟県の軟弱地盤で広く用いられている長さ2〜6m,末口径120〜180mmの針葉樹材の打ち込み杭を対象とした。地盤のN値は20程度以下であり,杭1本当たりの極限支持力は100〜150kN程度であった。杭の押込み試験から,基礎木杭の支持力は,周面摩擦力と先端抵抗力の両者により発揮されることを示した。

Keyword: 基礎木杭, 杭の支持力, 杭の押込み試験
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.378-379 , 2011

発表番号 [3-45]

Study on utilization of crushed EPS mixed soil- Consideration of the mechanism of shock absorbency -

SAKAGUCHI Kosuke [Osaka Prefecture University]
KUDO Yosuke [Osaka Prefecture University]
KIMATA Takashi [Osaka Prefecture University]

EPS破砕片混合土の有効利用に関する研究− 衝撃吸収性のメカニズムに関する考察 −

阪口 皓亮 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
工藤 庸介 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
○木全 卓 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]

EPS破砕片の混合に起因する衝撃吸収のメカニズムを定量的に考察するため、混合土の変形係数や衝撃載荷時の変形量などを求め、これらが衝撃加速度の低下にどのように影響しているかを検討した。その結果、衝撃加速度はEPS破砕片の混合比とともに低下し、その割合は破砕片自身の弾性変形量にほぼ比例することがわかった。このことは、EPS破砕片による混合土の衝撃吸収効果の予測に役立つものと考えられる。

Keyword: EPS破砕片, 混合土, 衝撃吸収性
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.380-381 , 2011

発表番号 [3-46]

Zoning Pattern of Fill-type Dam Embankment for Rehabilitation by Cement-mixed Soil

Fukushima Shinji [Fujita Corporation]
Kitajima Akira [Fujita Corporation]
Tani Shigeru [NRI of Rural Engineering]

砕・転圧盛土工法によるフィルダム改修における堤体ゾーニングパターン

福島 伸二 [(株)フジタ 建設本部]
北島 明 [(株)フジタ 技術センター]
○谷 茂 [(独)農研機構 フェロー]

砕・転圧盛土工法は老朽化したフィルダムなどの堤体改修が築堤土の入手難や池内底泥土の処分地の確保難のために計画的に実施できない問題を解決すべく開発され,底泥土をセメント系固化材により固化改良して築堤土に活用した堤体改修技術である。本稿では,砕・転圧盛土工法により堤体改修されたフィルダムの事例を紹介し,そこで採用された堤体ゾーニングの特徴について述べた。

Keyword: 堤体改修, 固化改良土, ゾーニング
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.382-383 , 2011

発表番号 [3-47]

Applicability of Large Ball-drop Test to Estimate In-situ Strength of Cement-mixed Muddy Ground

Kitajima Akira [Fujita Corporation]
Tani Shigeru [NRI of Rural Engineering]
Fukushima Shinji [Fujita Corporation]

砕・転圧盛土工法の固化改良地盤の強度管理での大型球体落下試験の適用性

北島 明 [(株)フジタ 技術センター]
谷 茂 [(独)農研機構 フェロー]
○福島 伸二 [(株)フジタ 建設本部]

砕・転圧盛土工法では、初期固化土と砕・転圧土の日常強度管理には球体落下試験を実施している。当初採用したFW-26型は目標強度レベルが低い場合を想定しており、目標強度レベルが高くなると落下球質量が軽く、試験地盤に生じる凹径の差が小さく強度評価感度が悪くなる。そこで、本稿では、落下球の直径と質量を大きい大型球体落下試験機FW-62 型を製作し、その適用性を調べた結果を報告した。

Keyword: 球体落下試験, 固化土, 強度
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.384-385 , 2011

発表番号 [3-48]

Experimental investigation of velocity of soil particles subjected to seepage force

Nishimura Shin-ichi [Okayama University]
Murakami Akira [Kyoto University]
Nakatani Ayumi [Yamato Kogyo Co., Ltd.]
Fujisawa Kazunori [Okayama University]

浸透力による土粒子の移動/輸送速度の実験的把握

西村 伸一 [岡山大学大学院]
村上 章 [京都大学大学院]
中谷 亜友美 [大和工業株式会社]
○藤澤 和謙 [岡山大学大学院]

これまで浸透流による土粒子移動に関連する研究では、移動開始時の動水勾配や浸透流速を予測することに焦点が当てられた。しかし、土粒子の移動開始のみを把握するだけでは、土粒子の移動開始後に土粒子の流出によるパイピングや空洞化の発展過程を予測できない。本研究では限界動水勾配以上の水頭差を与えた際の浸透力による土粒子の移動/輸送速度を定量的に把握することを目的として、実験的研究に取り組んだ。

Keyword: 浸透破壊, 土粒子移動,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.386-387 , 2011

発表番号 [3-49]

Numerical Analysis of Dynamic Behavior of Seepage Flow

Fujisawa Kazunori [Okayama University]
Nishimura Shin-ichi [Okayama University]
Fukuda Keigo [Okayama University]

浸透流の動的挙動に関する数値解析

藤澤和謙 [岡山大学大学院]
西村伸一 [岡山大学大学院]
○福田 啓五 [岡山大学大学院]

本論ではこれまでの浸透流解析(浸透流が層流かつ定常な時に成立するダルシー則を連続式に適用し解析)では求めることのできない浸透流の動的挙動を求めるため、浸透流の連続式とともに運動方程式も支配方程式に加え解析を行った。解析手法としては移流項を安定的に解くため近似リーマンソルバーを用いた有限体積法を適用し、TVDルンゲクッタ法から求めたい変数の時間変化、すなわち浸透流の動的挙動の解析を行った。

Keyword: 浸透流, 数値解析, 有限体積法
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.26-27 , 2010

発表番号 [企-3-4]

tanaka tadatsugu []

農業農村工学分野におけるJABEEへの取り組みと今後の展望

○田中 忠次 [社団法人地域資源循環技術センター]

文部科学省を始め、多数のファンディング機関において人材育成への競争的資金の投入により、学士課程レベルから、大学院、PD、若手研究者を対象とした大規模なものまで、多様な人材育成事業が進行している。農学におけるこれらの人材育成事業において、農業工学分野は大きな役割を果たしている。この状況を踏まえて、農業農村工学分野における将来を担う人材養成の在り方について述べる。

Keyword: , ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.328-329 , 2009

発表番号 [3-4]

Water and heat flow in frozen layered soils

Watanabe_Kunio [Department of Bioresorces, Mie University]
KITO_Tetsuya [Department of Bioresorces, Mie University]

黒ぼく土を用いた成層土の凍結実験

○渡辺 晋生 [三重大学大学院生物資源学研究科]
紀藤 哲矢 [三重大学大学院生物資源学研究科]

凍結に伴う土中の水・熱移動に、土の成層構造や黒ぼく土の性質が及ぼす影響を調べるべく、実験を行った。黒ぼく土のみが凍結する場合に比べ、黒ぼく土とクレイロームの成層土では、下層土の水分特性の違いにより凍結面への水移動が抑制された。また、シルトロームに見られる凍土内の水移動が黒ぼく土の場合は見られなかった。黒ぼく土と無機質なシルトロームでは等量の不凍水を有してもその保持機構が異なる可能性が示唆された。

Keyword: 凍土, 成層土, 黒ぼく土
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.108-109 , 2009

発表番号 [企-13-4]

Current Status and Prospect of Irrigation Management in Lower Myanmar

Matsuno Yutaka [School of Agriculture, Kinki University]
Horino Haruhiko [Graduate School, Osaka Prefecture University]
Hatcho Nobumasa [School of Agriculture, Kinki University]

ミャンマー低平地における灌漑管理の現状と展望

○松野 裕 [近畿大学農学部]
堀野治彦 [大阪府立大学大学院]
八丁 信正 [近畿大学農学部]

農業分野が経済の中核的役割を担っているミャンマーでは、灌漑農業の発展に伴うコメ生産の向上が至上課題となっている。本稿では、灌漑開発については他のアジア・モンスーン地域諸国より比較的初期の局面である同国における灌漑農業の概況を述べると共に、今までの研究活動で得られた知見を基に、今後の課題について米生産の中心地である低平地の農民水利組織および圃場レベルでの用水管理を中心に考察した。

Keyword: ミャンマー, 水田灌漑, 農民組織
GET PDF=09/09S13-04.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.306-307 , 2008

発表番号 [3-4]

Stochastic Optimization for Allocating Pollutant Loads to Influent Rivers for Lake Water Quality Management

MAEDA Shigeya [Graduate School of Agr. Sci., Kyoto Univ.]
KAWACHI Toshihiko [Graduate School of Agr. Sci., Kyoto Univ.]

湖沼水質管理のための河川流入負荷配分の確率論的最適化

○前田 滋哉 [京都大学大学院農学研究科]
河地 利彦 [京都大学大学院農学研究科]

湖沼水質管理のため,湖沼の流入河川それぞれに対し許容COD負荷量を最適に配分する確率論的最適化モデルを提案する.湖沼でのCOD輸送式を仮定し,式中のCOD減衰係数と内部生産量の不確実な時間変動をシナリオに整理し,3目的の線形計画問題を定式化する.定常浅水流方程式を解いて湖流解析を行い,それに基づいてシナリオごとにCOD輸送式を離散化し,等式制約条件とする.諏訪湖にモデルを適用し,各流入河川への最適COD配分量を得る.

Keyword: 湖沼, 水質管理, 不確実性
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.378-379 , 2008

発表番号 [3-40]

Estimation and Verification of water demand and supply depth by a water circulation model considering agricultural water use

Taniguchi Tomoyuki [National Institute for Rural Engineering]
Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]
Horikawa Naoki [National Institute for Rural Engineering]
Yoshida Takeo [National Institute for Rural Engineering]

農地水利用を考慮した分布型水循環モデルによる水需給量の推定と検証

○谷口 智之 [農村工学研究所]
増本 隆夫 [農村工学研究所]
堀川 直紀 [農村工学研究所]
吉田 武郎 [農村工学研究所]

これまで,農地水利用が水循環に与える影響を考慮した0.1°メッシュの分布型水循環モデルを開発してきた.ここでは,新たに灌漑水量の推定方法を改良し,さらに水田での雨水貯留効果の導入した本モデルをメコン河流域に適用した.その結果,任意の時点・地点において灌漑水量,水田作付面積などの各種推定結果を得た.さらに,推定流量と実蒸発散量については現地観測値との比較を行い,高い適合性を確認した.

Keyword: 水収支・水循環, ,
GET PDF=08/08003-40.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.392-393 , 2008

発表番号 [3-47]

Effects of Water Surface Temperature and Wind Velocity on Thermal Mitigation Function in Ponds

Honjo Yukiko [Graduate School of Agric.Sci.,Miyazaki Univ]
Takeshita Shinichi [Faculty of Agric.,Miyazaki Univ]

湖面温度と風速がため池の気候緩和機能に与える影響

○本荘 友紀子 [宮崎大学農学研究科]
竹下 伸一 [宮崎大学農学部]

本研究では,大阪府岸和田市の傍示池を対象に,気候緩和機能をもたらす因子として,湖面温度と日中に卓越していた海風に着目し,気候緩和効果についての数値実験を行った.その結果,湖面温度が高くなると緩和効果は小さくなり,湖面温度が低くなると緩和効果は大きくなることがわかった.ただし,この現象は日中2〜3m/s程度の風速がある場合に顕著に発生すると考えられる.

Keyword: 気候緩和機能, ため池, 湖面温度
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.382-383 , 2008

発表番号 [3-42]

Modification of the grid-based hydrological model, Kinu-Kokai model, for the accuracy improvement of calculated ground water levels

MATSUI HIROYUKI [Fac. of Agri., Utsunomiya Univ.]

地下水位の再現性向上のためのグリッド型流出モデル(鬼怒・小貝モデル)の改良

○松井 宏之 [宇都宮大学農学部]

流域水循環における農業用水の役割を検討する際,分布型流出モデルは有効な分析ツールの一つとなる.しかし,多くの分布型流出モデルでは河川流況の再現に重点がおかれ,地下水位変動の再現には課題が残されている.そこで,開発してきたグリッド型流出モデル(鬼怒・小貝モデル)での地下水位変動の再現性を向上させるため,そのモデル構造について検討した.その結果,水田浸透水による地下水涵養を明示的にモデル化することにより地下水位変動の再現性を向上させることができた.

Keyword: 水田浸透, 地下水涵養, 流域水循環
GET PDF=08/08003-42.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.386-387 , 2008

発表番号 [3-44]

Large-scale evapotranspiration estimation using satellite imagery

Tasumi_Masahiro [University of Miyazaki]

衛星画像を利用した広域蒸発散量推定手法について

○多炭 雅博 [宮崎大学農学部]

衛星リモートセンシング技術を活用した広域蒸発散量推定手法について、アメリカおよびスペインにおける研究活動及び実務事例を中心に紹介する。衛星画像を利用した熱収支や植生指標による広域蒸発散量推定手法と推定結果の地域水資源管理への適用、斜面傾斜情報を利用した蒸発散位推定手法など。

Keyword: 蒸発・蒸発散, 水環境, リモートセンシング
GET PDF=08/08003-44.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.396-397 , 2008

発表番号 [3-49]

The effectiveness by geophysical prospecting on some deep well plans

Hizuru Okuno [Co.,Ltd. Asuka Soil Corner ]
Shuhei Koyama [Osaka Prefecture University , Life and Environmetal Sciences.]

深井戸計画に用いた物理探査の有効性について

○奥野 日出 [株式会社アスカソイルコーナー]
小山 修平 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]

深井戸計画は,地下水盆下が水理地質的素因に支配されるため,適切な調査手法を選定して地質性状区分を精度よく求める必要がある. 本報では,深井戸計画の調査フローを示すと共に,物理探査の有効性について電磁探査,電気検層,井戸構造などの対比を行い,また測定 周波数に基づく解析精度を検討した. この結果,帯水層の乾湿・飽和状態と基盤面の地質区分が明らかとなった.

