五條幹線水路における補修工法試験施工のモニタリング結果 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.684-685 , 2015

発表番号 [7-06]

Monitoring analysis of rehabilitation test cases in the Gojo main canal

takahashi yoshiaki[Land Improvement Engineering Office in The Chugoku-shikoku]・nishina shinji[Land Improvement Engineering Office in The Chugoku-shikoku]

五條幹線水路における補修工法試験施工のモニタリング結果

高橋 良明[中国四国農政局土地改良技術事務所]・仁科 真治[中国四国農政局土地改良技術事務所]

香川県仲多度郡まんのう町にある五條幹線水路は、平成13年度〜21年度にかけて全国のコンクリート水路補修工法開発業者が約290mの区間に29の水路補修工法を展示しており、全国に先駆けて実施された試験施工事例の一つとなっていた。平成26年度の改修工事のため平成23年〜25年度にかけて実施した全体目視調査及び打音調査等によるモニタリング結果より各工法の適用の留意点をまとめたので報告するもの。

Keyword: 特殊コンクリート, 工法・施工, 高分子材料
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.654-655 , 2014

発表番号 [7-06]

Characteristics of precast concrete products using molten slag from earthquake waste

Kitatsuji Masafumi
[Miyagi University・Miyagi Prefecture]

震災廃棄物溶融スラグを用いたプレキャストコンクリート製品の特性

北辻 政文
[宮城大学・宮城県]

東日本大震災では大量の震災廃棄物が発生し、リサイクルを前提として処理が進められた。岩手沿岸南部クリーンセンターでは、震災廃棄物と一般廃棄物を3対7の割合で混合溶融し、スラグを製造している。本研究は、震災廃棄物混合溶融スラグの品質とこれを用いたPCa製品の性能を評価した。その結果、スラグはコンクリート用細骨材の規格を満足し、コンクリート製品も強度および耐久性において良好な性能が確認された。

Keyword: 溶融スラグ 震災廃棄物 プレキャストコンクリート製品, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [7-06]

Anisotropic Permeability of Soil and its Effects on Seepage Failure Stability

shibata nao [Kobe University]
tanaka tsutomu [Kobe University]
kusumi shinya [Kobe University]
inoue kazuya [Kobe University]

実験地盤における異方透水性の値および実験地盤と実地盤における異方透水性の効果

○柴田奈緒 [神戸大学]
田中 勉 [神戸大学]
久住慎也 [神戸大学]
井上一哉 [神戸大学]

三次元実験地盤における採取試料の異方透水性の値に関する統計的考察, 実地盤における異方透水性の効果に関する考察から次の結論を得た。(1)三次元実験地盤について, 100ml及び1000mlモールドから得られるkx/kz及びky/kzはそれぞれ同一の母集団に属し, まとめてkh/kvとして扱える。kh/kvの平均値はそれぞれ1.14及び1.18である。(2)異方透水性の値が増すと, 流量が増大し, 浸透破壊安定性が低下し, 間隙水圧の影響が広い範囲に及ぶ。

Keyword: 浸透破壊, 異方透水性の値, 異方透水性の効果
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [7-6]

The damage by the Great East Japan Earthquake and the recovery of the Hatori dam

tanaka_gentarou [Abukuma Land Improvement Management Office]
jyumonzi_yasunori [Abukuma Land Improvement Management Office]
sasaki_hazime [Abukuma Land Improvement Management Office,Hatori dam operation Office]
abiko_isao [Abukuma Land Improvement Management Office,Hatori dam operation Office]

羽鳥ダムの東日本大震災による被災と復旧対策について

○田中 玄太郎 [阿武隈土地改良調査管理事務所]
十文字 康能 [阿武隈土地改良調査管理事務所]
佐々木 元 [阿武隈土地改良調査管理事務所 羽鳥ダム管理所]
安彦 勇雄 [阿武隈土地改良調査管理事務所 羽鳥ダム管理所]

