関市広見排水路におけるイシガイ類の保全 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.417-418 , 2023

発表番号 [6-20(P)]

Preservation of Unionid Mussels at Drainage in Hiromi in Seki City

Naoya Funabashi[Graduate School of Natural Science and Technology, Gifu University]・Kengo Ito[Graduate School of Natural Science and Technology, Gifu University]

関市広見排水路におけるイシガイ類の保全

○舟橋 直哉[岐阜大学大学院]・伊藤 健吾[岐阜大学大学院]

イシガイ科二枚貝は現在その個体数を減少させており,保全が必要である.本研究では環境配慮型水路において,生物調査や遡上調査を行いイシガイ類の生活史をもとに水路の機能性評価を行った.イシガイ類の宿主魚は多く確認され,また宿主魚の遡上も確認できた一方で,イシガイ類の幼生放出や稚貝は確認できなかった.本調査地におけるイシガイ類繁殖の障害は幼生放出の段階にあり,個体数密度の低さが原因ではないかと考えられる.

Keyword: イシガイ類,環境配慮型水路,生物多様性, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.417-418 , 2022

発表番号 [6-28(P)]

Characteristics of NH3 volatilization and N2O generation after digestate application in soil

○NAKAMURA Masato[National Agriculture and Food Research Organization, Institute for Rural Engineering]・KITAGAWA Iwao[National Agriculture and Food Research Organization, Institute for Rural Engineering]・MATSUZAKI Morio[National Agriculture and Food Research Organization, Institute for Rural Engineering]・ORITATE Fumiko[National Agriculture and Food Research Organization, Institute for Rural Engineering]・FUJIKAWA Tomonori[Tokyo University of Agriculture]

消化液(バイオ液肥)の土中施用後のアンモニア揮散・一酸化二窒素生成特性

○中村 真人[農業・食品産業技術総合研究機構]・北川 巌[農業・食品産業技術総合研究機構]・松崎 守夫[農業・食品産業技術総合研究機構]・折立 文子[農業・食品産業技術総合研究機構]・藤川 智紀[東京農業大学]

メタン発酵消化液の畑作での利用を進めるため、著者らは肥料成分であるアンモニア(NH3)の揮散を抑制して、多量施用が可能な改良型スラリーインジェクターの開発を行っている。本報では、インジェクターでの施用を模した条件(土中施用)における、消化液施用後のNH3揮散と温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)生成特性を表面施用した場合や化成肥料を施用した場合と比較することにより把握したので報告する。

Keyword: スラリーインジェクター,アンモニア,一酸化二窒素,メタン発酵,資源循環, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.417-418 , 2020

発表番号 [3-20(P)]

Water and nitrogen transport in a freezing soil with different NO3-N concentration

Tsubasa Kiyomoto[Graduate School of Bioresources, Mie University]・Kunio Watanabe[Graduate School of Bioresources, Mie University]

凍結過程にある異なるNO3-N濃度の黒ぼく土中の水分・窒素移動について

清本 翼[三重大学大学院]・渡辺 晋生[三重大学大学院]

溶質濃度が凍結過程にある土中の水やNO3-Nの移動をどのように変化させるのかを明らかにするために岩手黒ボク土を用いて凍結実験を行った.5 cmol/LのKNO3溶液で調整した試料と純水で調整した試料の未凍土から凍土への水分移動量は一致した.実験に用いた濃度は影響が小さかったと考えられる.凍土層のNO3-N濃度とNO3-N量は増加した.未凍土からの移流量が氷からの吐き出しを卓越したと考えられる.

Keyword: 凍上・凍結, カラム実験, 水分・窒素移動
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.622-623 , 2018

発表番号 [7-41(P)]

Biological Soil Crust Effects to Soil Erosion for Representative Soils in Okinawa

Rui Kojima[Graduate School of Agriculture, Utsunomiya University]・Kazutoshi Osawa[Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]・Maki Matsuura[Yamagata Prefectural Government]・Hisako Fujisawa[R&D Center, NIPPON KOEI CO., LTD]・Mineto Tomisaka[NIPPON KOEI CO., LTD]・Hiroyuki Matsui[Faculty of Agriculture, Utsunomiya University]

