教科書 p.7-16
場所:東京大学附属多摩農場 本館前
(地図)
日時:1999年11月18日 1時
東京大学附属多摩農場にて、土壌断面調査と土壌サンプリングを行う。サンプリングした試料は、その後の以下の実験にて使用する。
各班で一つずつ観測孔(ピット)を掘り、教科書にしたがって土壌断面調査と土壌サンプリングを行う。
2個の孔を掘るための道具リスト
準備物 | 数量 | 主な用途、備考 |
スコップ | 6本 | 孔を掘る |
移植ごて | 4個 | 試料採取の際に土を削る |
100cc 定積サンプラー | 24個 | 乾燥密度測定用試料を採取する |
シンウォールサンプラー | 20個 | 透水係数測定用試料を採取する、グリスを塗る |
丸いビニル | 20個 | シンウォールサンプラー内の土の上に敷く |
ビニール袋 | 10枚 | 撹乱試料を採取する |
採土器 | 2個 | 土が硬いときに、シンウォールサンプラーを押し込む |
木槌 | 2個 | 土が硬いときに、サンプラーを押し込む |
2cm 厚くらいの木板 | 2個 | 同上 |
カッター | 4個 | サンプラー上下の土を整形する |
包丁 | 4個 | 試料採取 |
検土杖 | 1個 | 掘る前に土層を調べる |
山中式硬度計 | 2個 | 硬度を測定する |
カメラ | 1個 | 断面の写真その他の記録 |
記録用紙 | 2セット | 測定値を記録する |
野帳 | 3冊 | 記録する |
土壌断面調査表 | 5枚 | 土壌断面図を記録する |
画板 | 2個 | 断面調査表の台にする |
筆記用具 | 若干 | 記録する |
巻尺 | 2個 | ピットの位置を測量して記録する |
スケール | 2個 | 表面からの深さを測定する |
スケール台 | 2個 | スケールを支える |
ひも | 1巻 | 撹乱試料を入れる袋をしばる |
ビニールテープ | 6個 | サンプラーの蓋を閉める |
はさみ | 4個 | ビニルテープを切る |
ガムテープ | 2個 | 梱包する |
油性ペン | 6個 | サンプラーにサンプルの深さ等を記録する |
軍手 | 20個 | 手を守る |
ぼろ布 | 若干 | 包丁等を拭く |
長靴 | 人数分 | 圃場に入る時に履く |
かっぱ | 人数分 | 雨対策 |
工具箱 | 1セット | 緊急時のため |
救急箱 | 1セット | 緊急時のため |
土壌断面調査法は、教科書に準ずる。ただし、p.12 の「断面の記録と撮影」(2)測定項目に関しては、以下の項目のみとする。
100cc 定積サンプラーにて採取する。深さ 5〜10 cm, 25〜30cm, 45〜50cm から、それぞれ3つずつ、合計9個。
下の写真は、試料採取に用いる器具である。この道具に、さらに油性ペンが加わる。
シンウォールサンプラーにて採取する。深さ 0〜10 cm, 20〜30cm, 40〜50cm から、それぞれ3つずつ、合計9個。
下の写真が、シンウォールサンプラーである。
ビニール袋に 100g 以上採取する。サンプリングする深さは、班ごとに変え、現場にて指示する。
1999年10月26日に環境地水学研究室が行った多摩農場におけるサンプリング現場の写真を何枚か紹介する。
土が硬いので、サンプラーを土に押し込むために体重をかけています。
今回の写真を、見ることができる。