偏心荷重を受ける更生管の力学挙動に関する3次元有限要素解析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.788-789 , 2015

発表番号 [8-08]

Three-Dimensional Finite Element Analyses on Mechanical Behavior of Rehabilitated Pipes under Eccentric Loading

takahara sho[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・ono kohei[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・sawada yutaka[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]・kawabata toshinori[Graduate School of Agricultural Science, Kobe University]

偏心荷重を受ける更生管の力学挙動に関する3次元有限要素解析

高原 祥[神戸大学大学院農学研究科]・小野 耕平[神戸大学大学院農学研究科]・澤田 豊[神戸大学大学院農学研究科]・河端 俊典[神戸大学大学院農学研究科]

農業用管路の合理的な改修工法として,管路更生工法の採用が増加している.しかしながら,現行の農業用管路設計基準には同工法に関して全く規定されておらず,地盤内に残存する既設管が内面に構築される管に与える影響の解明が求められている.本研究では,載荷位置が更生管力学挙動に与える影響を解明することを目的として,3次元有限要素解析により,軸方向の載荷位置による既設管と更生管の相互作用を検討した.

Keyword: 管路更生工法, 偏心載荷, 有限要素解析
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.732-733 , 2014

発表番号 [8-08]

A study of the inspection technology by the inside-and-outside pressure examination of the independent pipe in a pipeline rehabilitation method

TAKASAKI MASANORI
[Japan Insituform Association]

管路更生工法における単独管の内圧および内圧負荷時の継手部曲げ変形性能試験による照査技術の検討

高崎 正宣
[日本インシチュフォーム協会]

管路更生工法はパイプラインの保全対策工法として,老朽管路の水密性や耐荷能力などの回復また向上を確保することができる。しかしながらそれらの要求性能に対して照査,試験方法などが整備されていない。。そこで,管路更生工法の単独管においては,水密性,継手部の曲げ変形性能と基礎物性評価について管路更生工法が所要の性能を有することを確認するための,標準的な評価項目と試験方法に関して検討を行った。

Keyword: 管路更生工法,工法・施工,高分子材料, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [8-08]

Burial experiment of soil contaminated by radiocesium at a paddy field in Iidate Village, Fukushima Prefecture

Mizoguchi_Masaru [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Ito_Tetsu [X-Ability Co., Ltd.]
Tao_Yoiichi [Group of Resurrection of Fukushima]

福島県飯舘村の水田におけるCs汚染表土の埋設実験

○溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
伊藤 哲 [クロスアビリティ]
田尾陽一 [ふくしま再生の会]

福島第一原発から放出された放射性セシウムは土壌表層に大部分が蓄積されている。そのため表土剥ぎ取り法による除染が行われているが、汚染土の最終処分地は決まっていない。NPO法人「ふくしま再生の会」は福島県飯舘村の農家と一緒に水田の表土を剥ぎ取り、地中に埋設し、埋設型土壌放射線計により漏洩の有無を常時監視している(までい工法)。本発表では埋設実験の概要について述べると共に本法の有効性を検証する。

Keyword: 土壌除染, 浸透, 放射線
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [8-8]

Development of Surface Soil Peeling Technology Using a Soil Solidification Agent on farmland Contaminated by Radioactive Substances

WAKASUGI Kousuke [National Institute for Rural Engineering]
HARAGUCHI Noburo [National Institute for Rural Engineering]
ZUKEMURA Chika [National Institute for Rural Engineering]
KITAGAWA Iwao [National Institute for Rural Engineering]

放射性物質に汚染された農地における土壌固化剤を用いた表土剥ぎ取り技術の開発

○若杉 晃介 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]
原口 暢朗 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構]
瑞慶村 知佳 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構]
北川 巌 [(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所]

東京電力福島第1原発の事故に伴い、広範囲にわたる農地が放射性物質により汚染された。高濃度に汚染された農地では表土の剥ぎ取りが有効とされるが、一般的な建設機械では、処理土量の増加や施工費の増大、取り残しの発生などが懸念される。そこで、土壌固化剤を用いて汚染土壌層を固化し、油圧ショベルの操作方法やバケットを改良することで、目標とする剥ぎ取り厚さに制御でき、かつ安全・確実に剥ぎ取る工法を開発した。

Keyword: 東日本大震災, 放射性物質汚染, 農地の除染
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.822-823 , 2010

発表番号 [8-08]

Water Management of the Medaka canal aiming at the coexistence of agriculture and life history of Medaka(Orizias latipes)

hirota jun-ichi [Faculty of Agriculture, Iwate University]
azuma atsuki [Faculty of Agriculture, Iwate University]
kinndaichi ayano [Sennken Co.,Ltd ]
nagumo jyou [ Graduate School of Agriculture,Iwate University]

メダカの生活史と営農の両立を目指したメダカ水路の水管理

広田 純一 [岩手大学]
東 淳樹 [岩手大学]
金田一 綾乃 [仙建工業株式会社]
○南雲 穣 [岩手大学大学院農学研究科]

岩手県一関市川崎町門崎地区では、メダカに配慮した圃場整備事業が実施され、平成20年度から一部の水田で供用が開始された。メダカに配慮した施設においてはメダカの保全上、適切な水管理を必要とすることからメダカの保全と営農を両立しうるような水管理方法を検討し、地元農家と協同で水管理を実践した。本報では我々が考察した水管理方法を示し、農家による水管理の実態と課題を明らかにする。

Keyword: 生態系, 農用地計画・整備,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.738-739 , 2009

発表番号 [8-8]

