西日本豪雨災害からの創造的復興に向けた柑橘園地の再編復旧 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.747-748 , 2023

発表番号 [T-10-1]

Reorganization and Redevelopment of Citrus Orchards from Rain Disaster in 2018

Ootsuka Noriyuki[Nanyo RegionalOffice Firmland Development Division]

西日本豪雨災害からの創造的復興に向けた柑橘園地の再編復旧

○大塚 紀幸[愛媛県南予地方局]

平成30年7月の西日本豪雨災害により、愛媛県は甚大な被害を受け、県南部の柑橘産地は存続に影響を及ぼしかねない深刻な状況となった。県では、被災園地の復旧に加え、周辺の未被災園地を取り込み、作業効率が良く、災害にも強い園地へ再編し、さらに新技術・新品種の導入により高収益園地への復興を図る「再編復旧」を県下4地区で進めている。本稿では、令和2年度から「再編復旧」に事業着手した玉津地区の取組みを紹介する。

Keyword: 圃場整備,畑地灌漑,気象災害, ,
GET PDF=23/T-10-1.pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.623-624 , 2022

発表番号 [T-10-1]

Process-based soil erosion model: implementation and further development in Japan

○Taku Nishimura[Graduate School Agricultural and life Sciences, The University of Tokyo]・Kazutoshi Osawa[School of Agriculture, Utsunomiya University]

プロセス型水食モデルの日本への適用とその展開

○西村 拓[東京大学大学院]・大澤 和敏[宇都宮大学]

従来使われて来た年間土壌流亡モデル(USLE)は統計モデルであり,今後,ゲリラ豪雨など時間,日の単位の降雨特性が変化する場合,適切な予測ができない可能性が高い.そこで,企画提案者らは,降雨等を日単位で扱うことができるプロセスモデルを用いた土壌侵食予測の日本への適用性について検討してきた.本セッションでは,日本への適用について可能になってきたこと,普及への課題について議論をしたいと考える.

Keyword: 水食,予測モデル,気候変動,プロセスモデル, ,
GET PDF=22/[T-10-1].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.684-685 , 2021

発表番号 [T-10-1]

Habitat modelling using high-resolution hydraulic measurements and machine learning

FUKUDA Shinji[Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]

高解像度水理計測と機械学習を活用した生息場モデルの構築

○福田 信二[東京農工大学]

流水環境の時間的・空間的なダイナミクスとそれに対する生物の応答行動の解明は,生態水理学分野での中心的課題であり,近年の計測技術の発展により,今後の新展開が期待できる研究課題である.本報では,超音波多層流向流速計(ADCP)等によって得られた空間的に連続な物理環境データを使用し,生息環境の多様度を評価するとともに,そこに生息する魚類の空間分布を機械学習で予測した結果について報告する.

Keyword: 農業水路、魚類相, 生態水理、多様度, データ駆動解析
GET PDF=21/[T-10-1].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.805-806 , 2020

発表番号 [T-10-1]

Hillside canals improvement project utilizing GIAHS certification and enlightenment activities

Shinichi Takeshita[Facultiy of agriculture, University of Miyazaki]・Yusuke YAGUCHI[Agriculture and Fisheries Department, Miyazaki prefecture]

世界農業遺産認定を活用した山腹用水路整備事業と啓発活動について

竹下 伸一[宮崎大学]・谷口 裕亮[宮崎県]

2015年に世界農業遺産に認定された宮崎県の高千穂郷・椎葉山地域では,これまで費用対効果条件を満足できず事業着手が難しかった山腹用水路の整備事業を実施した.山腹用水路を整備することは地域環境の保全に寄与する効果があるとした独自の効果を設定し,地域住民を対象にその支払意思額を調査し,その効果を計上して行ったものでこれについて紹介する.また用水路に関する様々な啓発活動を地域作りの一例として示す.

Keyword: 高千穂郷椎葉山, 山腹用水路, CVM
GET PDF=20/[T-10-1].pdf



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.86-87 , 2019

発表番号 [T-10-1]

Analysis on the state of agricultural channel in Japan

Takeo Onishi[Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University]

日本における水路資源の保全状況の分析

大西 健夫[岐阜大学]

日本の農業用用水路の総延長は基幹的な水路のみで約4万kmに及ぶが,老朽化,過疎高齢化,地域資源利用度の低下などにより,管理不全に陥っている地域も多い.効果的な利活用法および管理法を見出すためには,地域性のある水路に関する基本的な情報を系統的に整理することによる現状把握が必要不可欠である.そこで本研究では日本全体を対象として,農林業センサスデータにもとづいて水路保全に関する現状を分析した.

Keyword: 水路保全, 中山間地域, 農林業センサス
GET PDF=19/T-10-1.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)