水田流出過程を考慮したSWATモデルの改良 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.144-145 , 2015

発表番号 [S18-1]

Improvement of SWAT model based on discharge process in paddy fields

Tsuchiya Ryota[Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]・Kato Tasuku[Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]

水田流出過程を考慮したSWATモデルの改良

土屋 遼太[東京農工大学大学院農学府]・加藤 亮[東京農工大学農学研究院]

アジア・モンスーン地域で特徴的な土地利用である水田における流出プロセスを考慮し、SWATモデルを次の3点について改良した。第一に、水田での湛水状態を表現するために新たな水質・水文サブモデルを構築した。第二に、乾燥地を想定したSWATの浸透モデルに改良を加え、水田における土壌の飽和状態を再現できるようにした。第三に、SWATの営農モデルを改良し、水田における水位管理や代掻きを表現できるようにした。

Keyword: 水田, 水質水文モデル, 長期流出
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