外水圧が作用する更生管の安全性検証 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.790-791 , 2015

発表番号 [8-09]

The Safety Verification of FRP Pipe affected by External Hydraulic Pressure

Hazama Masaya[Kurimoto Co.,LTD]・Mamiya Satoshi[Kurimoto Co.,LTD]・Mohri Yoshiyuki[Ibaraki University]・Ariyoshi Mitsuru[National Institute for Rural Engineering]・Yoshihara Masahiro[Sumitomo Osaka Cement Co.,LTD]

外水圧が作用する更生管の安全性検証

硲 昌也[(株)栗本鐵工所]・間宮 聡[(株)栗本鐵工所]・毛利 栄征[茨城大学]・有吉 充[農研機構]・吉原 正博[住友大阪セメント(株)]

老朽化トンネルおよび農業用パイプライン等の既設管内に新管を挿入して更生する場合、地下水が内挿管(更生管)に直接作用する場合がある。このため、更生管が外水圧により、内側に変形(座屈破壊)する事故が発生している。本報では、既設管の劣化が進行している更生管の外水圧に対する安全性を検討するため、更生管に外水圧が作用した際の拘束座屈試験を行った。

Keyword: 改修工法, 管路, 外水圧
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.734-735 , 2014

発表番号 [8-09]

Field test of using curved pipelines formed with polyethylene pipes to internal pressure with soil structure of backfill

Tokiyoshi Mitsuaki・Kudo Hideo・Hinobayashi Joji・Mohri Yoshiyuki・Ariyoshi Mitsuru
[High stiffness polyethylene pipes association・National institute for rural engineering]

中口径ポリエチレン管を用いた曲線管路の局所荷重負荷および内水圧負荷実験

時吉 充亮・工藤 秀穂・日野林 譲二・毛利 栄征・有吉 充
[高耐圧ポリエチレン管協会・農研機構]

農業用パイプラインは,屈曲点に曲管を配置し,スラストブロックで防護する方法が一般的である.しかしながら,スラストブロックは管路の構造的弱点となることがある.そのため,一体化した直管を曲げて敷設する曲線配管は,構造的弱点を回避する効果的な方法である.本報では中口径ポリエチレン管路の屈曲部(曲線配管中央部)にT[d1] -25相当以上の集中荷重を与えた状態で,内水圧を負荷した実験について報告する.

Keyword: ポリエチレン管, 曲線布設, 一体化管路
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [8-09]

A new method for removal of radioactive-contaminated topsoil in farm fields under soil freezing

WAKASUGI Kousuke [National Institute for Rural Engineering]
HARAGUCHI Noburo [National Institute for Rural Engineering]
OGURA Chikara [National Institute for Rural Engineering]

放射性物質に汚染された農地の凍結土壌における冬期の表土剥ぎ取り工法の開発

○若杉晃介 [農村工学研究所]
原口暢朗 [農村工学研究所]
小倉 力 [農村工学研究所]

放射性セシウムに汚染された農地土壌の除染は地表2、3cmの剥ぎ取りが有効とされている。しかし、冬期の福島県山間部は氷点下になり、凍土が10cm以上形成される。凍土は強度が強く、数センチの削り取りは困難なため、除染作業の停滞が懸念される。そこで、本研究では汚染土壌表層のみを事前に耕起し、多くの空隙を持つ土塊状態を作り出すことで凍土形成を部分的に制御し、厚い凍土条件下でも効率的な除染が可能な工法を開発した。

Keyword: 東日本大震災, 放射性物質汚染, 農地の除染
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [8-9]

Attempts of the development of soil decontamination methods using agricultural engineering at a paddy field in Iidate Village, Fukushima Prefecture

Masaru Mizoguchi [Group of Resurrection of Fukushima]

福島県飯舘村の水田における農業土木的な土壌除染法開発の試み

○溝口勝・岩瀬広・登尾浩助・田尾陽一 [ふくしま再生の会]

福島第一原発から放出された放射性セシウムは土壌表層5cm以内に大部分が蓄積されている。「ふくしま再生の会」では環境省や農水省の取り組みとは別に、平成23年6月から飯舘村農業委員会と一緒に様々な土壌除染法を現場で試験している。その一つとして凍土剥ぎ取り法がある。本発表では会が独自に実施した水田の現地調査や除染方法について述べると共に、研究者とボランティアの共同作業のあり方について議論したい。

Keyword: 土壌除染, 農村計画, 凍土
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.824-825 , 2010

発表番号 [8-09]

Consideration to Environment in Chikugogawa Karyusagan Agricultural Land Disaster Prevention Project

Kato Syuichi [Chikugogawa Karyusagan Agricultural Land Disaster Prevention Office]
Hino Hidenori [Chikugogawa Karyusagan Agricultural Land Disaster Prevention Office]
Shigaki Hitoshi [Chikugogawa Karyusagan Agricultural Land Disaster Prevention Office]

国営総合農地防災事業筑後川下流左岸地区における環境配慮

○加藤 修一 [九州農政局筑後川下流左岸農地防災事業所]
日野 英登 [九州農政局筑後川下流左岸農地防災事業所]
紫垣 等 [九州農政局筑後川下流左岸農地防災事業所]

国営総合農地防災事業筑後川下流左岸地区は、昭和50年代から前歴事業により整備された土水路構造のクリーク約70kmについて、法面の保護整備を行うものである。事業実施に当たり、水路内に絶滅危惧種のニッポンバラタナゴ等が確認されたため、これらの生息に配慮した水路整備を行うとともに、地区内全体の生物多様性保全と伝統的なクリーク文化の景観整備を含めた環境配慮のあり方について検討を進めている。

Keyword: 生物多様性, 順応的管理, エコロジカルネットワーク
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.740-741 , 2009