沖縄地方の土壌を対象とした藻菌類の被覆による侵食抑制対策の評価

小島 塁[宇都宮大学大学院]・大澤 和敏[宇都宮大学]・松浦 麻希[山形県置賜総合支庁]・藤澤 久子[日本工営(株)]・冨坂 峰人[日本工営(株)]・松井 宏之[宇都宮大学]

沖縄地方では農地の赤土等流出問題が深刻である.そこで新たな土壌侵食抑制対策の一つとして,藻菌類を土壌表面に被覆させ土粒子を巻き込んだコロニーを形成するBSC工法がある.BSCの効果は土壌や地形によって異なり,様々な条件下での検証が必要である.本研究では,沖縄地方の主要な土壌に対するBSCの効果を評価することを目的とする.

Keyword: 土壌侵食, Biological Soil Crust, WEPP モデル
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.417-418 , 2016

発表番号 [3-16(P)]

Examination of accuracy for predicting ground settlement based on records

Kato Gai[Hachinohe City Office]・Nakamura Kanato[Faculty of Agriculture, Iwate University]・Kanayama Motohei[Faculty of Agriculture, Iwate University]

実測値に基づいた地盤沈下予測手法の予測精度の検討

加藤 凱[八戸市役所]・中村 哉仁[岩手大学]・金山 素平[岩手大学]

本研究では,実測値に基づいた双曲線法,浅岡法,ニューラルネットワークを利用した方法(ANN法)を使用し,オランダ国内にて測定されたデータを用いて盛土地盤沈下の予測を行い,その予測精度について比較と検討を行った.ANN法,双曲線法ともに高い予測精度を有し,中でもANN法は平均予測率が0.92〜1.01,その変動係数が0.9〜4.1%であったことから,3つの予測手法の中で最も高い予測精度を示した.

Keyword: 盛土構造物, 動態観測, 沈下予測
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.793-794 , 2016

発表番号 [7-41]

For field application of simple wear measurement technique using a depth gauge

kawakami akihiko[Institute for Rural Engineering, NARO]・asano isamu[Institute for Rural Engineering, NARO]・mori mitsuhiro[Institute for Rural Engineering, NARO]・kawabe shohei[Institute for Rural Engineering, NARO]

デプスゲージを用いた簡易な摩耗計測手法の現場適用性

川上 昭彦[農研機構 農村工学研究部門]・浅野 勇[農研機構 農村工学研究部門]・森 充広[農研機構 農村工学研究部門]・川邉 翔平[農研機構 農村工学研究部門]



デプスゲージを用いた簡易な計測を提案し,実際の現場での測定よりその精度等を検証した.その結果,系統誤差は生じるものの3回測定平均値を用いればレーザ測定値 に比較的近い値が得られることがわかった.DG法は,使用機材が少なく1人でも測定でき,摩耗面が濡れていても測定可能であるなど,レーザ法に対し優位な点を有する,有効な摩耗モニタリング手法である。

Keyword: 開水路, 被覆工, 摩耗
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.754-755 , 2015

発表番号 [7-41]

Comparison of Compressive Strength of Biodegradable Mortar Using Different Resin

Suzuki Mariko[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・Sato Ryuji[SUNREC CO., LTD]・Nakamura Makoto[Kizai Tecto Corp.]・Yoshimura Atsushi[Suncoh Consultants Co., Ltd]・Kawabata Toshinori[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

異なる樹脂を用いた生分解性モルタルの圧縮強度比較

鈴木 麻里子[神戸大学大学院農学研究科]・佐藤 隆治[(株)サンレック]・中村 誠[キザイテクト(株)]・吉村 睦[サンコーコンサルタント(株)]・河端 俊典[神戸大学大学院農学研究科]

撤去不要な新しい仮設資材として,生分解性モルタルの有用性を考えた.現在,生分解性樹脂には様々な種類が存在し,その劣化特性も多様である.著者らは,種類の異なる生分解性樹脂(PBSAとPLA)を用いて生分解性モルタルを作製し,圧縮試験を実施し強度低下傾向を明らかにすると共に画像処理による表面観察を実施した.