Keyword: 地下水, 水資源開発・管理, 環境保全
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.384-385 , 2008

発表番号 [3-43]

Development of landslide stability forecasting system in a shear zone landslide area

NAKAZATO Hiroomi [National Institute for Rural Engineering]
UNNO Toshiyasu [National Institute for Rural Engineering]
INOUE Keisuke [National Institute for Rural Engineering]
TAKAGI Keisuke [Chugoku- Shikoku Agricultural Administration Office]

破砕帯地すべり地における地すべり安定度予測システムの開発

○中里 裕臣 [(独)農研機構]
海野 寿康 [(独)農研機構]
井上 敬資 [(独)農研機構]
高木 圭介 [中国四国農政局]

破砕帯地すべり地において,実効雨量から地下水位を介して地すべりブロックの安全率を推定するシステムを開発した.試験地では豪雨時と平常時で異なる水位変化モードが見られ,これに対応してバイリニア式により実効雨量から地下水位を推定した.モードの切替は連続雨量によった.地下水位−安全率の関係は主断面の標準スライス法により安定解析から求めるが,地中変位データからFs=1.0に相当する地下水位を補正した.

Keyword: 地すべり, 実効雨量, 安全率
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.388-389 , 2008

発表番号 [3-45]

Changes in energy and water balances in a rice paddy field in several growth stages.

Yazaki Tomotsugu [School of Agriculture, Meiji University]
Noborio Kosuke [School of Agriculture, Meiji University]

水田における生育ステージごとのエネルギー・水収支の変化

○矢崎 友嗣 [明治大学農学部]
登尾 浩助 [明治大学農学部]

水田の地表面のエネルギーの配分を決定する要因を明らかにするために、神奈川県内の水田でボーエン比法を用いてエネルギー収支を測定した。その結果、成育初期では午前中に地表面に入射した正味放射量の多くが表層水を温めるのに用いられていたが、中干し以降では一日を通して正味放射量の多くが蒸発散に用いられていた。水田では、植被の状態、水温、風速によってエネルギー収支や蒸発散量が変化しやすいことが推察された。

Keyword: 蒸発・蒸発散, 水収支・水循環, 地球環境
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.390-391 , 2008

発表番号 [3-46]

Transect Analysis of Meteorological Environment in Tibetan Plateau

SAWA Risa [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
KAWASHIMA Shigeto [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
DU Mingyuan [National Institute for Agro-Environmental Sciences]
YONEMURA Seiichiro [National Institute for Agro-Environmental Sciences]
NAKAMURA Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

チベット高原における気象環境のトランゼクト解析

○澤 理紗 [京都大学大学院農学研究科]
川島 茂人 [京都大学大学院農学研究科]
杜 明遠 [農業環境技術研究所]
米村 正一郎 [農業環境技術研究所]
中村 公人 [京都大学大学院農学研究科]

チベット高原は自然条件が厳しく、温暖化の影響を受けやすい地域と考えられている。本研究はチベットの当雄において、標高差約1200mのトランゼクトを設定し、標高の異なる10地点に設置した簡易気象観測システムで気象要素の長期モニタリングを行っている。これまでに、特徴的な現象がいくつか明らかにされつつある。成果をまとめるとともに、今後も観測を継続する事が重要である。

Keyword: 気象環境, 地球温暖化, 局地気象
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.394-395 , 2008

発表番号 [3-48]

Soil moisture redistribution and infiltration in frozen soils

Watanabe_Kunio [Graduate School of Bioresource, Mie University]
Dun Shuhui [Washington State University]
Markus Flury [Washington State University]

凍土への浸潤と土中水の再分布

○渡辺 晋生 [三重大学大学院生物資源学研究科]
Dun Shuhui [ワシントン州立大学]
Markus Flury [ワシントン州立大学]

凍土への浸潤過程の詳細を明らかにするために、シルトロームの一次元凍結実験と融解・浸潤実験を行い、修正版HYDRUS1Dを用いて結果を解析した。実験から、凍土にも水が浸潤すること、浸潤より先に熱が伝導すること、0度に達しても間隙氷はすぐには消失しないことが明らかになった。計算は、試料の凍結過程をよく再現したが、融解過程の浸潤量を過大評価した。また、浸潤量の凍結前の水分量依存性、温度依存性が示された。

Keyword: 凍土, 浸潤, 数値計算
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.380-381 , 2008

発表番号 [3-41]

An Analysis of Paddy Irrigation’s Contribution to Stabilized Discharge in the Upper Reaches of Gogyo-River Basin

TANAKA Kunihiko [The Japanese Institute of Irrigation and Drainage]
MORITA Kouji [SANSUI Consultant INC.]
MIYAMOTO Kouichi [The Japanese Institute of Irrigation and Drainage]
SATOH Masayoshi [Univercity of TSUKUBA]

農業用水が五行川上流域の河川流況安定に与える影響の分析

○福田 武真 [(財)日本水土総合研究所]
森田 孝治 [サンスイコンサルタント(株)]
宮本 幸一 [(財)日本水土総合研究所]
佐藤 政良 [筑波大学]

農業用水が河川流況の安定に果たす役割を五行川上流域において検証した。検証は水位計による毎日の五行川流量の観測結果と、一斉流量観測による流域境界の表流水の流入出量の観測結果から流域内の水収支を計算することによって行った。その結果、かんがい期に水田の地下に貯留された農業用水は非かんがい期において五行川に徐々に還元し、五行川の流況安定に貢献していることが定量的に明らかになった。

Keyword: 水収支・水循環, 水田灌漑, 地下水
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.470-471 , 2007

発表番号 (3-40)

Consideration on Production of Hydrogen Gas originated from Domestic Garbage

Hideshima Yoshiaki [Civil Engineering Research Institute for Cold Region]
Ohkubo Takashi [Civil Engineering Research Institute for Cold Region]
Shudo Yukoh [Civil Engineering Research Institute for Cold Region]

生活系バイオマス起源のバイオガスとその水素変換利用の検討

○秀島 好昭 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
大久保 天 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
主藤 祐功 [(独)土木研究所寒地土木研究所]

バイオガス中のメタンガスを原料に水素〜燃料電池利用系への変換利用を図る実証研究を行っている。水素等を生成する技術成果、また、水素の貯蔵・運搬・再生をする技術の実証成果を基礎に生活系からの排出バイオマスを使った水素生産と利用についての試案と試算を報じる。

Keyword: バイオマス, 水素利用, バイオガス
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.398-399 , 2007

発表番号 (3-4)

Practice of the interview that utilized coaching, NLP

GOTO Masahiro [National Institute for Rural Engineering]
TSUTSUI Yoshitomi [National Institute for Rural Engineering]
NAMIHIRA Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
TSUNESUMI Naoto [National Institute for Rural Engineering]
SHIMA Takeo [National Institute for Rural Engineering]

コーチング、NLPを活用したインタビューの実践 -住民の潜在意識を掘り起こし、行動を促す手法として-

○後藤 眞宏 [農村工学研究所]
筒井 義冨 [農村工学研究所]
浪平 篤 [農村工学研究所]
常住 直人 [農村工学研究所]
島 武男 [農村工学研究所]

Keyword: インタビュー, コーチング, NLP
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.92-93 , 2007

発表番号 (企-13-4)

Agricultural and Bio Waste Ashes as Alternate Cementitious Material ? Strength Evaluation of Partially Blended Cement Mortars

Ajay Goyal [United Graduate School of Agricultural Sciences, Tottori University]
HATTORI Kunio [Faculty of Agriculture, Tottori University]
OGATA Hidehiko [Faculty of Agriculture, Tottori University]
ASHRAF Muhammad [United Graduate School of Agricultural Sciences, Tottori University]

Agricultural and Bio Waste Ashes as Alternate Cementitious Material ? Strength Evaluation of Partially Blended Cement Mortars

○Ajay Goyal [鳥取大学連合農学研究科]
服部 九二雄 [鳥取大学農学部]
緒方 英彦 [鳥取大学農学部]
ASHRAF Muhammad [鳥取大学連合農学研究科]

農業・植物性廃棄物は,さまざまな形態で大量に排出されており,その有効利用を検討することが課題となっている。本研究では,農業・植物性廃棄物である枯葉(AML),廃棄芝(高麗(KRI),ティフトン(TFT),天然芝(AJG)),ナッツ殻粉末(GNT),麦藁(WSI,WSJ)を灰化することで作製したさまざまな種類の灰の特性について検討した。

Keyword: Bio-waste, ash, pozzolan
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.344-345 , 2006

発表番号 3-40

Influence that a slat of the surface of field gives paddy field ecosystem

WAKASUGI Kousuke [National Institute for Rural Engineering]
FUJIMORI Shinsaku [National Institute for Rural Engineering]

田面の傾斜化が水田生態系に与える影響−生物多様性に配慮した水田整備技術の検討−

○若杉 晃介 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]
藤森 新作 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]

乾田化された水田は非灌漑期に落水するため,水生動物の生息は困難となる。そこで,田面を傾斜化して降雨を深い部分に湛水させ,非灌漑期の生息場所と生物多様性を高めるエコトーンの人工的な創出を図り,効率的に生物多様性を高める技術の検討を行った。その結果,本技術は長期間湛水深を維持し,植生や指標生物(トンボ類)は種ごとに異なる水深に分布し,多様な生息環境が存在していたことから有効であると推測された。

Keyword: 田面傾斜化, 生物多様性, トンボ類
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.346-347 , 2006

発表番号 3-41

ueki satoshi []

ほ場整備工事における法面の植生回復

○植木 聡 [栃木県農務部農地整備課]

ほ場整備工事による水田の大区画化は,同時に畦畔の大型化ももたらし,その結果,水田風景の背景として,赤茶けた大きな法面が広がっている地域も少なくない。このような変貌は,見栄えの悪さだけでなく,外来種の植物を進入しやすくし,植物の種の減少もまねき,さらには,カエルなどの小動物の移動障害ともなっている。そこで,こうした法面を早期に現況の植生で回復できるよう,現況の畦畔表土を利用した法面施工の手法を検討した。

Keyword: 法面, 植物, 畦畔
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.348-349 , 2006

発表番号 3-42

Activities of ecosystem preservation measures in paddy area at hill-bottom.

Saito Kyoshi [Minaminasu Agricultural Promotion Office.]

谷津田における生態系保全工法の取り組み −圃場整備事業栃木県荒川南部を事例として−

○齋藤 清 [南那須農業振興事務所]

谷津田の動植物が受ける圃場整備工事の影響を軽減するため,生態系保全工法について検討をおこなった。ポリエチレン製波状管の魚道設置により可能になった,ホトケドジョウの移動ネットワーク構築や生態系保全用地の検討過程から生態系保全工法実施後の評価について報告する。

Keyword: 保全工法, ホトケドジョウの魚道, 生態系保全用地
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.350-351 , 2006

発表番号 3-43

Measures for preservation of Japanese killifish in land consolidation projects and farmers' opinions of the measures - Case study of Kanzaki project area in Ichinoseki-city, Iwate prefecture -

ABE Ayumi [Tohoku Planning, Inc.]
HIROTA Junichi [Iwate University]

圃場整備におけるメダカ保全対策の検討と地元農家の評価−岩手県一関市門崎地区を事例として−

○阿部 愛弓 [(株)東北プランニング]
広田 純一 [岩手大学]

生態系への配慮には,保全対象となる生物の生息場所や繁殖場所,移動経路等を確保する必要があるが,農家が許容できる配慮の程度が分からないこともあり,必ずしも順調とは言えないのが現状である。本研究では,メダカに重要な繁殖地であり,近々圃場整備が予定されている岩手県一関市門崎地区を対象に,メダカ保全対策の検討を行なうとともに,これに対して農家がどこまで許容できるかを聞き取り調査によって明らかにした。

Keyword: 圃場整備, 生態系保全, メダカ
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.352-353 , 2006

発表番号 3-44

Application of Habitat Evaluation Procedures for preservation of rice paddy ecosystem

Yoshida Daisuke [Graduate School of Agriculture, Utsunomiya Univ.]
Masakazu Mizutani [Utsunomiya Univ.]
Akira Goto [Utsunomiya Univ.]

水田生態系の保全を目的としたハビタット評価手続きの適用

○吉田 大祐 [宇都宮大学農学研究科]
水谷 正一 [宇都宮大学]
後藤 章 [宇都宮大学]

生態系を定量的に評価する手法のヘップを栃木県市貝町の谷津田で実施されるほ場整備事業に適用し,水田生態系へのヘップ適用可能性について検討した。まず評価種を選定し,各評価種のHSIモデルを作成した。そのモデルを使用して「現況」と「ほ場整備」,「営農」について評価した。その結果,各評価種に影響を与えるポイントなどを定量的に評価できた。水田生態系でヘップの適用は可能である。

Keyword: ヘップ(HEP), ほ場整備, 谷津田
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.354-355 , 2006

発表番号 3-45

Community Participation in School Biotope Activity

Enomoto Jun [United Graduate School of Agricultural Science,Gifu University]
Miyake Yasunari [School of Human Science and Environment,University of Hyogo]

学校ビオトープ活動における住民参加のあり方

○榎本 淳 [岐阜大学大学院 連合農学研究科]
三宅 康成 [兵庫県立大学環境人間学部]

地域住民の交流の場となっている学校ビオトープ活動をとりあげ,アンケート調査から地域住民の活動参加の実態と参加を規定する要因を把握した。学校ビオトープは,多くの地域住民に利用されているが利用目的や来訪頻度は限られていること,活動参加者は活動におおむね満足しており,非参加者も今後の活動参加を希望していること,地域や学校との関わり,時間的な余裕が参加の有無に影響を与えていることなどが分かった。

Keyword: ビオトープ, 住民参加,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.356-357 , 2006

発表番号 3-46

Improvement of the springs, and its water quality and ecosystems

sakurai yuji [Faculty of Agriculture, Ehime University]
yano kazuyuki [United Graduate School of Agricultural Sciences, Ehime University]
nakamura mayuko [Graduate School of Agriculture, Ehime University]

泉の改修整備と水質・生態

櫻井 雄二 [愛媛大学農学部]
矢野 和之 [愛媛大学連合農学研究科]
○中村 真由子 [愛媛大学農学研究科]

 用水源を整備改修する場合には多面的機能についても考慮することが求められる.本研究では,農業用水としての適性とともに,泉とそれを取り巻く林の生物相を明らかにするため,水質調査および植物・水生動物について生態調査を行った.結果,調査対象泉には動植物共に希少種の生息が確認された.また,特定外来生物指定種の生息も確認された.そして泉の性質に合った整備計画を立てる必要があると考えた.

