土壌圏の科学04
土壌保全と熱・物質移動 (2004.11.30) 受講者 131名
地球規模の土壌物理学 (2004.12.14) 受講者 128名
講義の感想(その3):
他の感想を読んで、さらに、追加の感想があれば、BLOGのページを利用してお送りください。
- 先生こんばんは。明日から大学の講義が再開だなあ、と思って久しぶりに授業の事を振り返ってみて、はたと気づきました。・・・あ、先生の授業の感想送ってない!しかも締め切りが今日ではありませんか!と、いうわけで、駆け込み提出された感想文ですが、どうぞお許しください。
先生の講義は、授業というより、シンポジウムのような印象を受けました。聴衆を引き込むのが大変上手ですね。‘Mizoちゃん’で始まり、‘1に体力2に食欲、3,4がなくて、5にジョーク’にて締める。合間に冗談や質問タイムを設けたり、聞いていて歯切れの良い、楽しい授業でした。
そんな授業の中で最も心に止まった一言は、やはり締めの‘・・・5にジョーク’、あれです。いい言葉ですね。ちょっと聞くと冗談のようなのに、しっかり中身が詰まっていて、いいですね。人間、まずは元気じゃないと話になりませんもんね。そして、人間というからには、人と交わらないと面白くないですよね。研究者といえど、自分の研究の事ばかり考えていたら、ただのマニアックなおっさんで終わってしまう気がします。私は、地球環境問題という大きな問題を将来扱っていきたいと思っているのですが、それは絶対一人で扱えるような代物ではなく、人と交わり、協力していかなければなりません。そんな当たり前の事を思い出すことが出来ました。ありがとうございます。
【Tue, 11 Jan 2005 00:03:56】
- 2回の講義を受けて一番印象に残ったのは、環境対策へのアプローチの仕方が3種類に分類できるということです。一見なんでもないようなことですけれども、僕の中には深い教訓を残しました。今までの自分は明らかに欲求駆動型、いわゆる企業型スタイルでした。つねに好奇心駆動型にならないといけないな、と自覚してはいましたが。ただ、シナリオから物事を考えていくというのは、僕の中では新しい発見でした。
環境問題に関して僕が抱いている考えは、未来起こる事象を予知できる技術をさらに磨くことです。ニュートンに載っていましたが、現在では台風を上陸させる前に消してしまう(雨を先に降らしてしまう)ことも考案されているのだそうです。僕が一番期待しているのは、地球温暖化の原因といわれている二酸化炭素(メタンガスもだが)取り除くために人工のクロロフィルが一刻も早く低コストで作ること、太陽光エネルギーよりも変換効率のよい物質を発見することだと思う。(ホタルイカの冷光はエネルギー効率が90%だと聞いたことがある)
【Tue, 11 Jan 2005 01:14:44】
- 溝口先生、お誕生日おめでとうございます〜〜゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜
ハッピー┌|*゜ロ゜|人|゜ロ゜*|┐ばぁすでい!!
わたしはめでたく成人式です。これから行ってまいります。
しょうじき私は土壌にはさして興味がありませんが、溝口先生が面白い方でいらっしゃるのと、環境問題に関する講義であったおかげで、楽しんで聞くことが
できました。シベリアに遠征して研究をするのは、大自然に囲まれて行うものだから気持ちいいのかな、と思っていましたが、大変そうですね。
溝口先生の講義で学んだことは、溝ちゃんという可愛らしいキャラクターがいるということと、実際に現地にいって確かめることが大事であるということ、実験
は楽しむものであるということです。特に、科学者に何が必要か?ということに対して、「いつのときもユーモアを忘れない心だ」とおっしゃったのが、実際に
現地調査にたずさわる人間の体験として、胸に残りました。
【Tue, 11 Jan 2005 01:50:18】
- 私は農学部に進学したものの、これから理系の研究者として人生を送る事が自分にとって最善なのかいまだに迷っています。私は一つの事に興味を持ちつづける事が出来ず広く浅く勉強するのが好きなのです。私にその能力があれば立花隆のように人間が作り出した知の全体像をまとめるような仕事がしたいです。
そんな私ですが、先生のユーモアあふれる授業を聞き、土、研究、そして地球への並々ならぬ愛情を感じ、もし私が興味を持ちつづけられるテーマに出会い研究者の道に進むのなら溝口先生のような研究者になりたいと思いました。
授業の内容としては”傾斜畑地の難透水性層が土壌水分移動に与える影響”のお話を聞けたことが良かったです。難透水性土壌が侵食の原因だと予測し実証したのは、今大学で学ぼうとしている事が実際社会でどのように応用されるのか実感されて興味深かったです。
【Tue, 11 Jan 2005 04:49:43】
- 11/30の授業ですが、まず先生の人柄がとても印象的でした。地温の変化について詳しく教えていただきましたが、地温変化には周期があり、深い所は、地表が雪に覆われてもそれほど変化がないということが面白かったです。一年と一日の変化の様子が似ていることが特に興味深かったです。計測することは大変そうですが、問題土壌では、必要なことなのだと改めてわかりました。
【Tue, 11 Jan 2005 16:24:45】
- 先生の講義は、はじめにおっしゃられた「フィールド科学の重要性、研究の楽しさ、農学は総合科学技術」という伝えたいことが、とてもわかりやすく伝わってきました。
その3つのテーマについて、それぞれ感じたことを書いてみたいと思います。
1つ目の「フィールド科学の重要性」については、理論の結果とフィールドワークの結果が食い違っているということはよく聞きますが、スライドをみてあらためてやっぱりそうなんだと思いました。また、トレーサーの実験が印象的でした。さらに、現地でのコミュニケーションの重要さについても、フィールドワークに限らず、研究者として重要だと思いました。
2つ目の「研究の楽しさ」については、何度かいろいろな先生の研究室にお伺いしたことがあるのですが、自分の研究について話し手おられる時が皆さん楽しそうで、溝口先生も同じで、研究をしていて楽しいということが伝わってきました。
3つ目の「農学は総合科学技術」については、これはもうどの講義を受けていてもそう思います。いろいろな分野の知識が、必要だし、その知識をまとめ、使いこなせる必要がある、と先生の講義や他の先生の講義を通じてこのごろよく思うようになってきました。
また、先生の授業はなんといっても雑談が面白かったです。大学の講義は、雑談の中にも授業と同じように役に立つことが含まれていて、しかも専門に関係なくても覚えておくといいことがあるというようなこと、昔誰かに聞いたようなことがあります。(確かこんな感じでした。正確には覚えてません。)本当に先生の雑談は面白く、土もいいかなと思わせるようなものでした。
追伸:締切おくれてすみませんでした。今日の授業中に気がつきました。また長くてすみません。
【Tue, 11 Jan 2005 22:38:28】
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Update by mizo (2003.11.4)