Keyword: 特殊コンクリート, コンクリート材料, コンクリートの性質
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.784-785 , 2011

発表番号 [7-41]

3D modeling of a farm pond and estimation of its water storage based on measurements with a portable 3D LiDAR

Nissaka Akira [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Ohnishi Ryouichi [The former National Research Institute of Agricultural Engineering]
Omasa Kenji [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Hosoi Fumiki [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

可搬型3Dライダー計測によるため池の3Dモデリングと貯水量の推定

日坂 彰 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
大西 亮一 [元(独)農業工学研究所(現(独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所)]
大政 謙次 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
○細井 文樹 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

農業用水源として重要なため池の現況構造の把握は重要な課題であるが、その構造を正確に計測することは今まで困難であった。今回、可搬型3Dライダーを用い、ため池の構造計測を行い、そのデータをもとにため池の3Dモデルを作成し、そのモデルによる現況構造把握の有効性について検証を行った。さらに得られたため池の3Dモデルから、水位毎の貯水量の推定も行った。

Keyword: 可搬型3Dライダー, 3Dモデリング, ため池
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.772-773 , 2010

発表番号 [7-41]

Solubilization, Stabilization and Mass Flow of Cadmium in Rhizosphere of Barley and Yellow Lupine

Takamatsu Rieko [School of Veterinary Medicine, KITASATO University]
Oishi Shogo [Gratuate school of Veterinary Medicine and Animal Sciences, KITASATO University]
Tanaka Katsuyuki [School of Veterinary Medicine, KITASATO University]

イネ科・マメ科植物の根圏土壌におけるカドミウム挙動に関する研究

○高松 利恵子 [北里大学獣医学部]
大石 翔吾 [北里大学大学院獣医畜産学研究科]
田中 勝千 [北里大学獣医学部]

Cd汚染地の修復技術としてファイトレメディエーションを実用化させるには,土壌中,特に植物根の影響を受ける根圏土壌でのCd挙動が重要となる.本報ではイネ科・マメ科植物が根圏土壌のCdにおよぼす影響が異なると考え,ライゾボックス法を用いて灰色低地土に栽培したオオムギとキバナルーピンの根圏土壌におけるpHや形態別Cdの濃度を分析した.その結果,両植物の根圏土壌ではCd挙動が異なることが示せた.

Keyword: カドミウム, ファイトレメディエーション, 根圏土壌
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.922-923 , 2007

発表番号 (7-41)

Effect of Construction Method on Behavior of Buried Large Pipe with Thin Wall

ODA TETSUYA [Graduate School of Science and Technology, Kobe University]
KAWABATA TOSHINORI [Faculty of Agriculture, Kobe University]
MOHRI YOSHIYUKI [National Research Institute for Rural Eng.]
TAMURA HIROYUKI [Hokuriku regional agricultural administration office]
NAKASHIMA HIROFUMI [Hokuriku regional agricultural administration office]

施工方法が超大口径薄肉パイプの埋設挙動に与える影響

○小田 哲也 [神戸大学大学院自然科学研究科]
河端 俊典 [神戸大学農学部]
毛利 栄征 [農村工学研究所]
田村 弘幸 [北陸農政局]
中島 博文 [北陸農政局]

5種類の施工方法により,口径3500mmの薄肉鋼管の現場埋設実験を行った.実験ではパイプのたわみ量,管内面発生ひずみを計測し,埋設挙動を検討した.その結果,このような大口径薄肉パイプの場合,周辺地盤の強度特性や埋戻し転圧過程や矢板引抜きなど施工過程の差異が,パイプの埋設挙動に大きな影響を与えることが明らかになった.

Keyword: パイプライン, 現場実験, ひずみ
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.746-747 , 2006

発表番号 7-41

Investigation on slope failure by heavy rain in steepland orchards

fukumoto masato [National Agricultural Research Center for Western Region]
shimazaki masahiko [National Agricultural Research Center for Western Region]
yoshimura akiko [National Agricultural Research Center for Western Region]

傾斜地カンキツ園における豪雨による斜面崩壊に関する調査研究

○福本 昌人 [近畿中国四国農業研究センター]
島崎 昌彦 [近畿中国四国農業研究センター]
吉村 亜希子 [近畿中国四国農業研究センター]