発表番号 [8-9]

Reproductive behavior of Japanese rice fish Oryzias Latipes in consolidated Paddy Fields aiming at ecological consideration

Sato Takanori [Graduate School of Agriculture,Iwate University]
Azuma Atsuki [Faculty of Agriculture,Iwate University]
Hirota Jun-ichi [Faculty of Agriculture,Iwate University]
Nagumo Jyou [Graduate School of Agriculture,Iwate University]
Kindaichi Ayano [Faculty of Agriculture,Iwate University]

生態系に配慮した圃場整備水田におけるメダカの繁殖

○佐藤 貴法 [岩手大学大学院農学研究科]
東 淳樹 [岩手大学農学部]
広田 純一 [岩手大学農学部]
南雲 穣 [岩手大学大学院農学研究科]
金田一 彩乃 [岩手大学農学部]

研究対象地である岩手県一関市川崎町門崎地区は、メダカが水田と水路を行き来し、本来の生活史を送っていることが確認されている希少な地区である。本地区の圃場整備はメダカの生息に配慮した生態系配慮型圃場整備が採択され、平成20年度小白・千妻地区と清水沖地区の整備が完了した。本研究は、圃場整備後の水田環境で繁殖が可能かを検証することにより、メダカに配慮した圃場整備の評価を行なうことを目的とする。

Keyword: メダカ, 繁殖, 生活史
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.762-763 , 2008

発表番号 [8-9]

Relationship Between DO and Vertical Diffusion Coefficient , Oxygen Consumption rate in the Western Interior Parts of Ariake Sea

ISHITANI Tetsuhiro [The United Graduate School of Agricultural Science,Kagoshima University]
SEGUCHI Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University ]
KORIYAMA Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University ]

有明海奥部西岸域における底層DOと鉛直拡散係数及び酸素消費率の関係

○石谷 哲寛 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学 農学部]
郡山 益実 [佐賀大学 農学部]

本研究では,2007年夏季に実施した現地観測により得たデータと,二層ボックスモデルを用いて,有明海奥部西岸域における,底層DO濃度に対する鉛直拡散係数及び酸素消費率の影響度について考察した.その結果,底層DO濃度及び貧酸素化時間と鉛直拡散係数及び底層の酸素消費率との関係性,また,底層DO濃度及び貧酸素化時間に及ぼす鉛直拡散係数及び底層の酸素消費率の影響度の概略が把握された.

Keyword: 有明海, 貧酸素水塊, 二層ボックスモデル
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.812-813 , 2006

発表番号 8-9

Risk Assessment of Failure of Farm Pond due to Downpour

Kobayashi Akira [Kyoto university]
Oka Takahito [Kyoto university]
Aoyama Shigeyasu [Kyoto university]
Inoue Keisuke [NIRE]

豪雨によるため池被害のリスク評価

○小林 晃 [京都大学]
岡 敬人 [京都大学]
青山 咸康 [京都大学]
井上 敬資 [(独)農業工学研究所]

ため池の補強工事の優先順位を決定する際に役立たせるため,破壊のリスクという指標で評価する手法を提案する.本研究では,農業工学研究所のため池防災データベースと,淡路島で平成16年にもたらされた台風23号によるため池被害のデータを用いて決壊確率や損失を統計的に予測する式を求め,その式からある特定の範囲内のため池の評価を行う

Keyword: ため池, 決壊, リスク
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.776-777 , 2005

発表番号 8- 9

Analysis of the Effects of Environmental Factors on the Growth of Wasabi Cultivated in Upland Field

shinjyo akira [Faculty of Bioresources,Mie Univ.]
kawai kazumiti [Faculty of Bioresources,Mie Univ.]
kosida yosuke [Faculty of Bioresources,Mie Univ.]

陸ワサビの生育に及ぼす環境要因の分析

○新庄 彬 [三重大学生物資源学部]
河合 和道 [三重大学生物資源学部]
腰田 洋祐 [三重大学生物資源学部]

標高50mの里山を陸(おか)ワサビの栽培試験地に選び、土壌環境や気象調査からワサビ生育に影響を及ぼす環境要因の分析を行った。過去4年間連続して夏場を乗り切るワサビ生存率は低かったが、平成16年度には80%強が乗り切った。その理由として牛糞と苦土石灰の限定投入による土壌の理化学性改善及び苗品種の交替が上げられる。しかしながら文献に示された生育に比べて本研究の生育は見劣った。この主原因は化学肥料の投入の有無にあると考えられた。

Keyword: ワサビの土壌環境, 土壌微生物, 農地環境
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.656-657 , 2004

発表番号 8- 9

Studies on Stream control in right-angle of steep slope in Open channel

Akiyoshi Yasuhiro [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
Sato Kazuaki [Graduate School of Agriculture, Miyazaki University]
Yamamura Yoshihiro [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
INAGAKI Hitone [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
NAKAZONO Takefumi [Faculty of Agriculture, Miyazaki University]

急勾配開水路での直角流水制御に関する研究

秋吉 康弘 [宮崎大学 農学部]
〇佐藤 和亮 [宮崎大学大学院 農学研究科]
山村 善洋 [宮崎大学 農学部]
稲垣 仁根 [宮崎大学 農学部]
中園 健文 [宮崎大学 農学部]

我が国の地形は,複雑な構造が多く急峻であり,地形に沿って水路を施工すると急傾斜地や屈曲する部分が多くなる.この屈曲する水路を開水路構造とするため,現在,65°まで研究,現地適用もされているらせん流水路について,90°に屈曲した場合のらせん流水路の開発を試みた.研究内容としては,急峻な地形に水路を施工する場合を想定し,縮尺1/20で水理実験模型を作製し,流水実験,解析を行った.

Keyword: らせん流, 急勾配, 開水路
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