Evaluation of facilities for Conservation of Medaka(Oryzias Latipes)

HIROTA Junichi [Iwate University]
KINDAICHI Ayano [Iwate University]
NAGUMO Jyou [Graduate School of Agriculture,Iwate University]
SATO Takanori [Graduate School of Agriculture,Iwate University]
AZUMA Atsuki [Iwate University]

生態系に配慮した圃場整備におけるメダカ配慮施設の評価

○広田 純一 [岩手大学]
金田一 彩乃 [岩手大学]
南雲 穣 [岩手大学大学院]
佐藤 貴法 [岩手大学大学院]
東 淳樹 [岩手大学]

岩手県一関市川崎町の県営圃場整備事業門崎地区で計画されたメダカ配慮施設が,当初の計画通りに機能したかどうかを,圃場整備工事直後の5月から12月までのモニタリング調査を基に検証した。その結果,水田からメダカ水路への降下等に課題を残したものの,メダカ水路から水田への遡上,水田での繁殖,水路への降下後の生息については概ね所期の目的を達成し,メダカ配慮施設が機能したことが検証された。

Keyword: メダカ, 生態系保全, 圃場
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.760-761 , 2008

発表番号 [8-8]

Activity of Denitrification in the Mud-Tidal flat of the Interior Part of Ariake Sea

Koga_Akane [The United Graduate of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
Seguchi_Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University]
Koriyama_Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University]

有明海奥部泥質干潟域における脱窒活性について

○古賀 あかね [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学農学部]
郡山 益実 [佐賀大学農学部]

本研究は、有明海奥部泥質干潟における脱窒特性を明らかにすることを目的とし、特に脱窒菌群の生息分布及び脱窒活性の季節推移やそれらと底質環境との関係などについて、調査及び実験データを基に検討、考察した。その結果、脱窒活性は、その作用を担う脱窒菌の数量のみに影響されるのではなく、泥温やEhなどの環境的要因及び炭素源である底質中の有機物量、基質となる窒素酸化物などによって複合的に影響されることが把握された。

Keyword: 有明海, 干潟, 脱窒
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.810-811 , 2006

発表番号 8-8

Failure mechanism of an embankment at the early stage of overflowing from a reservior

fujisawa kazunori [Graduate School of Agricultural Science]
momoki shohei [Graduate School of Agricultural Science]
kobayashi akira [Graduate School of Agricultural Science]
aoyama shigeyasu [Graduate School of Agricultural Science]

ため池の越流破壊初期過程に関する考察

○藤沢 和謙 [京都大学大学院農学研究科]
桃木 昌平 [京都大学大学院農学研究科]
小林 晃 [京都大学大学院農学研究科]
青山 咸康 [京都大学大学院農学研究科]

これまでため池を対象にして越流破壊現象を取り扱った報告はほとんどなく,理論的に破壊メカニズムについて言及した報告は見あたらない.そこで本研究では,浅水流方程式を用い理論的な越流破壊メカニズムの解明に着手した.

Keyword: 越流破壊, 浅水流方程式, 線形安定性解析
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.774-775 , 2005

発表番号 8- 8

The effect of the seepage water in the soil on the distribution of denitrifying bacteria

Suzuki Fumiyuki [Graduate School of Veterinary Medicine and Animal Sciences, Kitasato University]
Sato Koichi [School of Veterinary Medicinand Animal Sciences, Kitasato University]
Takamatu Rieko [School of Veterinary Medicinand Animal Sciences, Kitasato University]
Sato Yuichi [Kitasato University professor emeritus]

土壌中浸透水が脱窒菌の分布に与える影響

○鈴木 文行 [北里大学大学院獣医畜産学研究科]
佐藤 幸一 [北里大学獣医畜産学部]
高松 利恵子 [北里大学獣医畜産学部]
佐藤 裕一 [北里大学獣医畜産学部]

本研究は農地土壌における土壌の窒素浄化に寄与する脱窒菌の分布を推測することを目的とし、土壌の水分状態が脱窒菌の分布に与える影響を検討した。実験は浸透実験箱を用いて、貯水槽の水頭差を10cmで行なった。その結果、脱窒菌は浸透開始から72hrで分布が確認された。また、純水を滅菌した浸透水と硝酸態窒素を含む浸透水では脱窒菌の分布変化に差があることが確認された。

Keyword: 土壌微生物, 脱窒菌, 水分移動
GET PDF=05/05008-08.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.654-655 , 2004

発表番号 8- 8

Experimental Study on the Hydraulic Dimensions of Collector Channel for the Bar Screen Type Torrent Intake

Kojima Michihiko [Faculty of Agriculture, Meiji University]
Matsushima Yoshiaki [Hokkaido Regional Development Bureau]
Murata Hiroko [Chugoku-Shikoku Regional Agricultural Administration Office]
Akiyoshi Yasuhiro [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]

バースクリーン型渓流取水工の集水路諸元に関する実験的研究

小島 信彦 [明治大学農学部]
〇松島 義明 [北海道開発局]
村田 弘子  [中国四国農政局]
秋吉 康弘 [宮崎大学農学部]

バースクリーンの集水路断面の決定には、農水省の設計基準に記されているように、等流水深に速度水頭を加える方法が用いられている。本研究は、集水路長が長い場合には、設計基準による方法には適用の限界があることを明らかにし、さらに集水路勾配が小さい場合には、運動量方程式を使用したダムの側水路型余水吐の方法が有効であることを示したものである。

Keyword: 渓流取水工, 集水路, 側水路型余水吐
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