Keyword: 農業用水, 泉, 生態系
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.358-359 , 2006

発表番号 3-47

A View on the Protection of Genji Fireflied in connection with the Reconstruction of the Zenkoji Irrigation Channel

kai takamitsu []

善光寺用水改修におけるゲンジボタル保護への一考察

○甲斐 貴光 [長野県長野地方事務所]

善光寺用水は,長野市大字南長野妻科地籍における裾花川を取水源とする用水路です。食料生産といった農業用水のほか,防火・消雪用水であり,長野市街地の景観・都市排水機能を兼ね備えた地域用水として親しまれています。また用水路にはゲンジボタルが生息し,観測されることが判明しました。そのためゲンジボタルを中心とした生態系を把握し,善光寺用水の改修工事による影響,生態系保護策を講ずるための一考察を行った。

Keyword: 生態系, 環境保全, 景観
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.360-361 , 2006

発表番号 3-48

Resources Use on Rural Area in Early Modernization Period of Japan - A Case Study on Material Flow in Nishitoyoda, Ibaraki Prefecture ?

Nishikawa Tomoko [Graduate School of Agriculture, IBARAKI Univ.]
Kobayasi Hisashi [School of Agriculture, IBARAKI Univ.]

近代化初期の農村における資源利用実態 −茨城県八千代町旧西豊田地区を対象とした物質フロー分析−

○西川 智子 [茨城大学農学研究科]
小林 久 [茨城大学農学部]

資源循環の変遷を追うための第一段階として,一農村の大正時代の資源利用実態を把握する。聞き取り,統計資料,調査研究報告および取引記録などから必要なデータを整備し,資源利用の実態を物質フロー図として表現する。さらに域内物質収支を推計するために土地利用図を作成し,各地目の資源生産/利用量を算定する。最後に,農村全体の物質フローと域内物質収支を比較して物質の域内依存度を推計し,当時の資源利用実態を考察する。

Keyword: 地域資源, 物質フロー, 近代化初期
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.362-363 , 2006

発表番号 3-49

Indices to Evaluate Sustainability of Biomass Use System

YUYAMA Yoshito [National Institute for Rural Engineering]
NAKAMURA Masato [National Institute for Rural Engineering]
SHIMIZU Natsuki [National Institute for Rural Engineering]
FUJIKAWA Tomonori [National Institute for Rural Engineering]
DOI Kazuyuki [Naigai Engineering Co. Ltd.]

バイオマス利活用システムの持続可能性評価指標に関する考察

○柚山 義人 [農業工学研究所]
中村 真人 [農業工学研究所]
清水 夏樹 [農業工学研究所]
藤川 智紀 [農業工学研究所]
土井 和之 [内外エンジニアリング株式会社]

バイオマス利活用システムを持続可能性という観点で評価する研究に着手した。施策の実施は,経済性,物質・エネルギー収支,環境への影響,安全性,運営組織からみた妥当性,地域の社会・経済への波及効果等から判断する必要がある。経済性からは,ライフサイクルコストが重要となる。堆肥や液肥等を農地で利用する場合の持続可能性判断のためには,様々な条件下での可給態窒素・リン等の土壌蓄積量の上・下限設定が必要となる。

Keyword: 物質循環, 環境保全, 農村振興
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.272-273 , 2006

発表番号 3-4

Habitats of fish during winter in streams having spring as water source

OHIRA Mitsuru [Faculty of Agriculture,Tokyo Univ. of Agri. And Tech.]
NISHIDA Kazuya [United Graduate School of Agriculture,Tokyo Univ. of Agri. And Tech.]
SENGA Yutaro [Faculty of Agriculture,Tokyo Univ. of Agri. And Tech.]

湧水を水源とする小河川に生息する魚類の冬期における生息環境

○大平 充 [東京農工大学農学部]
西田 一也 [東京農工大学大学院連合農学研究科]
千賀 裕太郎 [東京農工大学農学部]

本研究は平野部において湧水に生息する魚類であるホトケドジョウとアブラハヤの冬期における分布と生息環境の抽出を目的とした。その結果,ホトケドジョウ,アブラハヤともに湧水の影響の強い水温の高い環境に分布した。そのなかでホトケドジョウは相対的に流速が大きく,水深の大きい,石・礫底,アブラハヤは水深の大きい,砂泥底に多かった。アブラハヤは他種と同様の環境,ホトケドジョウのみ異なる環境を選好していた。

Keyword: 生態系, ビオトープ, 環境保全
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.330-331 , 2005

発表番号 3-40

Evaluation of water quality from forested basin using on-site FIP monitoring data

YOSHIMURA Ryosuke [Graduate School of Science and Technology, Kobe University]
TADA Akio [Faculty of Agriculture, Kobe University]
HATA Takeshi [Faculty of Agriculture, Kobe University]
TANAKAMARU Haruya [Graduate School of Science and Technology, Kobe University]

オンサイトFIPモニタリングデータによる山地渓流水質の評価

○吉村 亮佑 [神戸大学大学院自然科学研究科]
多田 明夫 [神戸大学農学部]
畑 武志 [神戸大学農学部]
田中丸 治哉 [神戸大学大学院自然科学研究科]

本研究ではオンサイト水質分析システムを開発し、奈良県五條市の山林流域(流域面積12.82ha)において、15分間隔で長期の連続観測を行っている。今回は、本FIPシステムの特徴について述べた後、2004年2月28日から12月18日のオンサイトFIPモニタリングデータを用いて短期(低水時と洪水時)と長期の水質観測結果、そしてLQ式の評価を行ったので報告する。

Keyword: オンサイト, モニタリング, LQ式
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.332-333 , 2005

発表番号 3-41

The Change of Outflow and the Water Quality from the Grazing Green of Organic Livestock

Tada satoshi [Division of Bio-production and Environmental Science, Kitasato University]
Shima Eikiti [Faculty of Bio-production and Environmental, Kitasato University]
Tutumi Satoshi [Faculty of Bio-production and Environmental, Kitasato University]

有機畜産が行われている放牧草地からの流出水と水質の変動

○多田 智 [北里大学大学院獣医畜産学研究科]
嶋 栄吉 [北里大学獣医畜産学部]
堤 聰 [北里大学獣医畜産学部]

青森県の有機畜産の行われている放牧場を事例に,降雨,地下水位の変動と対象集水域内からの流出水の水質を調べ,季節変動,放牧,降雨の影響について検討した.その結果,春季から夏季にかけて地下水位が低く,秋季にかけて高くなる傾向を示した。また流量と水質は降雨の影響が顕著であった.さらに,放牧と降雨により負荷量が増大する傾向が見られた.今後は無降雨時の放牧下での短時間の水質の変動,融雪期の水文・水質特性について調査,検討することが課題である.

Keyword: 放牧草地, 流出, 水質
GET PDF=05/05003-41.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.334-335 , 2005

発表番号 3-42

Water quality change by proper treatment on the pig breeding

ISHIJIMA Tomoe [College of Agriculture IBARAKI University]
KATO Tasuku [College of Agriculture IBARAKI University]
KURODA Hisao [College of Agriculture IBARAKI University]
NAKASONE Hideo [College of Agriculture IBARAKI University]

畜産排せつ物の処理の適正化による水質変動への影響

○石島 智恵 [茨城大学農学部]
加藤 亮 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
中曽根 英雄 [茨城大学農学部]

畜産主体の集水域で、長期間の連続調査と降雨時の集中調査を行っている。調査期間中に「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」が施行されたため、その効果を明らかにするために、施行前後の4ヶ月間の流出状況を比較した。T−NとT−P濃度および比負荷を比較したが、その変化はほとんど認められなかった。よって、土壌中に蓄積された負荷が流出するまでには時間がかかることが確認された。

Keyword: 畜産排水, 比負荷, 集水域調査
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.336-337 , 2005

発表番号 3-43

Effect of Air, Sulfur and Carbon on Denitrification in Soil of Glass Land Applied with Cow Manure

MOYORI Manami [ES General Laboratory]
SATTA Naoya [Faculty of Agriculture,Iwate University]
NOBORIO Kosuke [Faculty of Agriculture,Meiji University]
KOGA Kiyoshi [Faculty of Agriculture,Iwate University]

家畜糞尿連用牧草地の脱窒特性に及ぼす大気、硫黄、炭素源の影響

○藻寄 まなみ [螢ぁ璽┘港躪膰Φ羹]
颯田 尚哉 [岩手大学農学部]
登尾 浩助 [明治大学農学部]
古賀 潔 [岩手大学農学部]

家畜糞尿の圃場への還元は資源の有効利用と営農上の点から有効な糞尿処理法であるが、過剰、不適切な糞尿施用は地下水の硝酸態窒素汚染を引き起こす原因となっている。土壌からの窒素溶出及び硝化・脱窒過程を把握するため、牧草地土壌を用いてバッチ実験を行い、脱窒反応に関わる基礎的条件を検討したところ、硫黄・炭素源の供給により脱窒促進が可能であり、地下水及び周辺水環境の窒素汚染を低減できると考えられる。

Keyword: 脱窒, 牧草地, 糞尿施用
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.338-339 , 2005

発表番号 3-44

Changing Conditions of Agricultural Water Flow and Influence of Water Environment in the Upper Stream of Asigara Plain

Samura Isao [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture ]
Yoshii Akihiro [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture ]
Nakamura Yoshio [Faculty of Regional Environment Science, Tokyo University of Agriculture ]

足柄平野上流地区での農業用水の通水動態と水環境への影響

○左村 公 [東京農業大学大学院]
吉井 明央 [東京農業大学大学院]
中村 好男 [東京農業大学地域環境科学部]

本研究では農村地域を流下する農業用水路において、通水管理によって下流部での水環境、特に水温や水質に対してどのような影響があるのかを検討した。その結果、水力発電による放水量の変動によって用水路での水位維持に影響を受けていた。そこで、上流部での水位維持が下流部の水環境に与える影響について検討した結果、特にSSとT−Pについて水質保全に貢献していることが分かった。

Keyword: 通水動態, 水位維持, 反復利用
GET PDF=05/05003-44.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.340-341 , 2005

発表番号 3-45

Runoff characteristics from the bogs to the ditches in rural area, Hokkaido

Takada Masayuki [Hokkaido Institute of Environmental Sciences]
Takahashi Hidenori [Hokkaido Institute of Hydro-climate]

農業地域に残存するミズゴケ湿原からの排水路への流出特性

○高田 雅之 [北海道環境科学研究センター]
高橋 英紀 [北海道水文気候研究所]

かつての石狩泥炭地の名残である上美唄湿原(ミズゴケ湿原)において、周囲を取り巻く排水路への流出実態を調査し特性評価と実流出量の推定を行った。その結果、排水路の直接影響範囲は約20〜30mで、融雪及び降雨による地下水位変動に伴って流出量が変動することが明らかとなった。また複数の方法により法面からの実流出量を推定した結果、融雪期で概ね0.5〜1.1m3day−1m−2、春〜秋期で概ね0.1〜0.5 m3day−1m−2内外であると推定された。

Keyword: ミズゴケ湿原, 流出, 排水路
GET PDF=05/05003-45.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.342-343 , 2005

発表番号 3-46

Influence of Landuse to River Water Quality in Dairy Farming Watersheds

YUKAWA Junpei [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
YAMAMOTO Tadao [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
NAGASAWA Tetuaki [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
INOUE Takashi [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
KAWAUCHI Tarou [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]

酪農流域における土地利用形態が河川水質形成に及ぼす影響

○湯川 順平 [北海道大学大学院農学研究科]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究科]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究科]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究科]
川内 太郎 [北海道大学大学院農学研究科]

土地利用形態が異なる2つの酪農流域において、河川水質を比較し土地利用形態が河川水質形成に与える影響を検討した。改修河川よりも河畔緩衝帯を有する自然河川流域において平水時には溶存態物質の、降雨時には懸濁態物質の、濃度および負荷が小さい値となった。また流域の乾湿状態も水質に影響を与えていることが示唆された。流域の土地利用形態が河川水質形成に影響を与えることが明らかになった。

Keyword: 河畔緩衝帯, 飼養牛頭数密度, 窒素
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.344-345 , 2005

発表番号 3-47

SS Run off and Influence on River environment in Shinotsu Region during the Paddling Period

Kogita Yukiko [Graduate of school of Agriculture,Hokkaidou university]
Yamamoto Tadao [Graduate of school of Agriculture,Hokkaidou university]
Inoue Takashi [Graduate of school of Agriculture,Hokkaidou university]
Nagasawa Tetuaki [Graduate of school of Agriculture,Hokkaidou university]

篠津地域における代かき期のSS流出と河川環境への影響

○小木田 有紀子 [北海道大学大学院農学研究科]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究科]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究科]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究科]

代かき濁水が周囲の水環境に与える影響が懸念されている。篠津地域を事例として代かき期の水質水文状況を把握し,石狩川本川に及ぼす影響について検討した。その結果,代かき期の水収支や水質には土地利用や水管理が影響し,篠津運河の差し引き負荷は汚濁型であることがわかった。しかし代かき排水についてほとんど対策を行っていないことから,代かき,落水などの方法の見直しや徹底した水管理によって本川への影響を軽減することも可能と思われる。

Keyword: 代かき, SS, 石狩川
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.346-347 , 2005

発表番号 3-48

Actual Condition of Sediment Solid from Cultivated Land and etc. in a Medium Scale Basin (2) - Observation Examples of Middle Reaches Basin in Sakura River -