2004年に豪雨で斜面崩壊が多数発生した傾斜地カンキツ園において,豪雨時の水収支を調査した。2005年に台風14号に伴い計250mmの豪雨があったが,この時に表面流出はほとんどなかったことから,斜面崩壊は主に地下浸透水に起因していると推察した。また,標高データによる斜面崩壊危険箇所の判定に関する検討を行った。比較的大きな斜面崩壊については,傾斜度と集水度を指標とする判別式により発生地点を正しく判定できた。

Keyword: カンキツ園, 豪雨, 斜面崩壊
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.734-735 , 2005

発表番号 7-41

Integration of Water Quality Components to a Watershed Runoff Model

Arien Heryansyah [United Graduate School TUAT (Utsunomiya University)]
Akira Goto [Utsunomiya University]
Muhammad Yanuar Purwanto [Bogor Agricultural University]

流域流出モデルにおける水質構成要素の統合について

○Arien Heryansyah [東京農工大学大学院連合農学研究科]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
Muhammad Yanuar Purwanto [ボゴール農業大学]

本研究では,水文流出モデルに水質構成要素を結合させることで,流域水質水文モデルの構築を図る。開発途上国農村流域の水質環境の保全・管理において,流域水質水文モデルはきわめて重要である。水文流出モデルとして,小支流域群に分割したタンクモデルを用い,これにLQ型,溶出し型の2種類の水質負荷流出式を結合する。これまでのところ,計算結果は良好とは言えないが,改善の方向性が示された。

Keyword: Watershed Water Quality Modeling, Tank Model, Indonesia
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.632-633 , 2004

発表番号 7-41

Survey of farmers attitude toward treatment of agricultural waste prastics -In case of vegetables division of Iwate-Chou-Noukyou-

Nitta Junnichi [Graduate School of Agriculture, Iwate University]
Fujisaki Hiroyuki [Faculty of Agriculture and Science, Hirosaki University]
Fujii Katsumi [Faculty of Agriculture, Iwate University]

農業用廃プラスチックの処理に対する農家意識調査 −いわて中央農協野菜部会の意識調査より−

〇新田 淳一 [岩手大学大学院農学研究科]
藤崎 浩幸 [弘前大学農業生命科学部]
藤井 克己 [岩手大学農学部]

2000年に廃棄物処理法が改正され、農業面において農家は農業用廃プラスチックを野焼きできなくなり適切な処理をしなければならなくなった。そのため、いわて中央農協の野菜部会に調査対象を絞り、農業用廃プラスチック処理についての農家意識をアンケート調査し、望ましい農業用廃プラスチック処理方法について検討した結果、農業用プラスチックを販売する際に処理料を含めた値段で販売し、回収時には処理料が不要な方法を考えた。

Keyword: 農業用廃プラスチック, 廃棄物処理法, いわて中央農協
GET PDF=04/0407-41.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.912-913 , 2003

発表番号 7-41

Socio-economic causes of recent environmental changes in Cidanau watershed, West Java, Indonesia

YOSHINO Kunihiko [Institute of Policy and Planning Sciences, Univ. of Tsukuba]

○吉野邦彦 [筑波大学社会工学系]

インドネシア西ジャワ州チダナウ流域はチリゴン工業団地の水源として期待されており、的確な土地利用管理による水資源環境の保全が緊急課題である。本研究は、1997-98年にかけてインドネシア社会と自然環境に大きな影響を及ぼした東南アジア地域の経済危機の期間に焦点を当て、当該地域の自然環境変化および土地利用変化の要因とメカニズムを明確にすることを目的し、センサス調査と現地調査を行い、対象期間の社会環境変化(人口、河川濁度、土地利用の変化)のメカニズムと経済危機の影響を推定した。

Keyword: Economic crises, Land use/Land cover change, Environmental preservation
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.812-813 , 2002

発表番号 7-41

The Reduction Effect of Methane Release Quantity for the Farm Land Consolidation

Hidekazu Watanabe [Niigata Agricultural Research Institute]
Yutaka Shiratori [Niigata Agricultural Research Institute]

ほ場整備によるメタン放出量の削減効果

○渡辺 秀一 [新潟県農業総合研究所]
白鳥 豊 [新潟県農業総合研究所]

