30年後の農村の姿:地域の現状整理とパンデミックをふまえて (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.730-731 , 2021

発表番号 [T-15-1]

The Rural in Another 30 Years: Based on Existing State and Pandemic

Masayuki NITTA[Faculty of Science and Engineering, Toyo University]

30年後の農村の姿:地域の現状整理とパンデミックをふまえて

○新田 将之[東洋大学理工学部]

新型コロナウイルス感染症パンデミックという新たな脅威の発生により,農村が抱える課題は一層深刻なものとなった.本稿では,筆者が調査を通して関わってきた地域の現状を農村計画的観点から俯瞰し,またIPBESの報告書に基づきパンデミックの要因と対策を整理した.これらを足掛かりに,30年後の農村の特徴として,(1)「集まり」の多様化,(2)精緻で柔軟な土地利用管理,(3)多面的機能の総合的評価に基づく計画づくりの3点を提示した.

Keyword: 30年後、農村, パンデミック、計画, IPBES
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.709-710 , 2020

発表番号 [RT-15-1]

Introduction of case study for utilization of “Shochu” liquor wastes for feeding materials of livestock at Central Satsuma Cooperative Association

Masahiro Yamamoto[Biogenkoji Reserch Institute]

薩摩中央飼料協同組合における焼酎廃液の飼料化実例紹介

山元 正博[(株)源麹研究所]

鹿児島,宮崎両県で有名な芋焼酎は,製造にあたり焼酎1Lあたり2Lの焼酎廃液が排出される.昭和40年代まではこれは酪農用の飼料として有効活用されていたが,焼酎ブームによる業界の発展とともに廃液の排出量も膨大となり,また給餌した牛乳が焼酎臭いという問題が発生した.薩摩中央飼料協同組合では,黒麹菌を利用してこれを飼料化して再利用するための技術開発を行ってきた.ここでは当該事例の紹介を行う.

Keyword: 物質循環, 環境保全,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.118-119 , 2019

発表番号 [T-15-1]

Musashi eastern lowland water-channel system‐the legacy of the greater Edo city plan-

FUJIWARA Tomoko[NPO Forum Aquarium(Water Forum)]

江戸のまちづくり計画が遺した武蔵東部低地の水ネットワーク

藤原 悌子[水のフォルム]

江戸のまちづくりは,城と城下を並行して外縁から後背地,全国まで視野に入れた総合計画に基づき進められた。お陰で強靭な江戸を築くことができ,その基盤は東京に引継がれている。そこで整備された利根川と江戸を結ぶ「葛西用水・見沼代用水」も,埼玉の水田のみならず周囲を潤す貴重な水みちとして遺されている。しかし今,その維持管理が脆弱になり,都市と農村の連携が模索されている。江戸初期のまちと村の総合開発を追った。

Keyword: 江戸のまちづくり、水路網, 利根川東遷、荒川西遷, 葛西用水
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