Banzai Kenji [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Kanda Kenichi [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Nakajima Yasuhiro [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]

中規模流域における農耕地等から流出する懸濁物質の実態把握(2)             −桜川中流域での実測例−

○  坂西 研二 [農業環境技術研究所]
神田 健一 [農業環境技術研究所]
中島 泰弘 [農業環境技術研究所]

中規模流域桜川の分割断面における,河川中心部と左右両岸付近での採水における懸濁物質濃度を比較すると,懸濁濃度が小さければ,各採水点での差は見られず,懸濁濃度が大きいとき君島橋で大きく,塙世新橋では小さい。2004年は台風による洪水で,大流量が発生したが,そのときの流量,懸濁物質,全窒素,全リンの各濃度を観測した。流量が増大すると,懸濁濃度は増加するが,全窒素は平時と変わらぬ値であった。河川内据置型濁度計値と採水装置定期的現場採水値と比較した。

Keyword: 水質調査, 懸濁物質, 窒素
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.348-349 , 2005

発表番号 3-49

Relationship between River Water Quality and the Rate of the Agricultural Land in the Agricultural and Forest Watersheds, Eastern Hokkaido

WAKOU Sachiyo [Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine]
TSUJI Osamu [Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine]
MUNEOKA Toshimi [Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine]
SHIMURA Motoko [National Agricultural Research Center for Western Region]
YOSHINO Kunihiko [Graduate School of Systems and Information Engineering , University of Tsukuba]
TABUCHI Toshio [Former Professor , the University of Tokyo]

北海道東部の農林地流域における河川水質と畑草地面積率との関係

○若生 沙智代 [帯広畜産大学]
辻 修 [帯広畜産大学]
宗岡 寿美 [帯広畜産大学]
志村 もと子 [(独)農業・生物系特定産業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター]
吉野 邦彦 [筑波大学大学院システム情報工学研究科]
田渕 俊雄 [前東京大学教授]

十勝・根室両流域で1992年に実施された河川水質調査を2003年・2004年に継続調査した。その結果,NO3−N濃度を長期的(1992年・2003年)に比較すると,根室地域ではバラツキが著しく小さかった。一方,短期的(2003年・2004年)に比較すると,NO3−N濃度は両地域ともに2003年側にも2004年側にも一定のバラツキがみられた。また,畑草地面積率が同程度の場合,NO3−N濃度は十勝地域で高く,EC値は根室地域で高い傾向を示した。

Keyword: 農林地流域, 畑草地面積率, NO3−N濃度
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.190-191 , 2004

発表番号 3-40

The verification of several hypotheses about soil aggreate

Yamada Noriyoshi [Faculty of Agriculture,Kagawa University]

土壌の団粒に関する2〜3の仮説の検証

〇山田 宣良 [香川大学農学部]

平成10〜15年の6年間にわたり、それまでの研究成果から得られた土壌の団粒に関する2,3の仮説の検証を行った。その結果、(1)団粒の総量は一定であるとはいえないものの変動量は小さい。(2)耐水性団粒は土壌有機物の乾燥で形成される可能性が高いが、重回帰式で表示するまでには至らない。(3)団粒に関する法則には連続性は認められるが普遍性は認められない。ことが判明した。

Keyword: 団粒, 有機物量, 撥水性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.192-193 , 2004

発表番号 3-41

Experimental Study on Water Retention in Water Repellent Soils

Kawamoto Ken [Dep. of Civil & Environmental Engg., Saitama Univ.]
Banyar Aung [Dep. of Civil & Environmental Engg., Saitama Univ.]
Nakamura Hisato [Dep. of Civil & Environmental Engg., Saitama Univ.]

撥水性団粒土の保水性に関する実験的研究

〇川本 健 [埼玉大学工学部]
Banyar Aung [埼玉大学工学部]
中村 寿人 [埼玉大学工学部]

団粒土の保水性に土壌撥水性が及ぼす影響を調べるため、異なる撥水性の度合いが対応する初期水分量からの吸水過程、主脱水過程、ならびに再吸水・再脱水過程の水分特性曲線を求めた。このとき、水分特性曲線は、TDRコイルプローブ用いた水分量測定と圧力センサーによる水圧測定を同時に行うことで求めた。吸水過程の水分特性曲線は撥水性の度合いで大きく変化し、再吸水過程にも影響が見られた。

Keyword: 土壌撥水性, 団粒土, 水分特性曲線
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.194-195 , 2004

発表番号 3-42

Extended Dual Composite Spheres Model by Taking into Account the Soil Water Regime to Describe the Effective Dielectric Permittivity of Aggregate Soil

Miyamoto Teruhito [National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region ]
Haraguchi Noburo [National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region ]
Shiono Takahiro [National Agricultural Research Center for Kyushu Okinawa Region ]

団粒土の誘電特性を表現するための水分特性を考慮した混成球モデルの拡張

〇宮本 輝仁 [九州沖縄農業研究センター ]
原口 暢朗 [九州沖縄農業研究センター ]
塩野 隆弘 [九州沖縄農業研究センター ]

団粒土のような二重間隙構造を持つ場合,水分分布の偏りにより特徴的な誘電特性を示す.本研究の目的は,水分特性を考慮して団粒土の誘電特性を表現するモデルを構築することである.2つの混成球モデルを足し合わせる際に用いる重み関数にS字関数を用い,その中で用いているパラメータをpF4.2の水分量と団粒内間隙量をもとに決定する方法を提案した.これにより,実測値のみで団粒土の誘電特性を推定することが可能となった.

Keyword: 団粒構造, 誘電特性, モデル化
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.196-197 , 2004

発表番号 3-43

Return Flow Generating Point in Unsaturated Soils on a Layered Slope with Traffic Pan

Deb Sanjit Kumar [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]
Miyazaki Tsuyoshi [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]
Mizoguchi Masaru [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]
Imoto Hiromi [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]

Return Flow Generating Point in Unsaturated Soils on a Layered Slope with Traffic Pan

〇デブ サンジット クマール [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
井本 博美 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

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Keyword: Unsaturated sloped soils, Traffic pan, RFGP
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.198-199 , 2004

発表番号 3-44

Non-uniform distribution of water and solute concentration caused by evaporation

KIHARA Yasutaka [Shimane University]
MORI Yasushi [Shimane University]
INOUE Mitsuhiro [Tottori Univesity]

蒸発により発現する水分・塩分の不均一分布

〇木原 康孝 [島根大学生物資源科学部]
森 也寸志 [島根大学生物資源科学部]
井上 光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]

土壌をできるだけ均質に充填したカラムを用いて、蒸発実験を行い、水分と塩分の面的な分布の不均一性がどのように発現するかを、カラムの大きさ、日数、濃度、土性、サンプリング量を変化させて、検討した。その結果、不均一の程度は水分、塩分ともに表層が最も大きくなり、水分では10cm以深ではほとんど変化はなかったが、塩分では深くなるにつれて徐々に小さくなる傾向が見られた。

Keyword: 砂漠化, 水分移動, 塩分移動
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.200-201 , 2004

発表番号 3-45

Water pressure change during rainfall infiltration into sand with groundwater table

Sasaki Satoshi [Hokkaido Regional Development Bureau]
Annaka Takeyuki [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]

地下水面を有する土層への降雨浸潤時の水圧分布変動

〇佐々木 智 [北海道開発局]
安中 武幸 [山形大学農学部]

地下水面上の排水時水分分布を初期状態とした、均一砂層への降雨浸潤実験を行なった。表面下の浸潤域上部に重力流れ、その下にくびれのある水圧分布が形成し定常に達した。また、水平方向の水圧分布変動は場所により若干の遅速がみられたが、水圧はまもなく一様になった。さらに、地下水位の上昇・下降に対して鉛直水圧分布の変動部位が異なることが示された。

Keyword: 降雨浸潤, 土中水圧分布, ヒステリシス
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.202-203 , 2004

発表番号 3-46

The influence of soil and climate factors on two water movement observation sites in a freezing and snow covered environment

Iwata Yukiyoshi [National Agricultural Research Center for Hokkaido Region]
Hirota Tomoyoshi [National Agricultural Research Center for Hokkaido Region]

土壌・気象因子が積雪・土壌凍結環境にある2つの観測区の水移動に与えた影響

〇岩田 幸良 [北海道農業研究センター]
広田 知良 [北海道農業研究センター]

積雪・土壌凍結環境における水移動様式を把握するため、水環境の大きく異なる乾性と湿性の2つの火山灰土圃場において凍土層下層の水ポテンシャルや積雪・凍土深等を観測した。その結果、凍土層の発達速度に大きな違いがみられない場合でも、土壌の違いにより下層土の水移動様式が大きく異なることが示された。また、融雪初期の凍土深の違いにより、融凍水の下層への進入時期や進入強度に違いが生じることが確認された。

Keyword: 土壌凍結, 水分移動, 積雪
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.204-205 , 2004

発表番号 3-47

Single Point Water Flux Estimation by Multi Functional Heat Pulse Probe for Variably Saturated Sandy Soil

Yasushi Mori [Shimane University]
Masayuki Ishii [Shimane University]
Yasutaka Kihara [Shimane University]
Jan W. Hopmans [Univeristy of California, Davis]

多機能熱パルスセンサーによる砂質土壌の土壌水フラックスの一点測定

〇森 也寸志 [島根大学]
石井 将幸 [島根大学]
木原 康孝 [島根大学]
Jan W. Hopmans [カリフォルニア大学デービス校]

土壌水フラックスの存在下で熱パルスを与えると熱伝導が移流に影響される。移流の影響を含んだ熱伝導方程式を解析的に解き,これを最適化同定することで土壌水フラックスを推定した。飽和から不飽和の高水分領域について0.02〜20mday−1の範囲で精度良く推定することができた。さらに解析に必要な他のデータも,流れに対して垂直に交わるサーミスターの応答から解析し,センサー部分一点でフラックス推定を可能にした。

Keyword: 土壌水フラックス, 熱パルス法, 多機能センサー
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.206-207 , 2004

発表番号 3-48

Simultaneous measurement of three-dimensional pore water velocity vector and thermal properties in the sand column

Endo Akira [The United Graduate School of Agricultural Sciences, Iwate University]
Hara Michihiro [Faculty of Agriculture, Iwate University]

砂柱における3次元間隙流速ベクトルと熱物性の同時計測

〇遠藤 明 [岩手大学大学院連合農学研究科]
原 道宏 [岩手大学農学部]

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Keyword: QPHP法, 3次元流体移動速度ベクトル, 熱物性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.208-209 , 2004

発表番号 3-49

Parameter Estimation of Root Water Uptake Models : 1. Under Water Stress

ASAI Masahiro [Univ. of Tsukuba]
FUJIMAKI Haruyuki [Univ. of Tsukuba]
INOUE Mitsuhiro [Arid Land Research Center, Tottori Univ.]
ABE Yukuo [Univ. of Tsukuba]

根の吸水モデルのパラメータの決定: 1. 水ストレス条件

〇浅井 正浩 [筑波大学農林工学系]
藤巻 晴行 [筑波大学農林工学系]
井上 光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]
安部 征雄 [筑波大学農林工学系]

広く用いられているNimah and Hanks(1973)およびFeddes(1978)の吸水モデル中のパラメータをなるべく安価かつ高い精度で推定する方法を考案し,適用を試みた。大豆を用いた実験の結果,最適化されたパラメータを用いることで高い精度で蒸散速度を予測できる可能性が示された。また、株ごとのストレス応答関数のばらつきは小さく、本方法の再現性がおおむね良好であることが示された。Nimah and HanksモデルよりもFeddesのモデルの方が高い精度が得られた。

Keyword: 蒸散, 吸水, 畑地灌漑
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.424-425 , 2003

発表番号 3-40

Runoff characteristics of rainfall in paddy fields area

NAKATSUKUMA Masayuki [The Master's Program in Environmental Sciences, University of Tsukuba]
SATOH Masayoshi [Institute of Agricultural and Forest Engineering, University of Tsukuba]
FUJIKI Tomohisa [Institute of Agricultural and Forest Engineering, University of Tsukuba]
TSURUTA Masaya [Niigata Prefecture]

水田地域における洪水流出の特性

○中津熊 真幸 [筑波大学環境科学研究科]
佐藤 政良 [筑波大学農林工学系]
藤城 公久 [筑波大学農林工学系]
鶴田 雅也 [新潟県]

水田地域からの降雨流出の時間的変化・量の特徴について明らかにするため、小貝川福岡堰地区の水田地域において、雨量、河川水位、水田内水位の連続観測等を行った。流出ハイドログラフは流量ピーク付近で上に凸の形状を示し、その後指数関数的に減少するという傾向が見られ、この傾向は特に灌漑期において顕著に現れた。また、水田地域からの流出は灌漑期・非灌漑期で異なる特徴を持っていると推測される。

Keyword: 水田, 流出特性, 洪水低減機能
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.426-427 , 2003

発表番号 3-41

Water Budget Analysis in Floating Rice Area of Chao Phraya Delta

KANAKO YURI [Graduate School of Agriculture, Tokyo Univ. of Agri. And Tech.]
NARITAKA KUBO [Faculty of Agriculture, TUAT]
KOJI OSATO [Faculty of Agriculture, TUAT]

チャオプラヤデルタ浮稲地域における水収支解析

○由利 佳菜子 [東京農工大学院 ]
久保 成隆 [東京農工大学 ]
大里 耕司 [東京農工大学 ]

タイ国チャオプラヤデルタにおいて、洪水・渇水被害が年々増大してきている。水環境を安定させるために、対策を考えなければならないが、その前段階として、その地域において水収支を行い、水文環境を把握した。そのとき、堰からの正確な流出量、外部流入量を算定した。対象地は、雨期には高い貯留量を持ち、また乾期は年によっての差が激しく安定していないことが分かる。今後、対策を具体的にしていきたい。

Keyword: 水収支, 低平地,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.428-429 , 2003

発表番号 3-42

Study on function of small-scale on-farm pond for rainfed paddy fields in Northeast Thailand