東日本大震災により、戦後初期に近代的なダム設計と機械施工により建設された羽鳥ダム(ゾーン型フィルダム)は、堤体天端部及び下流法面上部にクラックが発生するなどの被害に見舞われた。このため、被災状況の調査、被災原因・復旧方針の検討、復旧対策工法の検討を行い、復旧対策工事を実施している。この一連の復旧対策について取り纏めたものである。

Keyword: 東日本大震災, ダム天端部, 堤体復旧
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.714-715 , 2011

発表番号 [7-06]

Influence on field inland underground water level by drainage weir raising in peat farmland

NAKAYAMA HIROYUKI [CIVIL ENGINEERING RESEARCH INSTITUTE FOR COLD REGION]
ISHIDA TETSUYA [CIVIL ENGINEERING RESEARCH INSTITUTE FOR COLD REGION]
OHKUBO TAKASHI [CIVIL ENGINEERING RESEARCH INSTITUTE FOR COLD REGION]
YOKOHAMA MITSUHIRO [CIVIL ENGINEERING RESEARCH INSTITUTE FOR COLD REGION]
OKAMURA YUUKI [CIVIL ENGINEERING RESEARCH INSTITUTE FOR COLD REGION]

泥炭農地の附帯明渠堰上げによる圃場内地下水位への影響

中山 博敬 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
石田 哲也 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
大久保 天 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
横濱 充宏 [(独)土木研究所寒地土木研究所]
○岡村 裕紀 [(独)土木研究所寒地土木研究所]

泥炭農地の附帯明渠に堰を設置することで、排水路水位を従来より高く維持し、圃場内地下水位の低下抑制を図り、泥炭農地の地盤沈下抑制に寄与するか否かの検討を行っている。本報では、堰上げ水が圃場内地下水位への影響する範囲について述べた。地下水位低下速度の違いにより検討した結果、排水路から圃場に向かって70m地点までが堰上げ水の影響範囲と考えられた。

Keyword: 泥炭農地, 地下水位,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.702-703 , 2010

発表番号 [7-06]

Animal waste treatment for paddy forage rice under subtropical climate

Asada Kei [ Tokyo University of Agriculture and Technology]
Hoshikawa Akira []
Nishimura Taku [University of Tokyo]

亜熱帯気候下における家畜排せつ物を用いた飼料イネ栽培

朝田 景 [東京農工大学]
干川 明 [干川農場]
○西村 拓 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

亜熱帯気候の石垣島で畜産廃棄物を肥料として飼料イネを3期作水田栽培した。2006年はクサホナミ、2007-2009年はタポルリを栽培した。日長応答のためクサホナミは収量が低かったが、タポルリは年間15〜27t/haの乾物重を生産した。施肥を抑制すると次期作で収量が落ちるため,有機廃棄物は速やかに有機化されていると考えられる。また、土中水の分析から多肥投入による窒素の溶脱は無いと考えられた。

Keyword: 植生浄化, 飼料イネ, 畜産廃棄物
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.658-659 , 2009

発表番号 [7-6]

Setting of Spiral Water Mill in Micro Hydro-power

Ooe Shinya [Kyoto University]
Kobayashi Akira [Kyoto University]

マイクロ水力発電における螺旋水車の設置法に関する研究

○大江 慎哉 [京都大学]
小林 晃 [京都大学]

マイクロ水力発電における螺旋水車の設置法について研究した.螺旋水車の軸を水流に対し傾けて設置することにより効率的に動力を作用させることができると考え,その傾き角度を三種類提案した.また木板とアクリル板で水路を作成し,アクリル製の螺旋水車の模型を三体作成し,室内において1/10型の模型実験に取り組んだ.そして既往の研究を元に算出された結果との比較を試み検証した.

