発表番号 [S-2-6]
Changing the Soil Profiles of Paddy Field with Bamboo Powder Manure at Dogayama Town, Yokkaichi City, Mie Prefecture inTwo Years
Kaito Ogawa[yokkaichi university]・Ryota Yokoi[yokkaichi university]・Toyokazu Hirozumi[yokkaichi university]
竹粉資材を施与した三重県四日市市堂ヶ山町水田における2か年の土壌環境変化
小川 海都[四日市大学]・横井 亮太[四日市大学]・廣住 豊一[四日市大学]
急増する放棄竹林対策として,竹林間伐材を肥料として活用する取り組みが注目されている。本報では,竹林間伐材から製造された竹粉資材を施与している三重県四日市市堂ヶ山町の水田において,2017年から2019年にかけて土壌調査を行い,竹粉資材施与が土壌環境に与える影響について調べた。その結果,竹粉資材を施与した水田では,強熱減量・有効態リン酸・陽イオン交換容量・飽和透水係数にその影響がみられた。
Keyword: 土層改良 , 土壌改良, 土壌の物理化学性GET PDF=20/[S-2-6].pdf
発表番号 [S-2-1]
The use of ICT in order to discover and disseminate rural charm
Mizoguchi Masaru[Graduate school of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]・Ito Ryouei[Faculty of Bioresources, Mie University]
農村の魅力を発掘・発信するためのICTの活用
溝口 勝[東京大学大学院]・伊藤 良栄[三重大学]
少子高齢化が進行に伴い日本の農業農村が大きく変貌しようとしている。こうした中、農村を維持し、日本の農業を持続的に発展させるには、農村の魅力を発掘し、その魅力を都市住民に伝えるためのツールが必要である。本セッションでは、農村の情報インフラを利用して都市と農村をつなぐ方法やFacebook, LINE, Twitter等のSNSを活用して農業農村の魅力を発信する方法について議論する。
Keyword: 農村の魅力, 情報インフラ, SNSGET PDF=17/S-2-1.pdf
発表番号 [S-2-2]
Project of establishing new agricultural model at the Town of Yosano
Inoue Kimiaki[Town of Yosano]
与謝野町における新しい農業モデル確立プロジェクト
井上 公章[与謝野町]
与謝野町は京都府北部の丹後半島に位置し、コシヒカリが古くからその品質を評価されてきた稲作地帯である。おからを主原料とした有機質肥料「京の豆っこ」を製造して稲作に使用するなど自然循環農業に取り組んでいる。しかし若年層の減少が著しく、後継不足や近隣の天橋立への負荷といった課題を有している。町ではICTに着目し、『与謝野新しい農業モデル確立協議会』を平成25年度に立ち上げて産官学連携の取り組みを始めた。
Keyword: 環境保全, ICT, SOFIXGET PDF=17/S-2-2.pdf
発表番号 [S-2-3]
Strategy of information transmission using segmentation ? from a rural village to the whole of country
Okuda Hirohisa[Specified Nonprofit Corporation SARUSHIKA]
セグメント化による情報発信戦略〜農村から全国へ
奥田 裕久[特定非営利活動法人サルシカ]
三重県への移住促進などを目的とし、2008年にWebサイト「サルシカ」を開設した。「薪ストーブ」「秘密基地」などは、その際に策定した検索キーワードであり、セグメントである。セグメント化されたマニアックな発信と、メディアミックスによる情報拡散これがサルシカの情報発信戦略である。その結果、三重県観光協会が運営する「観光三重」よりも多く閲覧され、既に全国からの移住者が20名を超える成果をあげている。
Keyword: 農村振興, セグメント, 情報発信GET PDF=17/S-2-3.pdf
発表番号 [S-2-4]
Challenges of Taiwanese Government for vitalizing rural information transmission utilizing ICT
Onitsuka Kenichiro[Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University]・Chun-jung Wang
台湾政府によるICTを活用した農村情報発信の取組
鬼塚 健一郎[京都大学大学院]・王 忠融
定住人口や交流人口の確保に向けて、農村地域の魅力を伝える情報発信が重要な課題である。近年はICTの進歩・普及が著しく、いつでもどこでも簡易に情報発信や交流を行うことが可能となっている。同時に、情報が氾濫するなかで、農村地域の情報の一元的な集約や魅力的なコンテンツが必要とされる。本報告では、台湾政府による農村情報発信の取組を事例として、その内容や構成を整理し、我が国への示唆について考察を行う。
Keyword: IT, インターネット, GET PDF=17/S-2-4.pdf
発表番号 [S-2-5]
Development of an educational game to learn the role of rural areas−Adventure of Hachi and Dr. Ueno−
Sakurai Yasushi[Rural Development Bureau]・Ishioka Shoichi[Rural Development Bureau]・Akazawa Masazumi[Stazione LLC]・Mizoguchi Masaru[Graduate school of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
農山漁村地域の役割を学ぶ教育ゲームの開発−ハチと上野博士の冒険−
櫻井 靖士[農村振興局]・石岡 正一[農村振興局]・赤澤 正純[スタツィオーネLLC]・溝口 勝[東京大学大学院]
農村計画課農村政策推進室はこれまで農水省の各種表彰制度で表彰された優良事例団体を1つのWEBサイトに整理し、地域間同士の横の連携を推進する目的で「農山漁村ナビ」を公開した。このナビに多くの方を誘導するおまけとして、農業農村のインフラ施設を忠犬ハチと上野博士が冒険するPCゲーム「農山漁村を行く!」を開発した。このゲームが農山漁村の魅力を都市住民に伝えるためのツールになることを期待する。
Keyword: 農山漁村地域, 農業農村教育, ゲームGET PDF=17/S-2-5.pdf