Shinichi Kasumi [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Akira Goto [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Ayumi Yuki [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Kenji Suzuki [Japan Science and Technology Corporation]
Masakazu Mizutani [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]

東北タイ田水田における小溜池の機能について

○霞 真一 [宇都宮大学農学部]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
結城あゆ美 [宇都宮大学農学部]
鈴木研二 [科学技術振興事業団 ]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]

東北タイの天水田稲作は、不確実な降雨により不安定・低収量な米生産状況にある。小流域内には溜池や灌漑堰といった小規模灌漑施設が存在する。しかし、これらの小規模灌漑施設の効果は極めて限定的であるという指摘がある(後藤2002)。本研究では、これら溜池の建設状況・分布状況・利用実態について、現地踏査と聞き取り調査から明らかにする。それとともに、モデルシミュレーションによって溜池の灌漑効果を評価することを試みる。

Keyword: 天水田, 小溜池,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.430-431 , 2003

発表番号 3-43

Hydrological Characteristics in a Snowy Basin Located in the Temperate Mountain Zone

Andrew C Whitaker [Niigata Univ. Grad. School of Sci. & Tech.]
Hironobu Sugiyama [Niigata Univ. Grad. School of Sci. & Tech.]
Manabu Yawata [Niigata Univ. Faculty of Agriculture]
Michinobu Hirose [Niigata Univ. Faculty of Agriclture]

多雪温暖山地流域における水文特性

アンドリュ ウティカー [新潟大学大学院自然科学研究科]
〇杉山博信 [新潟大学大学院自然科学研究科]
八幡 学 [新潟大学農学部]
廣瀬道宣 [新潟大学農学部]

本報は、多雪山地流域に設営した試験流域(A=19.45km2)における積雪期の水文特性を定量的に吟味・検討したものである。その結果、積雪期の流出成分は無積雪期のそれよりも持続性が強いこと、年降水量は3,000〜4,000mm程であって、かなり多量であること、年蒸発散量が年降水量の約1/5程であること、積雪水量は積雪深の一次関数で表現でき、それによる再現性は実用的には申し分ないこと等を明らかにした。

Keyword: 水収支・水循環, 流出特性, 降雪・融雪
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.432-433 , 2003

発表番号 3-44

Study on Evaluation of paddy fields development process in Northeast Thailand

Ayumi YUKI [Utsunomiya University]
Shinichi Kasumi [Utsunomiya University]
Kenji SUZUKI [Japan Science and Technology Corporation]
Akira GOTO [Utsunomiya University]
Masakazu MIZUTANI [Utsunomiya University]

東北タイにおける天水田の開発過程の評価に関する研究

○結城 あゆ美 [宇都宮大学農学部]
霞 慎一 [宇都宮大学農学部]
鈴木 研二 [科学技術振興事業団]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]

東北タイの天水田稲作では、天水田の立地範囲を見直し、土地利用の適正化を図ることが必要であると考えられる。本研究では、天水田の立地・水利条件を評価するための天水田小流域水文モデルを構築し、シミュレーションを行った。モデルシミュレーションによって、上流域の開発は全体の総生産量を高めている一方で、小流域全体の収量低下や下流の収量低下を引き起こしていることを明らかにした。

Keyword: 流出モデル, 天水田, 東北タイ
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.434-435 , 2003

発表番号 3-45

Hydrologic Model Analysis on Locations of Rainfed Agriculture in Northeast Thailand ()

Kenji SUZUKI [Japan Science and Technology Corporation]
Yukiyo YAMAMOTO [Japan International Research Center for Agricultural Sciences]
Somsak SUKCHAN [Land Development Department, Thailand]
Mayura PRABPAN [Land Development Department, Thailand]

東北タイにおける天水農業の立地に関する水文モデル解析(供

○鈴木研二 [科学技術振興事業団]
山本由紀代 [(独)国際農林水産業研究センター]
ソムサック スクチャン [タイ土地開発局]
マユラ プラパン [タイ土地開発局]

熱帯モンスーンアジア内陸域における代表的な天水農業地帯である東北タイを研究対象地域として、水文モデルを用いて水資源の効率的利用を検討する。これまでに、斜面上の天水田群の水文・稲収量を推定するモデルを構築した。本研究では、このモデルを広域に適用するための最初の段階として、土性や土地利用などのGISデータを作成し、これを用いた分布型水文モデルの基礎構造を提示した。

Keyword: GIS, 天水田稲作, 水資源
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.436-437 , 2003

発表番号 3-46

Improvements of the runoff model for Cidanau watershed, Banten Province, Indonesia

Arien Heryansyah [United Graduate School TUAT (Utsunomiya University)]
Akira Goto [Utsunomiya University]
Muhammad Yanuar Purwanto [Bogor Agricultural University]

インドネシア・バンテン州チダナウ流域における流出モデルの改良

○Arien Heryansyah [東京農工大学大学院連合農学研究科]
後藤章 [宇都宮大学農学部]
Muhammad Yanuar Purwanto [ボゴール農業大学]

構造が単純で,かつ,再現性が高いモデルによる流域のモデル化は,流域管理のために最も重要なものの一つであるので,本研究では,インドネシア・チダナウ流域において,タンクモデルとキネマティックウェーヴ式から成る水文流出モデルの再現性の向上を試みた.改善点として,パラメータを精緻化し,サブ流域の一つを観測流量データで同定した.その結果,流量変動が良く再現され,モデル精度が向上した

Keyword: Watershed Modeling, Tank Model, Indonesia
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.438-439 , 2003

発表番号 3-47

A Study for Sptial Paramater Hydrological Model with GIS

[Tokyo Univ. of A. & T.]
[Tokyo Univ. of A. & T.]
[Tokyo Univ. of A. & T.]

GISを用いた分布定数型流出モデルについての基礎的研究

○足立 昌之 [東京農工大学大学院農学研究科]
久保 成隆 [東京農工大学農学部]
大里 耕司 [東京農工大学農学部]

この研究ではGISを用いた流出解析喘湶構築の際に問題となるであろう空間情報の抽出方法について言及する。各空間情報は流出時の流出成分と密接な関わりを持っているため、これらの関係性について考察し、有効的な筑粟範囲を導き出す。本発表ではこれを3段階の範囲に分割した。それぞれ計算規模の縮小、復帰流発生地域の予測、表面流出の流量変化の追跡に的を絞って分割を試みた。発表では特に、流出寄与地域について詳しく述べることを考えている。

Keyword: 分布定数型喘湶, ,
GET PDF=03/0303-47.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.440-441 , 2003

発表番号 3-48

A Calculation Method of a Delayed Input Rainfall Sequence to the Runoff Model of Storage Distribution Type

Fukushima Akira [Faculty of Life and Environmental Science, Shimane University]

貯留分布型流出モデルへの遅延入力降雨系列の算定法

○福島 晟 [島根大学生物資源科学部]

本報告は流域内の斜面長分布特性、雨水伝播特性及び流域内の降雨分布特性を考慮しつつ、貯留型流出モデルに分類される流出モデルの適用性を向上させることを意図とした検討結果である。ここでは、流出過程における「遅れ時間」を降雨強度及び流域モデルの各分割集水域面積の関数で評価する手法を提案した。本手法により、従来の貯留型流出モデルで導入されている一定の遅れ時間を用いる手法が一層改善できると期待される。

Keyword: 流出解析, 流出モデル, 洪水流出
GET PDF=03/0303-48.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.442-443 , 2003

発表番号 3-49

Runoff modeling of Naka River Watershed and analysis on its runoff properties

Kayo Usami [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Akira Goto [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]
Masakazu Mizutani [Faculty of Agriculture,Utsunomiya Univ.]

那珂川流域における流出モデリングと流出特性の分析

○宇佐美 佳代 [宇都宮大学農学部]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]

那珂川は、水量・自然景観に恵まれた清流河川として知られている。しかし一方、1986年、1998年のような大規模な洪水を発生させ被害をもたらしてきた。近年の上流域の開発に伴う流域保水力の低下は洪水危険度を一層増大させる恐れがある。本研究ではそうした課題の解決に向けた基礎的アプローチとして、流出モデリングに基づいて流域の流出特性を種々の指標で多面的に評価する。

Keyword: 那珂川, 流出特性, タンクモデル
GET PDF=03/0303-49.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.352-353 , 2003

発表番号 3-4

Development of Spiral Flow Type Spillway

Yasuhiro Akiyoshi [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
Hitone Inagaki [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
Yoshihiro Yamamura [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
Takefumi Nakazono [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
Fujio Nishioka [Fukuoka Prefectural Office]
Toshihiko Ouchida [Fukuoka Prefectural Office]

らせん流方式洪水吐の開発

○秋吉 康弘 [宮崎大学農学部]
稲垣 仁根 [宮崎大学農学部]
山村 善洋 [宮崎大学農学部]
中園 健文 [宮崎大学農学部]
西岡富士夫 [福岡県庁]
大内田俊彦 [福岡県庁]

本報は、ため池洪水吐の放水路が65°と大きく折れ曲る場合の流水制御について水理模型実験を行って解析したものである。その結果、飛沫の全くない非常にスムーズな流水制御と、多大なコスト縮減を可能とした。また、計画洪水量(100年確率)にて計画された洪水吐越流量を10年確率の既設排水路に容易に流入させることを可能とした。

Keyword: らせん流, 洪水吐, 屈曲水路
GET PDF=03/0303-04.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.350-351 , 2002

発表番号 3-40

A Basic Study on Evaluation of the Weathering Degrees of Decomposed Granite Soil Using Thermal Conductivity

Akio Yamashita [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture]
Fumio Watanabe [Tokyo University of Agriculture, Faculty of Regional Environment Science]
Satoru Takahashi [Tokyo University of Agriculture, Faculty of Regional Environment Science]

熱伝導率を用いたまさ土の風化度判定に関する基礎的研究

○山下 明生 [東京農業大学大学院農学研究科]
渡邉 文雄 [東京農業大学地域環境科学部]
高橋 悟 [東京農業大学地域環境科学部]

 本研究では、個々の断面でのまさ土風化度判定ではなく、全てのまさ土の現場で迅速にそして統一的に求める風化度判定を考えようとした。花崗岩の風化には、水分状態、間隙状態、構成粒子が非常に深く影響を与える。今回筆者らは、これら風化の影響因子を包括すると考える土壌の熱伝導率(λ)に注目し、λとこれらのまさ土風化の影響因子との関係を明らかにしようとした。

Keyword: まさ土, 熱伝導率, 風化度
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.352-353 , 2002

発表番号 3-41

Wetting heat generation and soil temperature change during seepage into soils

Takeo_Akae [Faculty of Environmental Science and Technology, Okayama University]
Aya_Tanaka [Faculty of Environmental Science and Technology, Okayama University]

乾燥土への浸潤にともなう湿潤熱発生と地温変化

○赤江 剛夫 [岡山大学環境理工学部]
田中 亜弥 [岡山大学環境理工学部]

 土壌の温度環境は熱伝導、水分移動による熱輸送の他、乾燥土では湿潤熱の発生によっても大きく影響される。本研究では、乾燥した黒ボク土、赤黄色土、マサ土の浸潤に伴う地温変化を測定した。浸潤に伴って地温が大きく上昇し、その後徐々に低下する現象が観察された。別途測定した湿潤熱および熱伝導率を、水分による熱輸送項、熱伝導項、湿潤熱発生項を含む熱収支式に入れて地温変化を計算したところ、実験結果と良く一致した。

Keyword: 湿潤熱, 浸潤, 熱伝導率
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.354-355 , 2002

発表番号 3-42

Heat and moisture transport in sand during the evaporation underreduced pressure

Yuji Abe [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Masaru Mizoguchi [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Hiromi Imoto [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Tsuyoshi Miyazaki [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]

減圧蒸発過程における砂中の熱と水分の移動

○阿部 勇児 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
井本 博美 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

低圧環境下における多孔質体中の熱と水分移動について普遍的な法則を調べることを目的に、減圧による強制的な蒸発過程下での砂中における熱と水分移動の実験を行なった。実験より仝紺気砲茲訃発下では気化熱が奪われることによる試料中温度への影響が大きく、蒸発前線で最も温度が低い「く」の字形の温度分布が生じる⊃緤量が急激に低下して体積含水率が0%になる時間と温度が上昇をはじめる時間とが一致することが分かった。

Keyword: 水分移動, ,
GET PDF=02/0203-42.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.356-357 , 2002

発表番号 3-43

Observation of lens-like formation of THF hydrate in monosized powder during directional cooling

Kunio_Watanabe [Faculty of Bioresources, Mie University]

粉粒体中のクラスレートハイドレートの観察

○渡辺 晋生 [三重大学生物資源学部]

近年、土中のハイドレートの形成・解離機構の解明が多くの分野で求められている。本研究では、土壌の凍結実験に用いられる一方向凍結法を応用し、粉粒体中のTHFハイドレートの形成・解離過程を直接観察した。結果、温度勾配、冷却速度、含水比の条件が揃えばレンズ状のTHFハイドレートが粉体中に析出することが示された今後、土中のハイドレートの形成・解離機構の解明に、農業土木の分野で蓄積されてきた知見が役立つと思われる。

Keyword: 凍上・凍結, 土壌の熱的性質, ハイドレート
GET PDF=02/0203-43.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.358-359 , 2002

発表番号 3-44

Dependance of unfrozen water content in an unsaturated frozen soil on initial water content

SUZUKI Shinji [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
KASHIWAGI Junichi [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
HASEGAWA Shuichi [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]

不飽和土壌の不凍水量の初期水分依存性

○鈴木 伸治 [北海道大学大学院農学研究科]
柏木 淳一 [北海道大学大学院農学研究科]
長谷川 周一 [北海道大学大学院農学研究科]

 凍土の不凍水量をTDR法とパルス型NMR法で測定し,不凍水量の初期水分依存性について検討した.測定方法による測定値の差違はなく,褐色低地土下層土と黒ボク土において不凍水量に初期水分依存性が認められたが,砂丘未熟土ではほとんど認められなかった.浸透圧の影響は無視できるほどに小さく,氷の増加に伴って不凍水量が増加したため,氷が不凍水のマトリックポテンシャルを低下させることが原因として考察された.