Keyword: マイクロ水力発電, 螺旋水車, 数値解析
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.674-675 , 2008

発表番号 [7-6]

The contribution of Japanese ancestry and Japanese internationa coperation in Brazilian agriculture

Tazawa Hiroyuki [The Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries of Japan]

ブラジル農業における日系人の貢献と日本の国際協力

○田澤 裕之 [農林水産省大臣官房国際部国際協力課]

2008年は、日本ブラジル交流100周年の年である。ブラジル農業における日本人移住者の果たした役割は大きい。また、日本との国際協力事業<セラード農業開発事業>によりブラジル大豆生産は、世界第2位となった。今後は、日系社会のネットワークを活用して、さらなる技術協力を実施するとともに、アフリカ諸国における南南協力も連携して推進することが重要である。

Keyword: 国際協力, 技術協力, 研究交流
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.852-853 , 2007

発表番号 (7-6)

Relevance of LAI and Spectral Reflectance and Transpiration of an Oak

SHIN Yonghee [The United Graduate of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
SEGUCHI Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University]
KORIYAMA Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University]

樫のLAIと分光反射特性及び蒸散量の関連性について

○申 龍熙 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学農学部]
郡山 益実 [佐賀大学農学部]

本研究では、植生に関する情報の中植生の分布量を定量的に評価する葉面積指数(LAI)の測定方法を検討し、LAIと植生の分光反射特性及び蒸散量の関連性について実験的に検討した。検討の結果、植生指数NDVI、SR及びNVIとLAIとの間には高い相関性が見られた。特に、SR及びNVIはLAIの増加に伴い線形的に増大する傾向が見られた。一方、LAIと茎内流測定法による蒸散量との間に密接な関連性が存在した。

Keyword: 葉面積指数(LAI), 分光反射, 蒸散量
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.676-677 , 2006

発表番号 7-6

The Evaluation of factore and area of the influence factor in temperature using neural network

Takeshita Shinichi [Faculty of Agric.,Miyazaki Univ]
Mitsuno Toru [Grad.School of Agric.Sci.,Kyoto Univ]
Akiyoshi Yasuhiro [Faculty of Agric.,Miyazaki Univ]

ニューラルネットワークを利用した気温の影響因子とその範囲の評価

○竹下 伸一 [宮崎大学農学部]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]
秋吉 康弘 [宮崎大学農学部]

大阪府岸和田市において多地点で観測されている気温データを用いて,ニューラルネットワークモデルを応用した気温の影響因子と影響範囲の評価を行った.その結果夏季では,日中の影響範囲は狭く多くの因子が作用し,とくに海の影響が強い一方で,夜間は範囲が広く影響因子が少なく,とくにため池の影響が強いことがわかった.影響因子と影響範囲の解析結果をもとに現況気温を再現したところ精度良く再現することができた.

Keyword: ため池, 気候緩和, ニューラルネットワーク
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.664-665 , 2005

発表番号 7- 6

Examination for the countermeasure against inflow and accumulation of floating rubbish at the intake (Part 2)

Namihira Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
Goto Masahiro [National Institute for Rural Engineering]
Kobayashi Hiroyasu [National Institute for Rural Engineering]
Tsunesumi Naoto [National Institute for Rural Engineering]

取水口における浮遊性塵芥の流入・集積対策工に関する検討(その2)

○浪平 篤 [農業工学研究所]
後藤 眞宏 [農業工学研究所]
小林 宏康 [農業工学研究所]
常住 直人 [農業工学研究所]

頭首工等に設置される取水口では,河川等の水路から流水とともに様々な浮遊性塵芥が流入してくる.その防止のため,既報では取水口付近に設置する簡易な対策工を提案した.本報では,本対策工が効果を発揮するためには,対策工なしの場合の分流境界線を対策工が横断することの必要性を示した.また,現地適用の際の分流境界線の推定手段として,浅水流方程式を用いた数値解析の妥当性を示した.

Keyword: 取水口, 浮遊性塵芥,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.562-563 , 2004

発表番号 7- 6

Swimming Behavior of Bitterling in Experimental Canal with Spur Dike

Tokashiki Masaru [National Institute for Rural Engineering]
Mori Mitsuhiro [National Institute for Rural Engineering]
Ishimura Hideaki [National Institute for Rural Engineering]
Natsuka Isamu [National Institute for Rural Engineering]

水制工を配置した実験水路におけるタナゴの遊泳行動

〇渡嘉敷 勝 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]
森 充広 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]
石村 英明 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]
長束 勇 [(独)農業工学研究所造構部施設機能研究室]

