気候変動を踏まえた湛水防除事業の計画策定手法の検討について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.781-782 , 2023

発表番号 [T-14-2]

Study of planning method in agricultural drainage project on climate change

Takigawa Takuya[Rural Development Bureau Rural Infrastructure Department Design Division]・ Watanabe Yasuhiro[Rural Development Bureau Rural Infrastructure Department Design Division]・Tsuruda Shinya[Rural Development Bureau Rural Infrastructure Department Design Division]・Yuasa Kazuhiro[Rural Development Bureau Rural Infrastructure Department Design Division]・Hotta Naoyuki[Rural Development Bureau Rural Infrastructure Department Design Division]

気候変動を踏まえた湛水防除事業の計画策定手法の検討について

瀧川 拓哉[農村振興局]・渡邉 泰浩[農村振興局]・○鶴田 晋也[農村振興局]・湯浅 和広[農村振興局]・堀田 直之[農村振興局]

本セッションでは,気候変動に伴う豪雨特性の変化について最新の研究知見を概観するとともに,将来の降雨強度の変化を踏まえた排水機場の設計方法の変更について紹介する.さらに,水稲生産に対する気候変動の負の影響を回避するための適応策が,水資源との間に働くトレードオフ・シナジー関係を分析する.これらの講演を踏まえ,農業農村整備における長期的な気候変動への適応戦略(インフラ整備,制度的改革)について議論する.

Keyword: 計画手法,排水施設,水文統計, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.661-662 , 2022

発表番号 [T-14-2]

Present conditions and problems of telecommunication network construction to spread IoT in rural areas

○Hiroshi Nagai[farmo Co.,Ltd.]

農業農村地域にIoTを普及させる通信網構築の実態と課題

○永井 洋志[(株)farmo]

農業の超省力化や品質向上を可能とするIoTを活用したスマート農業に期待が高まっており、これらを普及させるためには全国へのIoT通信網の整備が必要となっている。実際にこの通信網の整備を進め、急速にスマート農業を普及拡大させている事例をもとに、整備を進めていく上での実態と課題について紹介し、「経済的な力学」の応用という視点から、今後の国や地域、農業者、企業の関わり方について提案する。

Keyword: IT,水田灌漑,農村振興, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.720-721 , 2021

発表番号 [T-14-2]

Potassium fertilization as an inhibitor of radiocesium absorption and future issues

NIHEI Naoto[Fukushima University]

放射性セシウム吸収抑制としてのカリ施肥と今後の課題

○二瓶 直登[福島大学]

土壌の交換性カリ濃度が低いと農作物の放射性セシウム濃度が高くなるため、放射性セシウム抑制対策として慣行施肥に加え上乗せしたカリ施肥が行われた。徹底したカリ上乗せ施肥により、放射性セシウムの基準値を超える農産物はほとんど検出されていないが、事故後10年が経ちカリ上乗せ施肥を実施しない(カリ卒した)市町村も多い。本発表ではカリ卒後の栽培上の懸念点、作物別の課題などを紹介する。

Keyword: カリウム施肥, 放射性セシウム, カリ卒
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.703-704 , 2020

発表番号 [RT-14-2]

Long-term Recovery Process of Villagers’ Livelihoods after the 2004 Tsunami

Fumikazu Ubukata[Okayama University]・Napaporn Phankamolsil[Kasetsart University]・Hirotaka Matsuda[Tokyo University of Agriculture]・Takashi Kume[Ehime University]・Tadao Yamamoto[Hokkaido University]

2004年インド洋大津波後の住民生活の長期復興過程:タイ・パンガー県の事例

生方 史数[岡山大学]・ナパポーン・パンカモルシル[カセサート大学]・松田 浩敬[東京農業大学]・久米 崇[愛媛大学]・山本 忠男[北海道大学]

本研究では、タイ南部のパンガー県沿海部に居住する住民が、2004年インド洋大津波で被災した後にどのように生活を復興してきたのかを検討した。その結果、被災者の生活が全般的には復興してきたこと、復興のパターンが被災者の居住するコミュニティでおこった出来事に大きく依存すること、個人的な差異は復興パターンより復興の速度や程度に影響することが明らかになった。

Keyword: レジリエンス, ,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.114-115 , 2019

発表番号 [T-14-2]

Modeling of water and heat flow in mulched soil under rain-fed soybean cultivation

Mohammad Abdul Kader[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Kimihito Nakamura[Graduate School of Agriculture, Kyoto University]・Masateru Senge[Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University]

天水条件下のマルチ被覆ダイズ栽培土壌中の水・熱移動解析

カデル モハマド アブドゥル[京都大学大学院]・中村 公人[京都大学大学院]・千家 正照[岐阜大学]

藁と孔あきビニ−ルの2種のマルチの設置が,天水下のダイズ栽培圃場の土壌水分・温度に及ぼす影響を評価するために水分・熱移動解析を行った.藁マルチ圃場にはHYDRUS-1D,ビニ−ルマルチ圃場には同2Dを用いた.それぞれマルチなしの計算も行った.計算は体積含水率と土壌温度をよく再現し,藁マルチの浸入量増加と蒸発量抑制の効果,孔あきマルチの浸入量,蒸発量,下方損失量の抑制効果を定量的に示すことができた.

Keyword: straw mulch, plastic mulch, HYDRUS modeling
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