Keyword: 凍土, 不凍水, TDR
GET PDF=02/0203-44.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.360-361 , 2002

発表番号 3-45

Estimation of Unfrozen Water Content of frozen soil by TDR in situ

Liping_Wang [Okayama Univ. Graduate School of Natural Science and Technology]
Takeo_Akae [Faculty of Environment Sciene and Engineering, Okayama Univ.]

TDRによる現地測定凍土中の未凍結水分量の推定

○王 麗萍 [岡山大学自然科学研究科]
赤江 剛夫 [岡山大学環境理工学部]

TDRは現地土壌水分の簡便な測定法として,良く用いられている。そもそもTDRが誘電率測定する手法であることから、これを凍土の凍結状態の判定することを試みた。土壌水分を自由水と吸着水に分けた経験モデルを用いて、吸着水と氷の誘電率がほぼ同一であるので、モデルを未凍土に適用して計算される自由水量が凍土の未凍結水分量を与えるものと考えた。本方法で推定した未凍結水分量は,凍結層の状態を定量的に表す指標となることが分かった。

Keyword: TDR, 未凍結水分量, 経験モデル
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.362-363 , 2002

発表番号 3-46

A Measurement of Unsaturated Hydraulic Conductivity of Freezing Soil by Centrifuging Method

Xia_Liu [Faculty of Agriculture, Gifu Univ.]
Takao_Amaya [Faculty of Agriculture, Gifu Univ.]
Takeo_Akae [Faculty of Environment Sciene and Engineering, Okayama Univ.]
Naomasa_Nisimura [Faculty of Agriculture, Gifu Univ.]

遠心法による凍土の不飽和透水係数の測定

○劉 霞 [岐阜大学大学院連合農学研究科]
天谷 孝夫 [岐阜大学農学部]
赤江 剛夫 [岡山大学環境理工学部]
西村 直正 [岐阜大学農学部]

凍土の不飽和透水係数の測定は過冷却水の一定圧力勾配下での浸透法では,適用温度が0℃〜-0.6℃と限られており,アイスレンズの成長を観察する方法では,適用できる試料はアイスレンズが直接観察可能な試料と条件に限られている。本論文では凍土中の不飽和透水係数を測定する目的で,現地の不撹乱試料について,広い温度領域で可能な測定法として,凍結状態での異なる土質に遠心力場を作用させ,このときの水分排出量および試料中水分分布から不飽和透水係数を測定する方法を考察し,その適用性に関する検討を行った。

Keyword: 凍土, 不飽和透水係数, 遠心法
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.364-365 , 2002

発表番号 3-47

Field Observation of Water Movement at Upland Field in Frozen Soil Region

Yukiyoshi Iwata [National Agricultural Research Center for Hokkaido Region]
Tomoyoshi Hirota [National Agricultural Research Center for Hokkaido Region]
Rintaro Okuno [National Agricultural Research Center for Hokkaido Region]

北海道土壌凍結地帯の畑圃場における土壌水分移動の把握

○岩田 幸良 [北海道農業研究センター]
広田 知良 [北海道農業研究センター]
奥野 林太郎 [北海道農業研究センター]

北海道の土壌凍結地帯における土壌水分移動の実体を把握するため、凍結層下層にテンシオメータを埋設し、土壌凍結期間の水ポテンシャルの推移・土壌凍結の発達の様子等を観測した。その結果、土壌凍結が発達する時期は凍結層に水が集まり、鉛直上向きに水が移動し、凍結層下層は乾燥状態にあることなどが把握された。また、融雪時期に土壌が短期間で土壌が融解し、水が一気に下層に侵入する現象が押さえられた。

Keyword: 土壌凍結, 水ポテンシャル, 水移動
GET PDF=02/0203-47.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.366-367 , 2002

発表番号 3-48

Change in ground temperature and soil water content during freezing-thawing process in cool upland crop field

MIZOGUCHI Masaru [Graduates School of Agricultural and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]
IMOTO Hiromi [Graduates School of Agricultural and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]
SEKI Katsutoshi [Graduates School of Agricultural and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]
MIYAZAKI Tsuyoshi [Graduates School of Agricultural and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]

高冷地畑の凍結融解過程における地温と土壌水分の変化

○溝口 勝 [東京大学大学院]
井本 博美 [東京大学大学院]
関 勝寿 [東京大学大学院]
宮崎 毅 [東京大学大学院]

高原キャベツの生産地として名高い群馬県北部地方の畑地では、融雪期・梅雨期・台風期における土壌侵食と土壌流亡が深刻な問題になっている。このうち融雪期の土壌侵食は、冬期に形成された凍土層が融雪水の地中浸透を阻むことによって起こると考えられる。本研究では、融雪期の土壌侵食メカニズムの解明と農地管理技術の開発をめざして、畑土壌の凍結融解過程における地温と土壌水分の変化を観測し、その特徴について考察した。

Keyword: 凍結融解, 土壌水分, 地温
GET PDF=02/0203-48.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2002

発表番号 3-49

Effect of Water Content on Propagation of Bacteria in Mixture of Kaolinite-Montmorillonite

Kaoru Ueno [The Graduate School of Natural Science and Technology, Okayama University ]
Koichiro Takemura [The Graduate School of Natural Science and Technology, Okayama University ]
Tadashi Adachi [Faculty of Environmental Science and Technology, Okayama University]

カオリナイト-モンモリロナイト混合系における細菌の増殖と土壌水分

○上野 薫 [岡山大学大学院自然科学研究科]
武村 光一郎 [岡山大学大学院自然科学研究科]
足立 忠司 [岡山大学環境理工学部]

酸性硫酸塩土壌の乾燥に伴う土壌の酸性化はpF3.0付近で促進されるが,水分状態が鉄酸化細菌の増殖に影響を与える理由は不明であるc握のため,教愿可-嘶嗹枦可の混合粘土で単純培養喘湶タ験を行った級C混合粘土においてもpF3.0付近で細菌増殖が促進されたSや三価鉄,および酸の抽出量が顕著に低いことから,これは粘土に膨潤水が強く拘束されていたことに関係すると考えられた=:02/0203-49.pdf

Keyword: 酸性硫酸塩土壌, 土壌微生物, 土壌水分
GET PDF=368-369



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.278-279 , 2002

発表番号 3-4

Estimation of evaporation from a bare dune sand using TDR technique

Nobuhito Ohigashi [Arid Land Research Center, Tottori University]
Toshio Yamada [Arid Land Research Center, Tottori University]
Tomohisa Yano [Arid Land Research Center, Tottori University]
Yoshinobu Kitamura [Faculty of Agriculture, Tottori University]

TDR法を用いた砂丘砂裸地圃場からの蒸発量の推定

○大東 信仁 [鳥取大学乾燥地研究センター]
山田 俊雄 [鳥取大学乾燥地研究センター]
矢野 友久 [鳥取大学乾燥地研究センター]
北村 義信 [鳥取大学農学部]

鳥取砂丘砂の裸地圃場において,TDR法を用いて土壌水分減少法によって蒸発量を推定した.マイクロライシメータによって測定した蒸発量と比較検討した結果,蒸発量の実測値と推定値の平均値は0.98 mm,0.86 mmであり,また推定値の誤差の標準偏差は0.51 mmであった.推定の精度は,不飽和透水係数が大きく関係し精度的に改善の余地はあるものの,実用的な水収支を把握できる可能性を示唆する結果であった.

Keyword: 蒸発量, 土壌水分減少法, TDR法
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-4

Consciousness of farmers about abandon farming in hadicapped settlements―A case of Kimobetu-town in Hokkaido―

YU SHIMURA
MASAO YAZAWA

中山間農業集落における離農に関する農家意識について―北海道喜茂別町を対象として―

○志村 祐〔緑資源公団〕
矢沢 正士〔北海道大学大学院農学研究科〕

本研究は,北海道喜茂別町を対象に集落立地条件タイプ別の農家の意識について研究を行ったものである。集落の分類にはGISを活用し,自然立地条件及び社会立地条件の両側面からのアプローチを試みた。アンケート調査による農家意識について検討を行った結果,離農状況及び離農要因共にタイプ毎に大きな相違が認められ,社会経済的な要因と共に集落立地条件も離農の大きな要因となっていることを明らかにした。

Keyword: 中山間農業集落, 農家意識, GIS
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-40

Studies on profiles of steep lands for the agriculture in Hokkaido

Nobuyuki Kobayashi〔Graduated School of Agriculture,Hokkaido University〕
Masao Yazawa〔Graduated School of Agriculture,Hokkaido University〕

北海道における傾斜耕地の特性に関する研究

○小林 伸行〔北海道大学大学院農学研究科〕
矢沢 正士〔北海道大学大学院農学研究科〕

本研究では国土数値情報を用いて、北海道の地形分類と傾斜耕地の関係について解析した結果,ローム台地と砂礫台地に物質移動の危険性のある畑地が集中しており,特に帯広でその傾向が強く見られた。この地区において傾斜形態,畑地メッシュの分布密度を解析し,さらに現地調査を行った結果,国土数地情報が作成された後に各地区で農地整備や耕作放棄が行われた地区が発生していた。

Keyword: 傾斜耕地, 国土数値情報,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-41

Characteristic of volcanic ash soils in the agricultural areas differing in the distance from the origin of extrusion

Koji KIKUCHI〔Obihiro University of Agriculture and veterinary Medicine〕
Mizuho HIRAI〔Obihiro University of Agriculture and veterinary Medicine〕

噴出源からの距離を異にする農業地帯における火山灰土壌の特徴

菊地 晃二〔帯広畜産大学〕
○平井 瑞穂〔帯広畜産大学〕

土壌図が今後より一層の活用を図られるためには,土壌のでき方や,土壌の性質を十分理解する必要がある。そこで本報告では,火山灰土壌地帯といわれる農業地帯の中で,根室・釧路管内と十勝管内の例を取り上げ,噴出源の距離との関係,降下火山灰の噴出年代,噴出規模および地形面との堆積関係を整理することにより,それぞれの地域の火山灰についての理解が可能となった。

Keyword: 火山灰分布, 地形面, 土壌図
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-42

The tillage system of upland fields in Hokkaido

Katsuyuki Soma〔Graduate School of Agriculture, Hokkaido University〕
Hiroyuki Wada〔Graduate School of Agriculture, Hokkaido University〕

北海道における畑圃場の耕耘管理の問題点

相馬 尅之〔北海道大学大学院農学研究科〕
○和田 洋之〔北海道大学大学院農学研究科〕

北海道における慣行的な耕耘管理「プラウ反転耕起+ロータリ砕土」の問題点を土壌物理環境から検討した。この耕耘管理はAp層を、ロータリ砕土によって膨軟化したAp1層と前作の営農管理により圧縮されたAp2層に分化する。プラウ反転耕起の際の練返しにより形成される犁底盤とAp2層から成る難透水性土層の出現は圃場の排水不良の原因となることから、耕耘管理体系から「プラウ反転耕起」を速やかに削除すべきことを提案した。

Keyword: 耕耘管理, 土壌構造, 圧縮
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-43

Preliminary Research of Natural Voltage at upland Field.

Yoshiyuki SHINOGI〔National Institute for Rural Engineering〕
Hiroomi NAKAZATO〔National Institute for Rural Engineering〕
Takanori SAITO〔National Institute for Rural Engineering〕
Masaru YAMAOKA〔National Institute for Rural Engineering〕

畑圃場の自然電位に関する基礎的研究

○凌 祥之〔独立行政法人農業工学研究所〕
中里 裕臣〔独立行政法人農業工学研究所〕
齋藤 孝則〔独立行政法人農業工学研究所〕
山岡 賢〔独立行政法人農業工学研究所〕

自然界には電位差があることが言われている.畑においても自然電位に差があることが報告されているが,その研究蓄積は少ない.ここでは畑における自然電位に関して基礎的な調査を行った.まず,炭化物が自然電位に及ぼす影響を検討した.その結果,炭化物によって自然電位には差が見られた.また,圃場において自然電位を測定した結果,耕作放棄されている圃場では自然電位は低く,再現性もあった.