排水改良を伴ったほ場整備により地区全体の地下水位が低下し、グライ層の低下が起こり、土壌が強グライ土壌からグライ土壌に変化した。また、非かんがい期に暗渠を開口することで排水性の向上が伴い、地下水位の低下と共に作土層の土壌水分が低下した。そのため、土壌が酸化的な状態になり、メタン生成の基質となる易分解性有機物が酸化的に分解され、メタン放出量を安定的に削減することが可能であった。

Keyword: メタン, ほ場整備, 土壌水分
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2001

発表番号 7-41

Study on the Characteristics of the Water Quality Changes in Toyano Lagoon

MASAMI KAWAI
MASARU TOYOTA
SHINICHI MISAWA

鳥屋野潟における水質変化特性に関する研究

○川井 雅美〔石川県農林水産部農地整備課〕
豊田 勝〔新潟大学農学部〕
三沢 眞一〔新潟大学大学院自然科学研究科〕

新潟市近郊にある鳥屋野潟を対象に、潟の内部の水質変化特性とフラッシュ用水の効果も含めて検討を行った。その結果、CODの濃度変化は、流量と滞留時間に関係し、流量が少なく滞留時間が長くなると潟内での濃度上昇幅が大きくなる。COD濃度の増加速度には、水温や日射量が関係していることも判明した。また、フラッシュ用水は希釈効果だけでなく滞留時間を短縮させることによって、非灌漑期の濃度を低下させていることが分かった。

Keyword: 水質, 滞留時間, COD
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 2000

発表番号 7-41

水利条件がポンプ圧送式水田パイプラインの最適管径に及ぼす影響

○酒井 崇行〔筑波大学生物資源学類〕
佐藤 政良〔筑波大学農林工学系〕

ポンプ圧送式水田パイプラインは、ポンプ関係費と管路関係費の合計費用が最小となる最適管径という概念を用いて経済性の検討が行われるが、現行の設計基準は簡便法を用いており十分ではない。また、有効雨量の地域性を考慮すると全国一律の基準では問題がある可能性がある。本研究は、有効雨量の地域的差異を反映させてして経済性の検討を行った場合、採用すべき最適管径の値にも地域によって違いが生じることを示したものである。

Keyword: 水田パイプライン, 経済性, 有効雨量
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1999

発表番号 7-41

地下水位分布のsimplifying cokriging推定に関する考察

○浜口 俊雄〔京都大学大学院農学研究科〕
長谷川 高士〔近畿大学農学部〕
青山 咸康〔京都大学大学院農学研究科〕

客観的で迅速に最適な地下水位分布推定結果を得るべく簡略化コクリッギングを採用し,AICと最尤法を援用して最適モデルを求めた後,一斉計測データから水位分布を推定した.その結果を簡略化しない場合のものと比べると,簡便化の影響でトレンドの構造同定が不十分なために貯留域面積が過大推定されていることが分かった.従って基盤高分布と水位分布のトレンドを比較して,本手法利用の有無を予め判断すべきであると思われる.

Keyword: simplifying cokriging, 地下水, AIC
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1998

発表番号 7-41

衛星データを用いた全天候型の水田面積の推定

農環技研 ○小川 茂男・井上 吉雄・美濃 伸之・富田 淳志・岡本 勝男・斎藤 元也

RADARSAT及びLandsat/TMのデータを用いて,北海道の石狩川中流域(旭川市や滝川市等の17市町)を対象に1997年の水田面積を推定した。その結果,滝川市付近の低平な水田地帯では±4%程度で推定できた。標高が高くなると歪むRADARSATデータのため,Landsat/TMデータと標高の高い地区で水田位置のずれが大きくなった。その結果,この地区では水田面積が少なく推定されることがわかった。

Keyword: リモートセンシング, 測量,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1997

発表番号 7-41

土砂流出量予測における受食性係数の評価法

四国農業試験場 ○中尾 誠司
四国農業試験場 川本 治・細川 雅敏
四国農業試験場 吉迫 宏・農業工学研究所 高木 東

Keyword: 水食, 畑地造成,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp., 1996

発表番号 7-41

Pre/Post−Cracking Tensil Behavior ofFerrocement(フィロセメント材の亀裂発生前後の引張挙動について)

京都大学農学部大学院 ホセインマハメドザカノア

Keyword: 構造物の解析・設計, ,
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