流れの速い水路内における魚類の移動を可能とする新たな水路構造の設計に資するため,水制工を配置した模型水路におけるタナゴの遊泳実験を実施した。その結果,平面移動で1.0〜1.2m/s(体長0.04m換算で25〜30 BL/s)程度のかなり大きな速度で瞬間的には遊泳可能であること,速い流れ場の中では遊泳領域を選好する余裕がないこと,水制工上流部および下流部の低流速領域において定位すること,などが判明した。

Keyword: 水路, タナゴ, 遊泳行動
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.(S) 76-(S) 77 , 2004

発表番号 S07- 6

Thinking of education in a university as a post doctoral fellow

Ippei Iiyama [Graduate School of Agricultiure, Hokkaido University]

若手研究員として大学教育について思うこと

○飯山 一平 [北海道大学大学院農学研究科]

研究員の視点から、大学の研究室における専門教育活動の一例を提示し、主体的な若手の育成には、教わる側、教える側の双方に、研究課題を進める上での自由度および課題における忌憚ない議論が必要であることを主張した。また、現在の教育資源は、大学、大学院における定員分の人材育成には不足となるおそれがあること、および若者に対して魅力ある進学先の提供は、教育手法の合理化のみでは難しいことが考えられた。

Keyword: 主体性, 研究教育活動の自由度,
GET PDF=04/04S07-06.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.842-843 , 2003

発表番号 7-6

Soil Erosion in the pineapple fields of the Lamphachi River Basin, Thailand

Taiichi SAKUMA [Institute of Agricultural and Forest Engineering,University of Tsukuba ]
Masayoshi  SATOH [Institute of Agricultural and Forest Engineering,University of Tsukuba ]
Hideji  MAITA [Institute of Agricultural and Forest Engineering,University of Tsukuba ]
Yukio  TOYOMITSU [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
Shigeo OGAWA [National Institute for Rural Engineering]
Masanobu KIMURA [Faculty of Agriculture, Gifu University ]
Varawoot VUDIVANICH [Faculty of Engineering, Kasetsart University]
Bancha KWANYUEN [Faculty of Engineering, Kasetsart University]

タイ国ランパチ川流域のパイナップル畑における土壌侵食

○佐久間泰一 [筑波大学農林工学系]
佐藤政良 [筑波大学農林工学系]
真板秀二 [筑波大学農林工学系]
豊満幸雄 [宮崎大学農学部]
小川茂男 [(独) 農業工学研究所]
木村正信 [岐阜大学農学部]
榕劾張笠筑┳衍[カセサート大学工学部]
舗歔・顧殳丸 [カセサート大学工学部]

タイ国メクロン川の支流ランパチ川の流域はこの30年間で急激な農地開発が進んでおり、河川水の土砂濃度は高い。その原因は農地からの土砂流出によるものではないかと考え調査した。その結果、傾斜地にパイナップル畑が多くかなり大きい土砂流出がありそうだが、その土砂は溜池に流入し農地からの流出土砂が必ずしもランパチ川に流出しているわけではないという可能性があることがわかった。

Keyword: 海外事情, パイナップル畑, 土壌侵食
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.742-743 , 2002

発表番号 7-6

Water Quality Tank Model applied Fertilizer Database No.3

Yasunori KIFUNE [The School of Agriculture Ibaraki University ]
Tasuku KATOU [The School of Agriculture Ibaraki University ]
Hisao KURODA [The School of Agriculture Ibaraki University ]
Hideo NAKASONE [The School of Agriculture Ibaraki University ]

作物別施肥量を考慮した水質タンクモデル(その3)-分布型への展開に向けて-

○木船 康徳 [茨城大学農学部]
加藤 亮 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
中曽根 英雄 [茨城大学農学部]

これまでに開発した、集中型の土地利用別水質タンクモデルでは表現できない点源や地形連鎖による浄化・希釈作用を考慮して、分布型水質タンクモデルへの展開を試みる。その上で、水文情報となる流量のシミュレーションを行い、問題点を探る。また、今後は水質についても検討していく。

Keyword: 水質, 流域管理, 分布型
GET PDF=02/0207-06.pdf



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