Keyword: 環境保全, 圃場整備,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-44

Subsoil Improvement by Rotary Bucket at the Tea Garden Reclamation

Masaharu Komamura〔Tokyo University of Agriculture〕
Shoichi Goto〔Shizuoka Tea Experiment Station〕

茶園造成地におけるロータバケットによる土層改良

○駒村 正治〔東京農業大学地域環境科学部〕
後藤 昇一〔静岡県茶業試験場〕

静岡県における茶園造成では、改良山成工がほとんどであり、良質な表土の埋没や不良な下層土が露出することがある。本研究は土層改良のために開発されたロータバケットを用い、土壌の物理性の改善とそれによる早期茶園造成を目標としたものである。ラータバケット混層は、従来のバケツトに比べて有機資材などの均等性や土壌の膨軟および軟岩の破砕に効果が高かった。そのため茶の根群の発達と初期生育の促進が認められた。

Keyword: 農地造成, 土層改良, 土壌の物理性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-45

Effect of Plowing Green Manure Crop after the Reclamation -Research on the improvement on soil properties in the reclaimed field (I)-

Torahiko TANIGAWA〔Graduate School of Agriculture and Biological Science, Osaka Prefecture University〕
Kenji IWAMA〔School of Environmental Science, University of Shiga Prefecture〕
Katsuhiko YABE〔School of Environmental Science, University of Shiga Prefecture〕

造成直後における緑肥すき込み効果について-造成農地における土壌特性の改善に関する研究(I)-

○谷川 寅彦〔大阪府立大学大学院農学生命科学研究科〕
岩間 憲治〔滋賀県立大学環境科学部〕
矢部 勝彦〔滋賀県立大学環境科学部〕

造成農地では、作物生育に対して土壌条件が不十分な場合が多い。持続的農業が可能な生産環境実現のための改良が行われ土壌は次第に熟化し好適となると言われる。しかし、緑肥すき込みについて改善効果は十分明らかとはいえない。本報では造成農地に対して緑肥作物栽培→すき込みを行い、播種前とすき込み後における土壌特性に焦点をあて一般に言われる改善効果が必ずしも得られず異なる傾向もあることを明らかにした。

Keyword: 緑肥, すき込み, 土壌特性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-46

Present condition and problems in the drainage of upland fields in Tokachi Distirict, Hokkaido

Katsuhisa Niwa〔Zukosha Co. Ltd.〕
Shigeki Nakamura〔Hokkaido Development Bureau, Obihiro Development and Construction Department.〕
Kiyoshi Obuchi〔Zukosha Co. Ltd.〕
Koji Kikuchi〔Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine.〕

十勝管内における圃場排水の現状と課題

○丹羽 勝久〔螢坤魁璽轡磧
中村 茂樹〔北海道開発局帯広開発建設部〕
大淵 清志〔螢坤魁璽轡磧
菊地 晃二〔帯広畜産大学〕

十勝管内テンサイ集落別収量地図、気象、土壌図、地形区分図を用いて、十勝管内の抱える現況の圃場排水の課題を調査した。その結果、多湿黒ボク土などの湿性土壌は、黒ボク土などの乾性土壌に比べ、その生産力が劣っていた。そのため、圃場排水の課題として、^典整備率の向上、∧理性不良土層に対する土層改良の施工、C老鼠廾を考慮した排水法の開発が必要と考えられた。

Keyword: 圃場整備, 土層改良,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-47

Change of Physical Properties of Isahaya Bay Polder Soil Associated with Drying

TAKEO AKAE〔Faculty of Environmental Science and Technology, Okayama University 〕
AKIRA HASEGAWA〔Faculty of Environmental Science and Technology, Okayama University 〕

諫早湾干拓地土の乾燥に伴う土壌物理性変化

○赤江 剛夫〔岡山大学環境理工学部〕
長谷川 彰〔岡山大学環境理工学部〕

本報告では諫早湾干拓地の干陸後3年間における土壌の諸物理性変化を、特に乾燥との関係で検討した。土層に気相が侵入を開始し、土壌構造の発達が始まる限界含水比は約100%であり、現在約20cmの深さにある。この含水比より乾燥した表層では土壌構造や諸物理性の変化が著しい。また、除塩の進行は乾燥と密接な関係があり、飽和土層の除塩には、土壌溶液の排出とともに拡散が大きな役割を果たしていることが明らかになった。

Keyword: 干拓地, 乾燥, 除塩
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-48

The research on soil drying process and bearing capacity of the underdrain which gave the suction

FUJIMOTO Kazuya〔 Ohara Technology〕
NAKANO Toshirou〔NIIGATA University〕

サクション作用を付与した暗渠の土壌乾燥過程と地耐力に関する研究

○藤本 重也〔大原技術株式会社〕
中野 俊郎〔新潟大学農学部〕

既存の暗渠にサクション作用を付与させると、排水性が改善した。間断灌漑や落水を行うと、作土層と耕盤層の土壌水分張力値が次第に大きくなった。刈り取り期には蒸発散の影響で作土層より耕盤層の水分張力値が大きくなる。地耐力は刈り取り期に粘着力成分より摩擦力成分が卓越してくる。

Keyword: 暗渠排水, 農地の汎用化, 地耐力
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 3-49

Experimental Study on Bearing Capacity for Paddy Field vehicle

SEINO masato〔YAMAGATA Prefecture, MURAYAMA Branch office〕
ENDO toru〔YAMAGATA Prefecture, Rural Construction Depertment〕

水田栽培管理機作業に必要な地耐力の検討

○清野 真人〔山形県村山支庁〕
遠藤 徹〔山形県農村整備課〕

稲作の追肥、防除など中間管理作業を行う水田栽培管理機が実用化されているが、立毛湛水状態の作業となることから、走行試験を行って必要な地耐力を検討した。 WES簡易法により算定した水田栽培管理機の限界コーン指数は0.5〜0.3Mpaで、走行試験結果とほぼ一致した。WES簡易法は水田栽培管理機の走行性判定にも適用できる。今後の圃場整備は、この地耐力確保を目標とする必要がある。

Keyword: 圃場整備, 地耐力, 水田栽培管理機
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-4

傾斜カンキツ園における作業道整備およびマルチ栽培が降雨流出に及ぼす影響(1)−降雨流出率の変化−

○中尾 誠司〔四国農業試験場〕
長谷川 美典〔四国農業試験場〕
吉川 弘恭〔四国農業試験場〕

本報告では、傾斜カンキツ園における園内作業道の整備やマルチ栽培が降雨流出に及ぼす影響の解明を目的とし、雨量・流出量の現地観測データを基に、園内作業道舗装やマルチ資材の敷設に伴う降雨流出率の変化について検討した。その結果、作業道舗装・マルチ敷設率が約32%のカンキツ園では、作業道舗装ならびにマルチ敷設後の降雨流出量が導入前に比べ、3割程度増大することが明らかとなった。

Keyword: 傾斜カンキツ園, 作業道整備, 降雨流出
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-39

農業土木分野におけるVEの適用

○小泉 泰通〔ジャス・コンサルタンツ〕

農業土木のインフラ造りは、コスト縮減等の社会的要請が厳しい。農業従事者のニーズに適合した機能本位の農業インフラ造りを進め、農業の生産性向上・生産物のコスト引き下げを図る必要があるAジョブプランなどVEの基本事項に従った本格的VE手法を設計段階・施工段階に導入すべき理由ならびに期待される効果について述べた。またVEの定義・基本原則など、本格的VEの基本事項を解説をした3-40

Keyword: VE, 機能本位, 新手法
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-41

数値シュミュレーション結果の動画表示に関する研究

○阿部 幸次郎〔東京農工大学大学院農学研究科〕
久保 成隆〔東京農工大学大学院農学研究科〕
大里 耕司〔東京農工大学大学院農学研究科〕

本研究の目的は、1次元非定常流解析の結果を利用し、時系列的に変化する水面形を3D動画表示することにある。これまでは、結果を2次元のEXCELグラフとして出力してきた。しかし、われわれの扱うのは水の流れであり、この方法では空間的にも時間的にも変化する現象を表現しにくい。結果を視覚的にも数値的にも捉えられる表示方法としてVisual Basicによる動画表示方法について考える。

Keyword: 動画表示, ,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-42

電子調査法による雨水利用施設に対する地方自治体の助成制度に関する情報収集

○喜多 威知郎〔島根大学生物資源科学部〕
竹山 光一〔島根大学生物資源科学部〕
丸山 健夫〔武庫川女子大学文学部〕
北村 邦彦〔石川県農業短期大学〕

近年,都市部では渇水が生じる一方で,集中豪雨による都市型洪水が生じる矛盾が報告されている.これらの解決策の一つとして,雨水浸透・貯留施設があげられる.その普及のため,個人レベルでの雨水貯留施設の設置に対して助成制度を制定し,実施している地方自治体の数も増加しつつある.インターネットの双方向通信性を利用した電子調査法によって雨水利用施設に対する地方自治体の助成制度の現状に関する調査を実施した.

Keyword: インターネット, 電子調査法, 雨水利用施設
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-43

PC-UNIXを用いたWeb公開型データベースシステムの構築

○伊藤 良栄〔三重大学生物資源学部〕

PC-UNIXとフリーに公開されているソフトウェア群を用いることにより,安価なデータベースシステムを構築した.システムの設計にあたり,データベースとのインタフェースにPHP3を採用することにより,ユーザインタフェースをWeb型とした.気象庁月報データを用いた例により,今回開発したシステムが、不特定多数に対して広く情報提供可能であることを示せた.

Keyword: インターネット, データベース, WWW
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-44

タイ東北部地方の広域土地利用変化と水資源量の変動特性

○山田 康晴〔国際農林水産業研究センター〕
大西 亮一〔農業工学研究所地域資源工学部〕

タイ東北部は、農林産物貿易に対応して、広範囲に森林が伐採されて、農地等に変化した地域である。このような広域土地利用変化が、この地域の水資源量にどのような影響があったのかを実測データに基づいて検証する。具体的には、メコン川支流でこの地域を流れているチー川とムン川の河川流量データと流域6地点での雨量データを整理し、流出率、洪水流量、渇水流量と年間雨量との関係のグラフを作成した。

Keyword: 海外, 水収支・水循環,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-45

東北タイの天水田における基盤整備・水管理技術の検討

○藤森 新作〔農業工学研究所〕

東北タイの天水田地帯は,雨期の降雨を利用した稲作が行われている。しかし,砂質土壌であるため,畦畔漏水や降下浸透によって用水不足が発生している。また,耕起を小型ディスクプラウで行っているため,作土厚が不均一であり,生育ムラがみられる。そこで,畦畔漏水防止対策として,土壌硬化剤と硬質塩化ビニールシートを用いた造成を試みた。また,耕起については,ボトムプラウの使用を提案した。

Keyword: 東北タイ, 天水田, 基盤整備
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-46

東北タイにおける伝統的灌漑と水田稲作

○星川 圭介〔京都大学大学院農学研究科〕
水野 啓〔京都大学大学院農学研究科〕
小林 愼太郎〔京都大学大学院農学研究科〕
福井 捷朗〔京都大学東南アジア研究センター〕

東北タイ地域は一般に天水稲作地域の典型とされているが,農民自身が伝統的に井堰を建設し,灌漑稲作を営んで来た事例も少なからず存在することが,最近明らかになりつつある.発表では,東北タイの伝統的井堰灌漑が目立たない存在となり,天水稲作が優勢となるに至る経緯,そしてそうした変化と関連して稲作生産がどのように移り変わってきたのかを,東北タイ南部,スリン県タプタン川流域の事例に基づいて考察する.

Keyword: 東北タイ, 灌漑, 井堰
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-47

ビクトリア湖西岸地域における食料生産と土地利用

○黒川 史子〔国際航業蝓
水野 啓〔京都大学農学研究科〕
小林 愼太郎〔京都大学農学研究科〕

タンザニア北西部・ハヤ族農村における土地利用システムの空間構造を明らかにし,食料生産の観点から定量的な評価を行った。主食のバナナを中心とした生産空間と屋敷地を兼ねるエキバンジャは,地形などの立地条件に加え,周辺の草地利用と組み合わせた高度な物質循環系によって高い生産力が維持されている。その一方で,土地所有に関する慣習や労働力の流出などが土地の有効利用を妨げる要因となっている。

Keyword: 在来農法, 農村土地利用, GIS
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-48

ヴェトナム、メコンデルタの農業開発について

○三沢 眞一〔新潟大学大学院自然科学研究科〕

ヴェトナム社会主義共和国では、1987年までは米の輸入国であったが、1988年に一転して輸出国になり、1999年には450万tに達した。瞬く間にタイについで世界第2位の米の輸出国になってしまったが、この米の生産の伸びにはメコンデルタにおける農業開発が大きく寄与したといわれている。このメコンデルタにおける米作農業の変遷過程、および現状での問題点や今後の課題について述べた。

Keyword: メコンデルタ , 農業開発, 洪水
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 3-49

中国内蒙古地方における環境保全型草地農業の創出−7.農牧交差地におけるトウモロコシ連作畑の地力維持−

○井戸田 幸子〔北里大学獣医畜産学部〕
小林 裕志〔北里大学獣医畜産学部〕
馬場 光久〔北里大学獣医畜産学部〕
佐藤 幸一〔北里大学獣医畜産学部〕
杉浦 俊弘〔北里大学獣医畜産学部〕
桂 栄〔中国農業科学院草原研究所〕
那日蘇〔中国農業科学院草原研究所〕

中国内蒙古自治区の有畜農業地域においてトウモロコシ連作年数の異なる4つの畑(1年,5年,10年,15年)での養分収支を評価し、その連作と地力維持について検討した。結果、土壌が過剰養分を吸着保持していたり、不足分を補っているが、試験地においては、地力が低下しておらず、長期施肥が本来養分含有量の低い風積砂土の肥沃度を高めていた。このことにより本試験地においてトウモロコシ連作が可能であったと推察された。

Keyword: 中国内蒙古, 地力維持, トウモロコシ
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 3-4

上ビルマ・半乾燥地域の潅漑と農業発展に関する基礎的研究

○加藤 潤〔宇都宮大学大学院〕
水谷 正一〔宇都宮大学農学部〕
後藤 章〔宇都宮大学農学部〕

農業を生業とする上ビルマ・半乾燥地の2農村を対象に、潅漑が農業に及ぼす直接的影響と村人の生活に及ぼす間接的影響を明らかにする事を目的とした。新規潅漑導入村では、1)水利用、農業生産様式が変化し、村の生産・生活構造も新展開していること。伝統的潅漑村は、2)農地開発の限界、用水不足等により、農業生産は停滞性を帯びていること、3)自衛策として、揚水ポンプを導入し作物生産の安定化を図っていることを明らかにした。

Keyword: 上ビルマ, 潅漑導入, 物質循環
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 3-40

地形要因からみた中山間地用水路の特性―熊本県通潤用水を事例として―

○島 武男〔農業工学研究所〕
田中 良和〔農業工学研究所〕
相川 泰夫〔農業工学研究所〕
石田 憲治〔農業工学研究所〕
中 達雄〔農業工学研究所〕

中山間地水路の立地配置を通潤用水を事例として調査したところ、幹線水路は等高線に沿って、また分水路は擬似河動に沿うように建設されていることが分かった。暗渠水路をつくったりと地形に応じた水路システムが構築されていた。分水路は傾斜に対してより慎重に設計されていたものと思われる。水路密度は高くなっていた。このように中山間地の水路は、地形条件に大きな制約をうけながら傾斜に配慮し建設されていることが分かった。

Keyword: 水田潅漑, 水利用計画,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 3-41

開水路用水位調節器の機能調査と開発(中山間地水田までの利用可能性の検討)

○兼子 健男〔熊本県農業研究センター農産園芸研究所〕
村川 雅己〔熊本県農業研究センター農産園芸研究所〕

水田ほ場の水管理は、経営規模を拡大していくと大きな労力となる。この問題を解決するための用水位調節器は、数社のメーカーで開発され、市販されている。しかしながら開水路用の機種には、用水面と田面の落差が0.5m以上で機能しない機種も多い。円錐台形の栓の両側に箱型のフロートを直結させ、この栓で給水口を開閉する熊農研式は落差2mでも調節能力があり、中山間地水田で利用できることを室内試験で確認した。

Keyword: 水田潅漑, 用水管理, 中山間地水田
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 3-42

モバイル型遠隔水管理システムの開発

○村川 雅己〔熊本県農業研究センター農産園芸研究所”〕
兼子 健男〔熊本県農業研究センター農産園芸研究所”〕

本システムは、開発を行った「大区画水田におけるマイコン制御用排水管理システム」の改良版である。特徴は、/絨未箋ぞ櫂如璽燭離皀縫拭爾肇轡好謄狎御のプログラムをwindows95上で操作が可能である。▲轡好謄爐留鶻崛犧遒鯀受信ともPHSを利用するモバイル化が図られ、制御内容の変更も遠隔地から可能である。  、△砲茲螢蓮璽匹隆蔑化に伴い低コストで利用可能で、他の農業施設への利用も可能である。

Keyword: 水田潅漑, 用水管理, 圃場整備
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-40

湧水性農業河川の環境要因と魚類の生息条件

東京農工大院 ○藤咲 雅明
宇都宮大農 鈴木 正貴・水谷 正一・後藤 章
秋田短大 神宮字 寛

栃木県谷川を対象として、湧水性農業河川の環境要因と魚類の生息条件に関する調査を行った。3種の分析方法により、河川区間の分類および魚類の環境要因への選好性との関係を分析した。立地条件により形成された環境要因の特性から河川区間を〇該欸拭き⊃綸跳拭きC羇峽燭裡涯茣屬卜犒寝修靴拭重回帰分析を用い、魚類の環境要因に対する選好性を確認した。類型化と選好性から各魚種の主生息場所としての環境特性を確認した。

Keyword: 淡水魚, 環境要因, 選好性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-41

水系ネットワークにおけるドジョウの移動と生息環境

宇都宮大農 ○鈴木 正貴・水谷 正一・後藤 章
東京農工大院 藤咲 雅明

栃木県谷川の水系ネットワークにおけるドジョウの移動と生息環境について調査した。その結果次のことが分かった。/綸弔悗料名紊砲弔い董期間内に決まったパターンを持たず、水温依存性は確認できなかった。下ヶ橋用水はドジョウの生活史において稚・未成魚期のゆりかご的な存在であると考えられる。2修区間における微環境変化は新たな河川形状を形成し、ドジョウにとって生息しやすい環境に移行しつつあると考えられる。

Keyword: 生態系, 河川環境, ドジョウ
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-42

休耕田への魚類遡上試験について

農工研  端 憲二

平地の水田地帯に生息する魚類には水田で産卵する種が少ないが、圃場整備によって水田と排水路の落差が大きくなり、魚類にとって水田への遡上がほとんど不可能な現状である。霞ヶ浦湖畔の休耕田に小規模な落差工を設けて、産卵期の魚類遡上を観測したところ、4月下旬〜5月上旬の10日間で千匹(フナ類)の遡上を確認した。

Keyword: 生態系保全, 魚類保護, 水質浄化
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-43

生態系に配慮した農業排水路整備について−北海道京極町ガル川の事例を主に−

農業近代化コンサル 玉山 政宏

農村地域の河川・排水路は地域生態系における水辺環境として重要な空間であり、その整備においては、排水・治水機能と自然生態系の保全との適切な整備が 技術的工法として求められている。本報文は、北海道における生態系に配慮した 農業排水路の整備検討・実施事例について報告するとともに今後の展開に向けて の考え方をしめす。

Keyword: 環境保全, 生態系, 排水路整備
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-44

農業農村整備とビオトープ保全に関する調査研究()−日本型ビオトープについて−

東京農大 ○中川 昭一郎・牧 恒雄・立川 周二・金子 忠一
岡山大 成岡 市

近年、農業農村整備事業に環境保全に対する配慮が求められている。農村の生態系を保全するシステムとして、ドイツで行われているビオトープのシステムがある。これをそのまま日本の農村に適用することはできない。そこで、自然条件、社会環境などを調べ、日本で実施できる日本型ビオトープの保全・復元・創出のありかたについて述べた。

Keyword: ビオトープ, 農業農村整備,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-45

農業農村整備とビオトープ保全に関する調査研究供◆歔蠻六垓面鄰喙辺の生物相−

東京農大 ○立川 周二・桝田 信彌・北原 正宣・牧 恒雄・中川 昭一郎

農村に生息する生物に適した環境として、福島県相馬市において、未整備の水田とため池の生物相を調査した。植物、昆虫、動物ともに、希少種を含めて多様な種が生息(生育)していた。湿地や水域の環境が改変あるいは減少する現況下で、水田とため池がこれら生物のビオトープとして果たしている役割は重要である。

Keyword: ビオトープ, 農村, 生物相
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-46

農業農村整備とビオトープ保全に関する調査研究掘◆歹本型ビオトープと圃場整備について−

東京農大 ○牧 恒雄・立川 周二・金子 忠一・中川 昭一郎
岡山大 成岡 市

農業農村整備事業でビオトープの保全や創出を行う時、従来の整備手法を尊重した方法が必要である。福島県相馬市にある玉野溜池を中心に、圃場整備事業が計画されているが、この事業にビオトープ的な保全を実施する場合の計画を検討し、圃場整備とビオトープを両立させる計画を作成し、事例を示した。

Keyword: 農業農村整備, ビオトープ,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-47

河川中流部河道内における評価について-河川中流部の河道内の評価に関する研究(2)-

北里大獣医畜産 ○柿野 亘・堤 聡・嶋 栄吉・服部 俊宏

河道内は、河川の栄力によって形成された多様な性格のエコトープが配列し、それに伴って発達體A物も独特である。本研究では、・・狽烽Gコトープ要素の評価に関する研究その1A物淵多様性指数から、評価点として設定したエコトープ度を算出し地形構成要素ごと検討した。

Keyword: 親水, 生態系,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-48

内水面域の生態学的管理に関する研究−釣り場の創設と放流管理−

山形大院 ○渡辺 一哉
山形大農 大久保 博・前川 勝朗

内水面域の代表的な利用の場として釣り場が挙げられ、その需要は年々高まっている。そこで、釣りと放流活動の実態及びそれらを取りまく現在の法制度について調査し、生態学的管理から見た場合の分析と問題点の把握を行った。その結果、入漁料の根拠や釣り場として設定する際の漁業との調整手法と現在施行されている規制手法に捕獲規制、捕獲量規制を加えて、放流による生息数のコントロールを行う必要があることがわかった。

Keyword: 放流活動, 生態学的管理, 調整手法
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-49

わさび田モデルの作製とその環境について

香川大農 弥永 孝一
三重大生物資源 ○新庄 彬・楠原 将巳・荒河 健介

農業農村振興策の一案として、山葵田構築を考えた。山葵は沖縄県を除き全国に栽培地が存するが、水温条件等に制約され、その適地は限られる。また、品種の多さ等も有り、適正な栽培条件についての情報は整備されたとは言えないようである。これに対処するために、水循環式の山葵田ミニモデルを作製した。ここでは、透水性、水質、温熱環境について検討し、山葵苗定植の条件整備を行った。

Keyword: 生態系, 農村振興, 生産施設
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 3-4

二毛作水田流域における年間の水収支と窒素・リンの収支−い草−稲作地帯の富栄養塩類の物質フローの把握と改善(3)−

九州農試 ○久保田 富次郎

多肥型の水田作物が栽培される二毛作水田流域において、一年間の水収支と窒素・リンの収支を明らかにした。外潮位によって、地区外への排水が規定される流域において、流域下流端にある調整池の水位を計測することにより、簡便な流出量算定が可能であった。また、差し引き排出負荷量の概念を流域に適用して、窒素及びリンの流出を見ると、窒素は施肥・梅雨時期以外が吸収/浄化型であり、リンは年間を通じてほぼ排出型であった。

Keyword: 水質, 水質水文,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-4

西洋ナシ(バートレット)と庄内柿の幹内流量の比較

山形大学農学部 神尾 彪
山形大学農学部 ○冨宿 尚子
山形大学農学部 板坂 克二・ 

Keyword: 幹内流量, 西洋ナシ, 庄内柿
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-40

複数水源を有する広流域の効率的水管理システム−マルチメディアサービスによる水管理−

農林水産省東北農政局 ○大坪 義昭
農林水産省東北農政局 進藤 建夫
農林水産省東北農政局 風間 徳人・ 

Keyword: 水管理, マルチメディア, かんがい
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 "3-41

Comparison of Irrigation Management Practices for Reuse of Tile Drainage Water(暗渠排水の反復利用のための灌漑管理法の比較検討)

CSEAS,Kyoto University&UAF,Pakistan ○Niaz Ahmad
CSEAS,Kyoto University Y.Kaida
UAF,Pakistan N.Qazi・ 

Keyword: Drainage water neuse, Irrigation management, Soil chemical property"
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-42

東北タイにおける天水田稲作の安定性に関する研究(機

宇都宮大学大学院 ○鈴木 研二
宇都宮大学 後藤 章
宇都宮大学 水谷 正一・ 

Keyword: 東北タイ, 天水田稲作, 稲作安定性
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 "3-43

""An equitable water supply for crop diversification purpose during dry season by linear programming technique: Lam Praplerng project, Thailand.

岡山大学環境理工学部 三野 徹
岡山大学大学院自然科学研究科 ○Surasri Kidtimonton
 ・ 

Keyword: equitable, crop diversification, benefit"
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-44

タイの農村開発−北タイ南部農村総合開発事業を事例として−

タイ国内務省農村開発促進局 ○中村 義文
京都大学東南アジア研究センター 河野 泰之
 ・ 

Keyword: 水利用計画, 農用地整備,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-45

Waterlogging due to Irrigated Agriculture in Pakistan(パキスタン国における灌漑農業に基づくWaterlogging)

鳥取大学乾燥地研究センター ○○MANGIO HAFEEZ-UR-REHMAN
鳥取大学乾燥地研究センター 山本 太平
鳥取大学乾燥地研究センター 井上 光弘・ 

Keyword: Waterlogging, Salinization, Meteorological
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-46

中国毛烏素砂漠における地表灌漑法について−乾燥地における灌漑農業の持続的発展(后法

鳥取大学乾燥地研究センター ○池浦 弘
鳥取大学乾燥地研究センター 魏 江生
鳥取大学乾燥地研究センター 山本 太平・鳥取大学乾燥地研究センター 井上 光弘

Keyword: ボーダ法, 適用効率, 長辺の長さ
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-47

DEVELOPMENT OF A NEW METHODOLOGY FOR ESTIMATING THE DIVERSION REQUIREMENTS IN EGYPT(邦訳 エジプトにおける新たな元杁取水量推定法の開発)

大阪府立大学大学院農学研究科 ○Tarek.H.S.Kotb
大阪府立大学農学部 渡辺 紹裕
大阪府立大学農学部  荻野 芳彦・ 

Keyword: 用水計画量, 元杁用水量, エジプト
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 3-48

サヘル地帯の半乾燥・乾燥亜湿潤帯における砂漠化と灌漑計画−乾燥地の灌漑農業における持続的発展(VI)−

鳥取大学乾燥地研究センター ○山本 太平・神近 牧男・Frederick K. Amu-Mensah
京都大学農学部  鳥井 清司
ジョモケニヤッタ農工大学 野坂 治朗・ガーナ国科学技術大学農学部  Sampson K. Agodzo

Keyword: サバンナ, 土壌侵食, 小規模灌漑計画
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 "3-49

ESTIMATING CATCHMENT RUNOFF UNGAUGED STREAM; DAWHENYA RESERVOIR, GHANA(ガーナ国のDAWHENYA貯水池における集水域からの流入水量の推定)

鳥取大学乾燥地研究センター ○FREDERICK K.AMUーMENSAH
 
 ・ 

Keyword: WATER BALANCE, UNGAUGED STREAM, DISCHARGE ESTIMATION"
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-4

成層土壌における開放浸透のダルシー式に基づく解析

茨城大学農学部 松本季子

Keyword: 水分移動, 水田潅漑,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-40

水田における温度・熱環境に関する研究

山形大学農学部 M.I.Mohammed_Mowjood

Keyword: 水田, 光質, 温度
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-41

水田土壌における酸素の動態(2)

中国四国農政局 田澤裕之

Keyword: 水田土壌, 酸素消費,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-42

水稲の作溝直播栽培における初期覆土厚と土壌の物理性

山形県立農業試験場 清野真人

Keyword: 土壌の物理化学的性質, コンシステンシー・収縮・膨張,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-43

イモゴライトの分散凝集のヒステリシス

茨城大学農学部 軽部重太郎

Keyword: イモゴライト, 分散凝集, ヒステリシス
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-44

カオリナイト凝集体の塩濃度依存性について

茨城大学農学部 柴田理佐

Keyword: 土壌の物理化学的性質, ,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-45

Naモンモリロナイト分散系の極限粘度について

茨城大学農学部 玉城麿

Keyword: 土壌の物理化学的性質, ,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-46

イオン種の異なる酸性溶液がアロフェン質火山灰土の透水性に及ぼす影響について

茨城大学農学部 中島伴

Keyword: 透水性, 土壌の分散凝集,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-47

粘土への溶液浸透性に関する研究

三重大学生物資源学部 影山雄史

Keyword: 粘土, 透水性, 廃棄物汚染
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-48

凍結粘土の電気浸透現象に関する研究

三重大学生物資源学部 伊藤隆広

Keyword: 電気浸透, 土壌凍結, 物質移動
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 3-49

土壌水の表面張力に関する基礎的研究

三重大学生物資源学部 丹羽秀典

Keyword: 粘土, 裁可表面張力,
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